なり響く自転車のベル
ほんの数日前から
始まったこの日常が
気がつけばなくて
気がつけば君はいなくて
抜け殻の生活が続いてた

帰ってこないよ。
と隣の奴は笑う
何を根拠に言ってるのか
わからないけど
私は信じない
だって1人になんて
されたくないよ


君は何処
あんなに輝いてた日々
灰色に霞みはじめた。
君は何処
1人じゃ寂しいんだよ
笑い声が聞きたいんだよ


「現実逃避してんじゃねぇ」
じゃあどうしろって言うの
帰ってこないって諦める
それじゃ意味ないんだよ

ねぇ君は何処に
また笑って帰り道歩こうよ
ねぇ君は何処に
この部屋で語り明かそうよ
ねぇ君は…