ケンシロウ、レイ、トキ、ラオウ…名作「北斗の拳」好きな登場人物は?
漫画「北斗の拳」といえば、原作・武論尊、作画・原哲夫のタッグで生み出され、アニメも大ヒットした名作だ..........≪続きを読む≫
カッコイイなと思うのはやはりラオウでしょうかね。
覇業のためにさまざまな悪行をしますが、それも結果として平和のためだったわけですし。
小さい頃は「なんて悪いやつだ!」と思ってましたが、この歳になっていろいろなことが理解出来て、彼の本心が分かるようになってくると「なかなか出来ないことだ」と思うですよ。
いろいろな登場人物がいますが、最終的なところ兄弟愛に尽きると思うわけです。
最期に相手を認める器の大きさが欲しいものです。(汗)
北斗以外で好きな登場人物は南斗白鷺拳のシュウ(仁星)でしょうか。
今の日本人にはない人としての美意識のようなものが見え隠れします。
ここでいう人としての美意識とは何か?と言いますと自己犠牲心です。
大抵は自分の命が惜しいと思うのが普通なのですが、そこがちょっと違う。
自己犠牲心=愛と捉えるのもありでしょう。
宗教じみた話しになりますが、全人類の罪を身代わりに受けるために十字架にはりつけになったキリストなどを見ると分かると思います。
シュウもまた、年端もいかないケンシロウの命を救うために、自らの視力を絶ったエピソードがあります。
なかなか人の出来ることじゃないですが、出来ることならそういう生き方も憧れたりします。
あくまで漫画の話しなのですが、小さい頃見たのと今いい歳になって見るのとでは感じ方がかなり違って面白いもんです。