一週間ぶりの風呂(行水) | 兄者新聞 とりとめのない毎日とありふれた日常

兄者新聞 とりとめのない毎日とありふれた日常

とりとめのない毎日とありふれた日常を記事にしていきます。
不定期更新、長期放置あり。

我が家のお風呂は夜間電力を使っての給湯器で作ったお湯でつくるお風呂です。
停電は復旧していますが水道はまだ先になりそう。
トイレや洗い物には井戸水を使っています。
地震の影響だろうけど井戸水はちょっと濁っている。
飲み水には使えないですね。

水道が止まっているのでずっとお風呂に入れずにいました。
今日から市営の施設でお風呂が再開されるという情報でした。
焼却施設の余熱を利用した保養施設です。
行ってみようと思いましたが、ガソリンがない。
と思っていたら、おじいちゃんがクルマを出してくれることに。
ですが、恐らく今日から再開ということなのでかなりの混雑が予想されます。
結局、家族は千葉県側の同じような施設に行くことに。
自分はお留守番。
で、水風呂に挑戦です。
今頃家族はみんな暖まってるかな・・・?

汲み置きしておいた井戸水は冷水になってました。
いやぁ、冷たいですね。
近くにラジオを置き、ぐらぐらとくる余震のもとでお風呂。
いや、水なので頭洗って伸びきったヒゲを落として、冷え切ったお水を滝修行に挑む修験者のごとく気合を入れてかぶる。

かなり気合入ります。

あ、ちゃんと胸周りには事前に水やって危険は回避。

(こうやっている間にも余震ですよ・・・なんとかならんかな)

知り合いの埼玉の大将もやっているといっていた水風呂。
挑戦してみました。
最初は正直いって後悔しました><
が、終わってからタオルでゴシゴシしていると、ほかほかしてきます。
なるほど・・・あったかいような気がする。
万人にオススメできることではないのは確かですけど^^;

いろいろなことを考えながら「つめてー」とやってました。
でも、こんな荒行に似たようなこともできずにいる被災地の方が大勢いる。
それに比べればなんでもないなと思った。
一番気になったのは、この状態で余震とかで家が倒壊したときのことだ。
そう考えると、おちおちお風呂にも入れないかなとか余計なことまで考えましたね。

こんないろいろなことを考えながら、もしかしたら自分の中に少しでも余裕が出来ているのかな?とも思いました。

ラジオやテレビから流れてくる地震警報にも、慣れてはいけないんだろうけど正直慣れてきている自分がいる。
本当はまずいことなんだろうけど。

昨日のちょっと大きめな地震も、あのときの地震に比べると比べものにならないほど小さく感じた。
なんだかいろいろな危険なものに対する意識がもしかしたら麻痺してきているのかも?と怖くなる。

あいかわらず余震が続く。
スマトラ沖の地震のことを思い出す。
確か本震と呼ばれる地震発生から数か月あとに大きな地震があったように思える。
余震を侮るなかれですね。

被害者がまだどんどん増えていますね。
ご冥福をお祈りします。
それと合わせて、今避難場所でも命が奪われていく事態に陥っています。
こちらも心配です。

いろいろなことを我慢して、節約すると、日本経済が回らなくなるからやめたほうがいいという方もいますね。
その意見も確かに当たっているところもありますが、そうじゃないと回らなくなるような経済なら、今までの日本経済はあまりに無駄とロスが多い経済だったのではないかと思ったりします。
飽食のあまり、輸入してまで食べ残し捨ててきた。
表向きはエコロジーとかロハスだとか言っていたのに、それを金儲けの手段として浪費と廃棄をつづけてきた経済。

今、この国が一丸となって支えあわなければならないときに、もしそんな見せかけの経済を回し続けなければならないのか疑問も残ります。
それでも、そんな経済を回さなければならないと思う方は、ぜひ買占めを行い市場から商品をなくして価格をあげてください。そして利益を得て経済を回してみてはいかがかと思います。

あ、、、なるほど。
だから、うちの店頭で在庫がたまたまないだけで「隠している」とかいろいろいう人がいるんですね・・・。
わかりました、ありがとうございました。