行きつけの整備工場へコペンを持ち込みました。

とっくに工場は終わっている時間ですが、そんなの関係ありません。
静まりかえった点検場にコペン搬入。
今の専属メカニックは二代目。
以前はダートラ界ではちょっと名の知れた方が専属でやってくれていましたが、転職されてしまったため後輩メカニックにその座を継承。
いろいろと面倒なことでも融通を効かせてやってくれるので有り難いです。
バックタービン音ってなんですか?
今の若い人にはあまり馴染みがない言葉なのかもしれませんな。。。
バックタービン音がするようになったんだよ、と伝えてもこんな感じです。
まぁ、チューニング畑の人間ではないので仕方ないところです。
「どんな音か」「音がなる仕組み」などをレクチャーして作業にかかります。
今回いじった箇所を総点検します。
もうかなり細かいところまでチェックします。
といっても、どこの部品を交換したから、どこのパーツを取り外して、どこのボルト・ねじを外してなどなど。現場監督は厳しいのです。
ひと通り手を入れた箇所の再点検と、配管類の接続状態を確認しました。
配管の抜けや破損は見当たりません。
オイルキャッチタンクをフロントに移設したわけですが(画像で水色のパイピングがあるところがソレ)このパイプのIN/OUTを確認したところ
ちょっと待て。逆じゃねーかw
まぁ、IN/OUTが逆であっても構造的にそんなエライ仕事をしているわけではないパーツですので「これが原因」と確定するのは難しいのですが・・・。
IN側とOUT側の違いといえば、容器内の出っ張りの違いくらいなもので。
でも、もしかしたら急激に排出されたブローバイが逆流して・・・という仮説もアリですかね?
なかなか考えにくいことですが、100%有り得ないことでもなさそうですしw
パイピングの逆接直しが一苦労でしたよまったく。
タンクの取り付け場所がエアクリーナーの下付近になっているのです。
つまりは、コペンメンテの基本である「バンパー外し」の作業が必要になってしまうのです。
ですが、とっくに夜です。そんな面倒なことをしていられませんので、バンパー外しを回避して作業できないか?をコンセプトに作業開始。
結果としては「出来ました」。
そのかわり、かなり大変な作業となりましたがw
フロントグリルを外して、エアクリーナーの前側を外して、バンパーを少し緩めてガタをつくり、なんとか手が入るスペースを確保。
手が入っても工具がなかなか入らなかったりしましたが、なんとか作業を終了させて帰りました。
今のところバックタービン音の発生はしておりません。
ですが、こんなことが原因だったとは思えませんしね・・・。
目に見える箇所は異常なしです。
これでOKなのかもしれませんが、もしかするとどこかに悪魔が忍び込んでいる可能性も捨て切れません。
もう少し様子を見る必要があります。
精神衛生上あまりよろしくないですw
アクセルを踏む力も半減中です。
燃費にはいいかも?
ちなみにこの専属くんですが車検の検査員に合格したそうで・・・。
おかげで私のコペンは、もう少し過激ないろいろをしても車検通りそうですw