日本人の日本人による日本人の「笑顔」と「健康」ためのブログはじめました(^^)
皆さん、宜しくお願いいたしますm(_ _)m
第1回目の内容は・・・
日本人の心~「いただきます」「もったいない」「ごちそうさま」と言う3つの言葉に見る和食の本質(和食の形)について・・・
◇世界が注目する「NIPPONN」
2020年に東京オリンピック開催が決まり、世界ではひそかに
「NIPPONN」ブームが・・・
2013年、「富士山」と「和食」が立て続けにユネスコの
世界文化遺産に登録されました。
そして翌2014年11月には「和紙」が世界文化遺産に
登録され日本の文化は世界から高い評価を受けています。
日本の包丁は世界の料理人から評価されていると聞きます。
また、日本の出汁を学びにフレンチのシェフが来日して勉強会に
参加しているという情報もあります。
今、世界が日本を注目しています。
ところが・・・
今から約40年前になる1977年、アメリカ上院栄養問題特別委員会
レポート、いわゆる『マクガバンレポート』では心臓病をはじめとした
生活習慣病の原因と対策をアメリカが国家的に調査した5,000ページ
にも及ぶレポートが発表されました。
このレポートには理想的な食事スタイルの1つとして
伝統的な日本食のスタイルが健康的な食事であると
評価しています。
既に約40年も前に和食は世界から評価されている事実を
日本人の多くは知らないことでしょう・・・
私自身、長い間知らずに生きてきました。
日本人として世界が認める『和食』がどの様な「食」なのか?
日本で「食」に携わる者としてそれが知りたいと思い、
ず~っと追い求めてきました。それが世界文化遺産に登録された
「和食」の4つの特徴を紐解くことで見えてきました。
◇世界文化遺産に登録された「和食」の4つの特徴とは・・・
(1)多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重
日本の国土は南北に長く、海、山、里と表情豊かな自然が広がって
いるため、各地で地域に根差した多様な食材が用いられています。
また、素材の味わいを活かす調理技術・調理道具が発達しています。
(2)栄養バランスに優れた健康的な食生活
一汁三菜を基本とする日本の食事スタイルは理想的な栄養バランス
と言われています。
また、「うま味」を上手に使うことによって動物性油脂の少ない
食生活を実現しており、日本人の長寿や肥満防止に役立っています。
(3)自然の美しさや季節の移ろいの表現
食事の場で、自然の美しさや四季の移ろいを表現することも特徴の
ひとつです。季節の花や葉などで料理を飾りつけたり、季節に合った
調度品や器を利用したりして、季節感を楽しみます。
(4)正月などの年中行事との密接な関わり
日本の食文化は、年中行事と密接に関わって育まれてきました。
自然の恵みである「食」を分け合い、食の時間を共にすることで、
家族や地域の絆を深めてきました。
◇「4つの特徴」、実はいつも使っている3つの言葉に集約!?
3つの言葉とは
「いただきます」「もったいない」「ごちそうさま」です。
1つ1つ見てみましょう・・・
【いただきます】
◇すべての自然と生き物への感謝の念。
豊かな自然界では四季折々の季節の中で生き物の生命が
はぐくまれています。
そのかけがえのない生命を私たち人間は生きる糧として
まさしく「いただく」わけです。
正式には
『天地の恵 箸を高く捧げて いただきます』
(あまつちのめぐみ はしをたかくささげて いただきます)
と言うそうです。
「いただきます」と簡単に言っていますが、実はこうした
祈りにも近い意味が込められているわけです。
だからこそ素材を大事に扱い、美味しくいただく調理の
技術や調理道具の発展があったのでしょう。
【もったいない】
◇その時期(季節)に摂れたものを
◇より効果的に(発酵技術)
◇より長持ちさせて(保存技術)
◇無駄なく食べる丸ごと食べる(食べる技術)
生命をいただくのだから
その生命を無駄にしないという決意と感謝の言葉だと言えます。
【ごちそうさま】
◇作り手の「おもてなし」に対する感謝の念。
「ご馳走」とは美味しい料理を用意するために方々に馳せ参じて
(走り回って)食材をとり揃えたと言う意味があります。
また、具体的に走り回っていなくても食べてくれる人が喜んで
味わってくれるように思いを巡らし、工夫を凝らし、心を込めて
てまひまかけて作ったものを「ご馳走」と呼びます。
そうして作って用意してくれた「ご馳走」への感謝の気持ちが
「ごちそうさま」の言葉なのです。
この様に、まさに無形文化遺産に登録された和食の4つの特徴は
この3つの言葉に集約されているわけです。
この3つの言葉こそ私は『和食の基本』だと思うのです。
この3つの言葉に込められた『思い』『願い』『祈り』が
和食という食のスタイルを生み出したのだと思うのです。
具体的にどの様に「見える形」になって行ったのか?
については次号以降に詳しく書いていきたいと思っています。
この3つの言葉に辿り着いた時、私自身とっても腑に落ちました。
そして日本人に生まれた良かったと思いましたし、ホッとしました。
この感情、この思いを「食」に携わる者としてまずは感じて欲しい
と思うようになりました。
【食べて知る~和のこころ】はそこから出発した講座です。
一人でも多くの方がこころからホッとした食生活をおくり、
心身ともに健全で明るく笑顔で毎日を過ごせる様に・・・
力を尽くして行きたいと思っています。
今日はここまで、おしまい
