
今年最初の月組公演。
そして私的に、(今頃)今年初めての大劇+生宝塚っ!
期待値も上がるってもんでございます(笑)
今日は2階B席。
端っこ席だけど、通路側だったので障害物なしに舞台全体を見渡せる、良席でした😆
初日なので、詳しい感想はアレだと思いますが、まずひとこと。
「応天の門」は、「でかした!田渕くん!」。
「DEEP SEA」は「やりおったな、太地くん!」でした(笑)
幕が上がる直前まで、あの(原作の)大人数のキャラとそのエピソードをどうやって突っ込むのか...と心配していたんですけど(笑)
結構思い切りよく、バッサリカットして、主軸を通して、それに絡む所だけ残して...「わかりやすいストーリー」を最優先させたなと感じました。
ので、「各キャラを詳しく知りたいなら原作読んで!」ってなります(笑)
ま、そこは「芝居の月組」ですから、みんながみんな、全く(脚本に)ない設定でも、なんとかエッセンスなり加えて伝えようとしていました。
とにかく目を引いたのは、映像を使った演出と、セット(そして転換)。
やー、正直オープニングのみとさんのナレーション流れてるとこ、鳥肌立ちました。
これ、1階席で観たらどうなってたろ?って位、テンション上がりました。
田渕くん~!凄いじゃん(笑)
後、多分桜嵐記の牛車(人が引いてたけど)が再就職してました(笑)
あ、昭姫の館で燭台倒れた時、大道具さんと生徒の連携プレーで元に戻したの見た時は感動しました。あー、初日だわって(笑)
お衣装も、時代的に平安時代の装束と、唐風(奈良飛鳥時代的な)の装束が混在してる時なので、結構華やかで、でもそんなにフル装備ではないので観ていて楽しかったです。
れいこちゃんは、少年でした。でも思ったより大人でした。声のトーンが。
初登場の場面が、原作通りでほんとに「きゃー!」ってなりましたけど、「あれ?(声)大人じゃん??」って(笑)
私的イメージでは「松吉」位のトーンでやると思ってたんです(あれ、15歳位でしたもんね)。実際は健司くん位かな?
ま、高い方ではありますけどね、れいこちゃん比では(笑)
そして、結構笑いとってたのが面白かったです。間が…上手いんですよね、ほんとにこの人。
あ、後あの場面(潜入捜査🤣)で一瞬「ポキ子再びっ!?」って期待してしまった私がおりました💦
今回、れいこちゃん演じる道真とくらげ演じる昭姫が、恋愛とは無縁な関係であるって所が、1番変えて欲しくない所だったんです。
世界観全く変わるし、そんな話求めてるなら別の作品やんなよってなるし…でも、どうしても(宝塚的には)2人の場面増やさなきゃだし…ってなるし。って思ってましたけど、気持ち良いくらい、原作に(関係は)寄せてました!
海千山千の姐さんと、お勉強で頭でっかちな反抗期真っ只中の少年(青年寄り)って立ち位置で終始してました。
ラストの去り際のくらげのセリフ、格好良かった(笑)
業平のちなつちゃんは、もぉいつもだけどそのままで(笑)説得力ある男前。衣冠束帯もお似合いだけど、検非違使の長のお衣装もかなりお似合いでした。面白いことする訳でもないのに、ウケてました(笑)
おだちんは新境地ですよね多分、こういう役どころ。でも、さすが演技派でした。高子の掛けの裾踏んで倒すとこ、ドキドキしましたー。
ちるちるの白梅(❤️)、かれんちゃんの太師、尚樹くんの源融さま、まのんちゃんの多美子姫、てらくんの大拙(!!!)が、見た目も原作通りで、テンション上がりました。
それにしても、ちるちる(掛けなしの)袴姿…懐かしいわ(笑)
あ、珍しく、おはねがセリフ噛んじゃってましたね。あー、初日(笑)
後、そう、内裏の朝議の場面でぐっさんのマイクが死んでました。でも、私の席でもヨユーでセリフ聞き取れました!すごいね、さすが職人の96期!!
所々説教臭いかなと思うところや、「ん?」って思うところも無くはないのですが、なんにせよ上手く時間内に収めて、宝塚作品として良作に仕上げてると感じましたので…良かった良かった(爆)
リピするのに辛くも憂鬱でもなく、楽しみなのはほんとにありがたいですわ(笑)
こちらもセットと映像とお衣装が大優勝!
稲葉先生も、素晴らしい!
月城かなとってやっぱりちぎの弟子だわってなります(笑)ずっとご機嫌に歌って踊ってました。
チョンパの幕開き(その前から始まってるけど)はやっぱり盛り上がりますね!
まだ客席が拍手のタイミング図りかねてる感じでしたけど、何日かしたら落ち着くと思います。
あ、れいこちゃんのナレーションの「ダイブ…」がもぉ、たまりません!
トップそれぞれ、コンビ、2番手3番手、上級生、若手、とそれぞれ見せ場があって、飽きません。あ、星組さん観た後だと「ラテンなのに大人しい?」って思うかもですけど、それは錯覚です(爆)
特筆すべきは、れこ×ちなのあの場面ですよね。
れいこちゃん…あんな上級生相手でも女役させて貰えないのね…とニヤニヤ(笑)
それにしてもちなつちゃんの御御足は国宝ですな!
お歌担当のおだのファルセットはぜひ堪能して欲しいです。
黒いお衣装のデュエダンは、ちぎみゆのそれを思い出してニヤニヤしっぱなしでした。それにしても芝居で出来なかったからって、キス多めだわよ(笑)
話題のエトワールは、先陣を切ってるりあちゃん。自信に満ちてるというか、華やかなエトワールでした。
カテコ。
初日のご挨拶をコーフンしてド忘れする、るうくん(笑)
踊りたくった後ですもんね、大変だわよ(笑)
客席と下級生笑わせながらもスっと軌道修正できるところがさすがです。
ねぇ!なんで辞めちゃうのさ!!
れいこちゃんのご挨拶は、初日が無事開けられたこと、私たちファンに会えたこと、作品を演じられること、全てが嬉しいという様な事を、ニコニコしながら話してくれました。
「今日は立春で梅も咲き始め新しい事を始めるのに良い日だと聞いてます」的なきちんとしたご挨拶で〆て。
次のカテコまでは通常…というか想定内だったようで、エトワールが史上初5人役替わりの事もここで話してましたかね?
その子たち見渡しながら、誇らしげな表情してたのが印象的でした。
もう一度の時は「まさか初日で何度も呼んでくださるとは思ってなくて…」と(笑)私も、ショーの開演アナウンスで「ダイブ」って言ってるのわかっていただけました?って笑ってたのだけしか覚えてません(笑)
更に「公演は終了しました」のアナウンスが流れる中、スタンディングの拍手が止まず、嬉しそうな戸惑ってる様な顔をしてもう一度。
ここまで全員舞台にいてくれたのが、私的には嬉しかった。
そしてほんとにネタがなかった様で、「困った時の風間」って、またおだちんに頼ると言うか丸投げする、トップ・月城かなと(爆)
「ええええ?!」ってなりながら横にいるちなつちゃんを見るものの、スルーされてる可哀想な下級生、おだ(笑)
「何するんだったっけ?」みたいな事を笑いを含んだ声でかけるれいこちゃん。
「りっしゅん」と言いながらバンザイするおだちん。
客席から「なにさせてるんだ」的な笑いが起きてたんだけど、なんと「みんなでやる」そうな(笑)
え?突然やな(笑)ってなりながらも、うふうふしながらざっくりすぎる説明するれいこちゃんにならって(笑)、劇場にいるみんなで「りっしゅん!」やりました(笑)
…満月といい、つくづく季節大切にするトップやな(爆)
ま、それで一応(客席も)満足して終了となりました(笑)
あ、灰原先生、いらしたようですが、ご紹介なかったです。気に入って頂けてたら、ファンとして嬉しいんだけどな。
残念!
拍手送りたかった!!
走り書きの感想とレポ、読んでくださってありがとうございます。
ネタバレ含みましたが(ごめんなさい💦)ご観劇の参考になれば幸いです(なるのか?)。