一寸だけ(?)ネタバレしてます。
ご注意下さいませ。
星組「ロックオペラモーツァルト」初日観ました!

おめでたい雰囲気が溢れる客席は、ぼっちで座っててもウキウキしますね。





正直言うと、「主題がよく分からん」な印象だったんですけど(ダーイシ(石田昌也先生)やりおったなパンチ!)、とにかく星組のパワーと2人(まこっちゃんとひっとん)の並びと歌声の素晴らしさに嬉しさが込み上げてしまいました。
やっぱり長年星担でしたから、星組のトップになる人ってとっても気になります。
なにより95期のまこっちゃん(礼真琴)なので、本当に楽しみにしてたんです。
そういえば、久しぶりの関東出身者ですね(笑)←

めっちゃ奔放なモーツァルトをのびのび元気に演じてて、観ていて本当に楽しくなりました。
なんつーか…わがままも許せちゃうキャラですよね(笑)ママ・柚長(万里柚美)が可愛がるの分かるーって思いました(笑)
自転車(と言っていいのか…)乗って出てきた時の、楽しげな様子も可愛かったです(笑)
可愛いけど、あんまし中性的に見えないのが、まこっちゃんの凄さですよねー。
とにかく何もかも上手いから、本当に安心して観られました。


コンスタンツェのひっとん(舞空瞳)も、可愛くて健気で、結構キュンキュンしました(笑)
ピアノ弾くとことか、モーツァルトがお姉ちゃんに夢中になってるの見て落ち込んでるとこが、たまらんくらい可愛かったです。
この人は歌えるし踊れるし、可愛いし…本当に良いお嫁さん貰ったなと思いました。

そういえば、「結婚式」の場面あるんですよねー。
(プレ)お披露目でこういう場面あるとなんだか嬉しくなっちゃいます(笑)


サリエリのかちゃ(凪七瑠海)は、いい味出してて面白かったです(笑)これ、れいこちゃん(月城かなと)がやったら面白かっただろうなぁとか、一寸思いました(笑)
でも、彼の嫉妬が口で言う程感じられなくて、「主題がわからん」状態の一端になってた気がします。ちょいちょい「嫉妬してる」エピソードあるのに、いきなり感というか…普段忘れてて突然思い出す…みたいな風に感じました(嫌がらせとかもやってんだかやってないんだか…←脚本の問題です)
モーツァルトには伝わってなかったし(笑)←彼的にはサリエリも「音楽で繋がった友人」扱い(笑)
1番(モーツァルトを)大変な目にあわせたの、パパ・まりん(悠真倫)なんじゃないの?って思ったんですけど…。

そういえば、モーツァルトがサリエリを笑わせようとする所、面白かったです(笑)かちゃ、後ろ向いてしまったけど、素で笑ったの?

モーツァルトの初恋の人(コンスタンツェの2番目の姉)、 アロイジアとの後半の関係というか…も、「え?結局どうなってんの?」ってなってしまったし…。

「男同士の羨望と嫉妬」「親子の絆」「モーツァルトの恋の遍歴」「妻との本当の愛」「旅人>音楽家」と、ざっと感じただけでもこれくらいのキーワードあって、どれも主題みたいでそうじゃないって感じで…それを見極めようと一生懸命になってたら終わっちゃったって感じになっちゃいました。

受け取り方にもよるのでしょうけど(私のアンテナの受信状態も良くなかったのかもですけど)

もう少し整理してくれたら受け取りやすかったかなと思いました。
どれだけダーイシが脚本いじったんだ?って感じでした。印象としては「カンパニー」な感じです汗
そして、ダーイシ節…随所に散りばめられてる気がしました汗
これがなければなぁ…でした。


とはいえ、フランスなどでロングランを重ねた作品という事で、曲はノリが良くてみんな楽しそうでしたし(や、私達も楽しかったです)、お衣装は、めっちゃ可愛かったですし、テンポもよかったですし…組子みんな頑張ってたし、キュンキュン出来たし(笑)…なんといっても、星組の超新星誕生の瞬間に立ち会えたことはよかったです。

フィナーレのデュエダンで、まこっちゃんがひっとんクルクル回してたの見て、そんなに大きくないまこっちゃんだけど、さすが踊れる人達は凄いなぁ…と楽しくなりました。

カテコも楽しくて、さすが(私の好きな)星組だわ!と感じました。
とにかく拍手が長い(爆)それを止めるのに、「いいとも止め←?」やってみせて、「さゆみさーん(紅ゆずる)!出来ましたー!」ってあらぬ方向に叫んだまこっちゃんが本当に可愛かったです。

スタンディングした後ももう一度コールがあって(笑)お祝いムード満載の、暖かくて賑やかな客席と、ホッコリしてるようなキャストとの一体感(三階席だったのに)めちゃくちゃ感じました。

星組、益々楽しみやなぁ~!
次回作、なんとしても観たいです!