
雪組時代のれいこちゃん(月城かなと)が主演した、「銀二貫」の原作者高田郁先生の作品は、優しくてきれいで、とても読みやすくて、すっかりファンになりました。
「みをつくし料理帖」シリーズも、何度も読み返す程気に入りました。
完結していたのに、一昨日本屋さんでこの「特別巻」を見つけてしまい(笑)他の本(次に月組がやる宮本武蔵)を買いに行ったのに、こちらをソッコー買ってしまいました。
私的に時間をかけて、2日程で読みました。
はぁ。面白かった。
作品としては、エピローグ?「キャラクターたちのその(完結した)後」でした。
何度もうるうるして、切なくてたまりませんでしたけど、みんなそれぞれ幸せで後味のとても良い作品でした。
もう、これで本当に完結だと最後にお書きでしたが……もったいないと思いつつ、それのが良いだろうと思いました。
キャラクターそれぞれが、ちゃんと幸せに生きていると知れたから、納得というか安心というか(笑)そういう気持ちになれたので。
高田郁先生、小説家デビューしてまだ10年なんですね。←今頃?(笑)
まだお若い(や、それでも私より年上ですけど)方なので、これから沢山良い作品を書き続けて、あわよくば宝塚でまた公演……出来ればれいこちゃん主演で……出来たら、両方のファンとしては、嬉しいなと思った次第でございます。
とりあえず、1巻からまた読み返そうと思います←先に観劇記書けっ!