月組大劇「BADDY」……ではなく、「カンパニー」のお話なんですけどね。
あ。少しだけネタバレ……

那由多・れいこちゃん(月城かなと)が、バレエの本番中、リフトを失敗して相手役の紗良さん・わかば(早乙女わかば)にケガをさせて、ショックで踊れないと泣いている所に、ハルカチン・みやるり(美弥るりか)が愛ある喝を入れたりするんだけど。
トドメにそのケガさせられた紗良さんが、車椅子に乗せられた状態で、か細い声で励ますんですよ。
その姿にまた「ひーん
」ってなってる那由多に、紗良さんが「ここに来て」と呼ぶわけです。

また叩かれたら嫌だとか思ったのか、一瞬怯む那由多に「ここに」と更に呼びつけて車椅子の横に座らせる紗良さん。
片膝ついて、おどっとしながらもすっと座るれいこちゃんステキすぎっ(例え前髪ピヨっとピン留めされてても(笑))

なんですけど……。



その若干ビビってる那由多の頬にそっと口付けて、更にびっくりしている那由多の頭を抱きしめて「私のキスは、ヒキガエルだって王子になるのよ。踊ってよ、私の王子さま」と、魔法の言葉で那由多を励ます、紗良さん



原作通り、吐きまくった那由多の唇にあえてキスをする豪気な紗良さんのが、(強気が似合う)わかばらしいと思ってたんですけど(笑)
この……ヘタレな男の子の頭を抱いて、優しく励ますわかばが……本当に……。
姫さま
なんですよ。

ヒキガエルに魔法かけちゃう、真性の姫



那由多も、うるってなって「紗良さぁん~
」と甘えた声出しつつも、舞台に立つ……王子になる勇気もらったんですからね。

その一連の流れがとても好きです♥
なにより……抱いたれいこちゃんの頭の向こうに、わかばの頭が隠れちゃう、リアル男女なサイズ感に萌えます~









作品中一番ドキドキする場面です







わかばの最後の作品で、1期下の(多分可愛がってくれている) れいこちゃんを、そんな風に励ましてくれる役でいくれて……。
なんだか、色んな意味でうるっとする場面です。