以前、宝塚の殿堂に行きましたと、書きましたが。


雪組「幕末太陽傳」のお衣装展示。

実はめっちゃ気になる事があったんです。

あまり言うと「ヲタクめームカムカとなるかもと心配だったんですけど(笑)

着物好きのイナバとしましては、もぉ、舐めるように展示を見ていた訳です。

で、だいもん(望海風斗)ときーちゃん(真彩希帆)の二人の帯がね……。


こないだ見に行った時のきーちゃん(真彩希帆)の帯の結び方。
一寸分かりづらいんですけど、「一文字」です。

だいもんの帯結び。「貝の口」ですね。


お気づきの方もおられるでしょうが、舞台上では、きーちゃんは「矢の字」、だいもんは「浪人結び」でした下矢印

「あれ、違うんや」と思ったので、ぽそっと呟いたんです。
そしたら、スタッフさんが対応してくれて、数日で舞台の帯結びに変わったらしいのです!


で。昨日見てきました!(笑)
きーちゃん。「矢の字」。マネキンの幅(ウエスト)が薄すぎて始末が大変そうですけど(笑)


だいもん。「浪人結び」になってます!

ぽそっと言ったことを、吸い上げてキチンと対応してくれる、殿堂のスタッフさんの心意気に嬉しくなりました。


で、その時ふっと、このマネキンに着物着せ付けるのって、めっちゃ難しいんじゃないかなと思いまして。
じっと見ていたら、襟元から畳んだ緩衝材が見えました(笑)
なるほどー。マネキンの補正してるんだーきらきら

見やすいように工夫したり、ツボ突いた展示物出したり、再現率高く工夫した展示したり……。

公演ごとにこだわりがあるので、目当てのもの見るだけでなく細かいところまでじっくり見なきゃなぁって、改めて思いました。