……噂には聞いていましたが、れいこちゃん(月城かなと)、本当に皆さんに可愛がって頂けて、本当に良かった。
てか、めっちゃ気を使って貰ってる……。
そして、まるで末っ子の様……(まぁ、並んでるメンバーではくらげ(海乃美月)の次だけど)。
雪組ででも、チラチラ見せていたキャラで、はじめましてではないけど(笑)
最後が、(悪役の)マクシミリアンで、(お姉さんな)NOW WAVEだったので、色々新鮮でした



さて。
今回の参加者は。
れいこちゃん、今回は、黒のデザインシャツを着ています。よく見ると、ジャケット着てない男役、れいこちゃんだけだわ(笑)
冒頭、「最初支えて下さっている方とか、月組の皆さんにいいご報告が出来るなという思いで、初めて(主演を)聞いた時には嬉しかったです。」とご挨拶したみやるり。
感慨深いわなぁ。
みやるり(単独)初出演の別箱とはいえ、学年の近いいつものメンバーでの公演で……と話がはじまったんですけど。
みやるりが「れいこ、いきなりの組替えでね。」
と、いきなり話を振ってくれて。
れいこちゃんは、みやるりとは組替え前から話をしていたり、出演していた作品は見ていたらしく。そのみやるり初の主演作品にこうして共演出来るとは思ってなかったので「最初は本当にドキドキしました。」と(笑)
今ようやく(「ようやく」を2回言いましたよ)、みやるりの顔を見て芝居をするのに慣れてきたらしい(笑)
それを聞いてみやるり。
「だから、最初あんなすぐ(目線を)外してたの?」
とツッコミ(笑)
「なんか吸い込まれちゃいそうで……目に……」
と言い訳するれいこちゃん。
「なんか一寸会話すると、すぐスーって向こう向くからねー」
2人で息の合った再現して見せて、メンバー大笑いさせていました(笑)
「やっと……(見られます)」と答えたれいこちゃんに、「良かった、良かった」と、まるで保護者みたいな言い方してまとめたみやるり(笑)
2人の立ち位置が、決まったなと、思いました(笑)
そしてれいこちゃん、あなたの目も「吸い込まれそう」なタイプなんだよ?と言いたい(笑)
頼もしいキャストに支えられて、「いつも通り気負いすぎずさせて頂いてます。」というみやるり。
これがキャリアなんだろうなぁ。さすが上級生(笑)
るうくんが、みやるりの主演と聞いた時「来たな。この時代が。」と思ったそうで。
今回、るうくんは組長なので、「上級生が多いのでいつもと同じ感覚で……でも、下級生も(普段)なかなか関われない子たちと直接関われて、彼女たちの成長もとても頼もしく見守っております。」とご挨拶。
るうくんも、元々落ち着いたイメージあったけど、こうして着実にキャリア重ねて組を支えて行くのね。と、頼もしく思いました。
改めて、月組初参加だけど、印象などは?と言われて照れるれいこちゃん。
一番初めのお稽古の印象が、お芝居のレベルが高いという事にびっくりして、自分のときは必死なんだけど。今でも他の方が出ている場面を見るのがすごく楽しいらしい、れいこちゃん。
「本当に新鮮で、『こんなやり方もあるんだ』とか、『この人はこんなお芝居するんだ』というのを今、凄い本当に……毎日『うわー!』ってなる。」
その、「うわー」ってなっているれいこちゃんだけど、みやるりに「緊張が見えないよね?」とツッコまれて(笑)
本読みの段階で、ものすごく作り込んでイメージがあるんだなという感じだったらしい(笑)
るうくんも、それに関しては印象が強かったらしく。
「私ね、なんとなく分かってたんだけど、本読みの時にみやの隣にうみとれいこを……おいでーってやって(座らせて)最初だから、(れいこちゃん)緊張してさー、『すいません……』とかって座って。読み出した瞬間『俺は……』とか……すごいこの人の変わりようが。なんて変わりっぷりなんだろうと思って(笑)」と。
みんな大ウケ。
それに加えて「そしてたまに、日本物になっちゃう」と、みやるり。
そのまま、れいこちゃんのキャラの話になったのですけど(笑)
るうくんが組長として「いつものメンバーは言ってる事こっちからこっち(右耳から左耳)ってのがすごい多いメンバーなんですよね、今回。『聞いて』ってのが多いメンバーなんですけど、本当に一つずつ噛み締めながら聞いてくれる。れいこはやっぱり……(真面目)」と(笑)
としくんも、「聞いてくれる~」と言っていたので、そんな所が可愛いって思ってもらえてるのかな?
役作りの苦労点の話で。
みやるりとれいこちゃんは、普段にぎやかなタイプではないのに、「すっごい若者ぶった芝居をするっていう……」と(笑)
れいこちゃんも、苦労点で同じ事を……(笑)
「ジャックは、軽い……軽い役で……」
と話し出したれいこちゃんに、
「『軽い役』って、言った時点で重そう(笑)」と、みやるり(笑)
「だから、聞いていなくてもいいの、周りの人は別に……自分が言えたって言うだけで。」
……ジャック……結構なキャラやな(笑)
でも、れいこちゃんは相手が(自分の言葉を)聞いているかすごく確認するらしい(笑)
「私に気持ちをかけてきてくれる」と、みやるり(笑)
とってもいい事だけど、今回はそこら辺封印して、ニュー
かなと
を出して行く予定だそうです(笑)


その軽さを少しでも出して行ける様にと(笑)
で。
「ジャックはシモンと民衆の間でモヤッとしている時間が結構長くて。どっちに付こうか……と自分が今いる貴族の世界が、一寸合わないな~ぐらいの所から、段々『あ、俺はやっぱり市民側だ』って気付いて行くまでの細かい段階を表現するのが難しくて……。」
と、前半の軽さから後半の重さまでの流れが難しかったそうで。
いやいや、すごく丁寧に演じていたと思いましたよー。
くらげは、旅役者で踊り子(?)設定なんだけど、ガッツリバレエを踊る場面があって、大変だと。
(バレエ得意な)みやるりととしくんが、アドバイスしてくれたらしい。
としくんもみやるりも「言うだけだよー」と。
「実際(自分が)やったら、足つっちゃう」程の振り付けだと。
きれいだよねー。と褒めると、るうくんが、「あれだったら、引き抜かれるわ」
としくん演じるロべちゃんは、この話の中で「時代の基盤」としての役割があると。ちゃんと作らなきゃと。
「最初から出来てたよね」と、れいこちゃんに同意を求めるみやるりに、「出来てない、出来てない!」と否定するとしくん。
演説の所が張り切っているらしく「笑っちゃう」というみやるりを、「いつも笑ってらっしゃって」と思い出して笑うれいこちゃん
。

そのれいこちゃんに「私だけ笑ってるみたいにいいますね」と、みやるり
。

どうやら二人共笑っているらしい(笑)
一幕は、貴族達の中にこういう市民たちがいますよという画を見せるための、役割を担っているので、そこでどれだけ表現出来るか……と言うことに全力を注いでいるらしいとしくん。
「終わったらもう、イスで……出番終わったら皆、後頑張ってくれーって」状態なんだそう(笑)

史実上の人物をどこまでリアルに……、どこまでこの作品に添わせるか……さじ加減が難しいと、ロべちやん、ルイさま、アントワネット。
メジャーなキャラ(アントワネット)だけに色々難しいから、色々調整していると、さち花姉さん。
王妃だから、他の人と同じ目線には立たない。でも心はある。
そのバランスが難しいとのこと。
長くなるので、つづくっ!