先週、まさしくNW真っ最中の木曜日、「星逢」観たさに名古屋に行ってきましたー!



実は……友人が友会で当ててくれたお席が……下矢印こんな……所でして(笑)


……近すぎて分かりづらいですが……。
はい。上手センターブロック上手端一列目キラキラでございます。
通路側のお席は、翔くん(彩凪翔)ファンの友達に譲り、一つセンター寄りに座ったんですけど……。
れいこちゃん(月城かなと)出てなくてよかったぁ……がっかり
出てたら私、絶対死んでる……無気力ピスケ

「星逢」では、銀橋の代わりに紀之介達が目の前(とゆーか、座ってる前)を疾走し(怖かった……苦笑)、「Greatest」では、真横の通路や前の階段で、色気ダダ漏れだったり、爽やかだったり、楽し気だったりする笑顔を振りまかれて……。
あまつさえ、前を歌いながら歩いてたちぎ(早霧せいな)には、ハイタッチまでしてもらって(それも両手で……。)
舞台からも、視線頂いたり(前も思ったんだけど、私、さきな(彩風咲奈)とよくよく目が合う)、やたらいい匂い(特にヒメ(舞咲リン)の)漂ってきたり……。



そして、感動して号泣している姿を見られたら……と思うと……がくがく


……本当にれいこちゃん、いなくてよかったです(笑)




それはともかく。


色々加筆修正されたと聞いていた「星逢一夜」。
でも、前回の初演の脚本でももう、完璧だと思っていたので。一体どんな風になったんだろうと、楽しみにしていました。

なんというか……結果から言うと、晴興ったら、なんて可哀想なんだー!
更に……でした。
もぉ、あれだけ舞台観て、あれだけDVD見たのに、まだ泣くかっ?!って位泣きました。

なんというか……。
江戸に行って「御用取次」さまとして仕事を、吉宗さま(じゅんこさん・英真なおき)の御為にそりゃ一生懸命やってたさって晴興(ちぎ)くんも、心の奥底には「忘れようとして忘れられないもの(蛍村の友達と思い出)」があって。その為に政治改革としての農民圧迫な方針は、反対したい。
……初演と政策の話では真逆の立場になってました……
なんか他に手立てないかとかぐるぐる考えただろう。
でも、「これが最良」と言わんばかりのライバル老中(にわにわ・奏乃はると)の意見を、吉宗さまも支持して結局決まってしまう。
「それで民が死んでは、国の意味がありますか?」は、初演では、ライバル大名細川くんが言ったセリフですけど、それを切なそうにいう晴興くんの孤軍奮闘っぷりというか、四面楚歌っぷりというか……。

初演の「心優しい紀之介」を押し殺して「民を思えばこその性急な改革断行」を決める晴興より、今回の「心優しい紀之介」はそのままに、「民に心穏やかに、星を見上げて暮らせる世を」と願う……んだけど、なかなか上手く行かない。
って方が、その後の「頼む晴興……」って源太(だいもん・望海風斗)に土下座されて苦しげにいう、「ならぬものはならぬ。」が更に切なく感じる。
ホントは、こんな事言いたくない。源太の言う通りにしてあげたい。でも、この小藩だけの問題ではなくなっている以上、「是」とは言えない。
その辛さが、もぉ、ダイレクトに伝わって来て……。
本当に切なかった。

一揆で源太を斬った後の、吉宗さまとのやり取りも、一寸加筆されてて。前回も正直「きっとそう言うやり取りあったんだろうな」と想像していた言葉……源太(首謀者)を成敗した事で民の罪を不問として、自分と引換に今回だけは年貢の取り立てを緩めて欲しい……をちゃんと言わせていて、その真剣な顔に、吉宗さまも、辛い決断をしたという風にしていました。

もう。目の前で、ちぎの目がみるみる赤くなって、ツーっと涙が流れたのを観た時にゃ……号泣ですわ。

こんな切ない、可哀想な事ってある?と叫びたいっ!

櫓での場面も、セリフが少し変わってて、仇を討ちに来た泉(ゆうみちゃん・咲妃みゆ)と、揉み合いの末おたがいの気持ちが溢れて出てくる所。
「泉は……どうしてあなたが好きなんでしょうか……」ってセリフがなくなって(個人的に私、このセリフ言ってるゆうみちゃん大好き)。
言おうとする泉を、止めるのに変わってました。
れいこちゃんが新公トークで「自分(晴興)が泉の事好きって言うのはいいけど、(既婚者の)泉には言わせてはいけない」と言っていたのが、徹底された感じでした。

とても……よかった。


あ、舞台機構でも少し変更点。
櫓が、半分位になってました。ので、少し晴興と泉の場面、落ちやしないかハラハラしました(笑)
後、や、大劇でもこれだったかもですけど、紗幕がやたら薄くて……幕奥で場転している様子がチラチラ見えて、一寸気になりました。
暗転幕のがよかったかも。

後、一揆~ラストの晴興、源太、猪飼(翔くん)のお衣装が変わってました。
晴興の濃墨色の裃と、薄く縞が入った色無地の着物……めちゃくちゃ格好よかった!キリッとした感じで……。
源太も、海老茶(?)な色無地で、群衆の中で目立ってましたねー。



それにしても、一列目って、櫓見上げなきゃなんですよ。
紀之介が、ゴロンと寝っ転がったら、足しか見えませんでした泣き1



そしてっ!クリスマスメドレーがまるっと差し替えになった「Greatest HITS!」

もぉ……。

目が潰れるかと思いました泣き1

やー、B席専科としましては、確かに凄い照明とスパンコールだとは理解していましたが……間近で観るこの破壊力ったらハンパございません……(笑)

殊に、新しいサンバの場面のは、客席降りもあって、自分の周りの明るさに、あたかも舞台上にいるのかと錯覚していまう程で。

血と灰の場面は、舞台から振動が伝わって、かなり揺れました(笑)一寸怖かったです(笑)
「Over The Rainbow」の所では、ドライアイス被りまくるし(笑)



めっちゃ好き!

あ、そうだ。
シモテのソデが見切れてまして(笑)
チラッと覗く事をしなくても、ソデの明かりが見えてて……友人(演劇科)と二人、色々裏方(進行さんが……とか、大道具さんが……とか)の話で盛り上がりました(笑)


話を戻して。
私達の目の前の階段は、通路としてだけでなく「プチ銀橋」(?)な扱いで、やたらソロとかの時に片足乗せて歌ったり、立ち止まったりと、何度も「生声」聞かせて頂けたんですけど。本当に、だいもんの声は至宝だと思います。
マイク通さない声は、一寸マットででも伸びやかで、内蔵スピーカーの性能良すぎ!って位響いて。ビブラートの美しい事!
マイク→スピーカーの間でやっぱり電気的なノイズとかってあるのねー、今まで気にしてなかったけど。と、感じました。

ちぎはやたら威勢よく。
階段に座って歌った場面は、センター通路だったので、見えづらくて残念でした。

そう。私の大好きなゆうみちゃんの「sophisticated Lady」の場面。田舎から出てきたばっかりのお下げ髪の女の子(ゆうみちゃん)が、前回は銀橋でやっていた色々は、舞台の前ツラで展開されていたのですが、銀橋に腰掛ける所が、階段でした。
ひと渡り歌って、「ふう。」となった時、フッとゆうみちゃんが、友人を見て何か呟いたんです(笑)
残念ながら、なんて言ったかまでは聞き取れなかった(小声だったので)のですが、友人は大興奮でした(笑)
危うく娘役ちゃんに落とされる所だったようです(笑)
やー、本当に、ゆうみちゃんは可愛いっ!
横にいて、そんな様子観られて嬉しかったです(笑)

あの担いで出てくる翔くんは、センター通路だったので一寸遠かったですけど(笑)
カボチャのおばけだったのが、鬼さんになってました(笑)海苔巻き付いてたのにウケました(笑)小道具さん!ナイスです(笑)もう終わったっ!て言われてましたけど(笑)


今回の「Greatest」では、れいこちゃんはじめバウ組とコマ(沙央くらま)DS組が出てませんので、そこを誰がやるかも注目だったんですけど。
お芝居に続き、れいこちゃんの場面をかりちゃん(煌羽レオ)が主にやってました。
一部がおり(香綾しずる)やまちくん(真地佑果)がやっておりました。
正直、こんなに印象変わるんだとびっくりしました。

まちくんがやったサロンの紳士は、可愛いし(笑)
かりちゃんが歌った「I'll be there」はしっとり(?)してるし、がおりのエトワールは、ガシッとしてたと感じました。

あー、えっと……れいこちゃんが演った時より「より多く」それを感じたって言うのが正しいかな。
上手いキャスティングだと思いました。


スパンコールや、視線に目潰しを喰らいながらも、夢のようなひと時でした。


……なんか本当はもっと掘り下げた感想書きたかっんですけど……。


幸せだった。しか覚えてませんでした(笑)


もう、二度と……や、リアルに中日劇場では二度とない良席で、大好きな雪組公演観られたことが本当に嬉しかったです。

観終わった後、「雪組を二番には出来ないっ!(れいこちゃんに付いて月組に行ったとしても)」と心底思いました。

本当に……雪組大好き!

明後日、ライビュいってきまーす!