続きです。
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ふう。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
この回で終わると思います(笑)
宝塚雪組バウ公演「NEW WAVE」参加者は、れいこちゃん(月城かなと)、ひとこちゃん(永久輝せあ)、あいみちゃん(愛すみれ)、叶くん(叶ゆうり)、しゅわっち(諏訪さき)、ちるちる(彩みちる)。
司会は、華ちゃん(華陽子)。

他の出演者のお話し。
れいこちゃん(以下れ) (しゅわっち、ちるちるに)同期の陽向くん(陽向春輝)とか、大活躍だよね。とにかくこの期(99期)が……。
ひとこちゃん(以下ひ) 先導して……ダンスナンバーを。
れ どの場面にも出ている……。
しゅわっち(以下しゅ) ダンスナンバーは基本的に皆んな入れさせて頂けて。ひまり(野々花ひまり)もお二人のところで。
れ 出てない所ないよね。
しゅ 多分ほとんど。
叶くん(以下か) 振り付けフルコースじゃ……。
ちるちる(以下ち) ……それこそ野々花と陽向は……。
しゅ フルコース。
ち 諏訪も。
しゅ 陽向もお芝居大好きな子なので、「One Song Glory」とか宝塚メドレーでも……桜庭まいちゃんと歌う「エメ」とか、凄いお芝居作ってやっていて、自然とその空間が二人で出来上がっていて、見ていて心地いいなぁと思いながら見ています。
れ 後はあがちん(縣くん・縣千の事)も。
ひ あがちん、私たちと三人でまず……。
れ 三人のメンバーが、縣くん……縣千くんと。(ひとこちゃんとれいこちゃん)私たちが客席にいて、本舞台に一人パーンって出てくるっていう……。縣くん……。
ひ あがちんねー。
れ 今回大活躍でねー。
か 葛藤しながら成長している感じがしますよね。
ひ 涙を流し、汗を流し……。
れ 今チョンって(つついたら)やったら、「バーッ
」って(泣いちゃう位苦しんでる)。

か でも、どんどん掴んで来てますよね、自分の……。元々存在感も凄くあるし、凄いいいなって思いながら……見てます。
ひ 悩んでる姿に見て、「あー、眩しいな」って。嬉しいなって思います。凄く。
れ なんかさ、一寸前まで私たちが悩んでいた事とか、言われてた事を、今言われてるから。言われながら親みたいな気持ちになっちゃう。
ひ 「そういう時期もある」。
れ 「あるよー」って。
ひ でも、その時に私たちも縣くんにアドバイスするじゃないですか。私たちの時も上級生のどなたかがアドバイスして下さってたけど、その時理解出来なかった事もありましたよね。ようやく今になってわかる事って。星加梨杏くんと優美せりなちゃんの二人の場面とかもあって……歌って。
れ 歌が得意な子には歌が与えられ……そういう自分の特技を発表出来る場があって、凄くいいなって。
ひ 頑張ってますよね。
か はいちゃん(眞ノ宮るい)とかも。
ひ はいちゃん!踊りがね、キレッキレのダンス!
れ 眞ノ宮くんが凄く踊ってるんですよね。
しゅ 彼女も出ずっぱり。
か いい味出してる……凄い。
れ 後、潤花。
ひ 研一さんだけど。……どっちも(れいこちゃんもひとこちゃんも)組みますね。
れ 組むねー。(ひとこちゃんを指して)凄いガッツリ二人だけで踊るとか。
ひ (れいこちゃんに)傘持って。
れ 彼女と二人だけで、傘持って。
あ 研一さんとは思えない大人っぽい表情したりね。「自分が研一の時あんな事出来なかった」と思って。ただただ凄い成長するのが早いし、言ったらすぐ吸収して、「スポンジみたい」だなって(笑)思う、本当に。
ひ ありすちゃん(有栖妃華)も影ソロ!立派だよね。ベテランさんみたい。素直なんだけど、艶があって迫力もあって。「頼もしっ!」って感じで。
か いい声だなって思って。
れ 好きな場面とか、あればと思うんですけど。……何回も言ってるんだけど、「タンゴ」の場面がね。すっごい好きで。
ひ ありがとうございます。
れ なんか、私、ひとこの魅力って、なんかこー、スッとした見た目なんだけど、心の中はすごい色々葛藤したりとか、割と激し目じゃん。それが出るんだよね、タンゴ踊ると。
ひ 掻き立てられます。……カイカン……。
れ それが魅力だと思うの。「ギリギリの所でやってる」感。わかる?結構ギリギリじゃん。
ひ ギリギリ……わはは。
れ 平気そうに見えて……。
か 表面に出ないそういう所が凄い表現されてて。
ひ 本当……?
か 見てますよ。
れ 心の……なんかギリギリの所までやってますってのが……。昨日のタンゴの歌稽古の時に、先生が……ありすが影ソロなんですけど、「革命を先導する女神みたいにやって欲しい」みたいに言ってて。「あ、なる程な」と思って、ひとこのギリギリな気持ちの葛藤と、でも何かに向かってその気持ちをぶつける所が、「あ、なんか革命っぽいな」って思ったの。だから、なんか「あ、なる程」と思って。いいなと思った。
ひ ありがとうございます。
れ だから凄いいいんです。(視聴者に)お楽しみに。(ひとこちゃんに)本当に素敵よ。
ひ 娘役さんのイスもね、おしゃれで格好いいですよね。
あ 振り付けの時は、ぶつけまくって……色んな所に(笑)「手の先にイスが着いてくる」……じゃないけど、「手の一部だと思って扱って」って言われて。だからぎこちなくならない様に……今まだ毎回難しいなって思いながらやってます。
れ いいよ。
ひ 頑張ります。
れ ああいう場面で、ひとこの男らしさが凄い出るなって思いました。
ひ 凄い褒められて……。頑張ります。
……どんだけひとこちゃんの事好きなんよって位褒めちぎったれいこちゃんに、ひとこちゃんからの反撃(笑)……
ひ 私はですねー。何度も言ってますけど、「Too Darn Hot」が大好きんですよー。「暑すぎるぜ」ってヤツ……あれが……一寸お芝居だったり、コミカルだったり、でも凄く踊ったり、一寸おしゃれだったり、力の抜けた感じだったり……絶妙だし、凄い息も合っててみるみる引き込まれて……口開けて見てます(笑)
皆 (笑)
ひ 気付いたら口開けいてボーッと見て……大好きなんです。
れ 凄いよく知られた「Too Darn Hot」って曲だけど、難しいよね。歌もだし。
か すっごい踊ってますもんね。
れ あのノリが難しくない?なんか。
ひ アツい。(れいこさんが)仰ってたけど、アツいじゃなんか違うみたいな。
れ アツいだけにすると、部活みたいになっちゃうんで、アツいけどそこに上がる「ガッ!」となんか……。
しゅ 歌詞も色っぽいんですよね。
か 「口説きたいけど暑くてダメだ」みたいな。
ひ 大好きなんです
あ 私はなんか、物語がずっと続いてて一幕の最後までずっと続いているのが、自分は最後しか出ないから、なんかそれに上がっていくのが、一緒にそれに上げるのが難しいなと思うんですけど。(「Once in a Life Time」のとこですね)でも、見ていると凄い色んな娘役さんと組んでいる時の(れいこちゃんの)表情が、新鮮?今までと又違う表情してたりとかするし、娘役さんもなんか大人っぽいし、なんか見ちゃうわ。あそこ。なんか好きです。
か 私は、やっぱり「If It's Over」が好きです。なんか全組やっているけど、今回は特に月城さんが組替えされる前の公演という事で、そういうのに対する思い入れとかも凄い皆んなある様な気がして……。私、一回自主稽古でやっていた時に、愛さんが泣きながら歌ってらっしゃって、声にならなくて途中で途切れながらも歌ってらっしゃった時に自分も凄いグッと来てあー、こういう気持ちを大事に踊ったり……私は途中コーラスになるんですけど……歌ったりしなきゃなと思って……。皆んなやる度にどんどん気持ちが一つになって、凄く好きですね。なんか、曲の感じも凄くいいし……。寂しくなっちゃいますけど……。でも、その時れいこさんが凄くいい笑顔してらっしゃるんですよ。もう、それ見たらもっとグッと来るんですよ。
あ そうなの。
か そーなんですよ。最初みんな「うっ」って気持ちでやってたんですけど、れいこさんの笑顔にみんな影響されて……というか、(いい雰囲気が)広がっていく感じが凄く良くて。……好きですねー。好きです。
……しゅわっちにコメントを促すれいこちゃん……
しゅ 私はどの場面も凄い好きなんですけど、二幕の最初の宝塚メドレーが全体のショーでいったら、中詰めみたいな。……こう……皆んなきっと本公演だったら、あれは銀橋で歌い継いで行くんだろうなと思ったりとかしてて、最後は、「My Dream TAKARAZUKA」で全員で出てきて、しかも私が最下(級生)で出ていた公演だったので、凄く懐かしくて。あの一連の流れが凄く好きです。
れ いいよね。あそこね。……なんか振り返るよね。自分も「あーこんな公演あったなー」とか「あー、これファンの時観ていたな」とか思いながら。
……れいこちゃんは、雪組ファンだったから、感慨ひとしおでしょうね……
れ みちるは……じゃぁ。
ち はい。皆さんが色々言っていたのを「うんうん」と思いながら「私も好きです」と聞いていたんですが、特に私が好きなのは、れいこさんと永久輝さんのデュエットです。
れ (とても良い発音で)「Night and Day」……。
ち 「風と共に去りぬ」が大好きで、本当にそれをお二人がされるなんて、とっても嬉しいです。ニヤニヤして見てます。あの駆け引きの所……。

……皆んな好きな様子で、一斉に真似をしだす(笑)……
あ あー、わかるー。
ち 大好き
れ (ひとこちゃんに)合ってるよね。
ひ うわー、おぇー、ホントーに?!
か 三木先生よくぞこれ選んでくれたって思うくらい……お二人に合ってます。
ひ れいこさんの男らしさに、ときめきます

れ まーたまた……。
……一寸照れてる感じのれいこちゃん、嬉しそう(笑)……
ひ ほんと、ほんと!腕に抱かれてですね、包容力を感じる事なんてないから。だって男役同士であんまりないので、ここぞとばかりに感じて。凄い皆さんこれ(手の平タッチ)が好きっておっしゃいますけど、私はこれの後のか「ガバーッ」が……そこが好き。後、「クッ」(首をスナップさせて「来いよ」ってする所をやってみせる)。

……静止画だと分かりづらいですね
……
れ あれは歴代同じ振りなんだよね。で、色んな人の見て、天海(祐希)さんのこれ(クイッてまたやってみせる)がめっちゃ格好よかったの。あれを……あれをいつかやりたかったんだけど、いっぱいいっぱいで出来なかったんだけど。最近余裕が出てきて、これ、が出来る様になったと。
ひ いー、凄いー。
れ あれ、いいよね。
雪組ラストの公演となる月城さん、今の気持ちは?
と、華ちゃんに聞かれて。
れ 昨日も、「稽古場後三日だー(あらいつの間に的なニュアンス?)」とか言ってて、全然実感しないままここまで来たんだけど、通しってなると「あ、もう後数える位しかないわ」と思ったりとかするんですけど。でもなんか寂しさとか……じゃないかな。寂しいけどなんか喜びの方が、なんか、おっきくて。皆んなと一緒に最後まで色んな事に挑戦出来るのが……逆に組替えって事感じない位の忙しい公演なので……。(ショボンとなる皆んなに気付いて)えー、なんか……そんな、シーンって……。そう……。
皆 (口々に)寂しいですよー。
あ でも、なんかその……きっとそう思ってるんだろうなって。
れ 感じてた?忘れてた、組替えする事。
あ 今それを忘れる位一生懸命やってて、でも「後一寸だね」って話した時も、そんなしんみりっていうより、今向き合ってるじゃないけど、向かってるって感じがしたから、私もそれでしんみりしてないというか。本当。だからどこでグッと来ちゃうか分かんないから、怖いなと思って。
か 一緒に作れる時間を大切にして行きたいなと、思います。
れ 皆んなとの関わりが濃いからさ、この公演。本当に人数も少ないし、すっごい全員で一緒にやってるって感じが強いから、全然寂しくない、今。なんか、幸せのまま。……わかんない、でも、千秋楽とかになんか来るのかも……。
しゅ お稽古終わりに何人かでしゃべっている時に、私もすっかり組替えの事忘れてて。「次の大劇場公演、初舞台生来ますねー。」みたいな事を話したら、「私、次いないよ
?」って言われて、「はー!そうだったー!」「えっ、いないんですか?」って言って。その時に寂しさが出て。……改めてNWの出演が決まった時も、れいこさんから色んな事を、一緒に公演出来るの最後だから、吸収したいと思ってやって、お稽古始めましたけど……その時も、更に本当に(れいこさんに)穴が開くほど見なきゃと思いました。
れ おおう……。
しゅ 本当にずっと見てます。色々お聞きしたりとかもして、舞台上でもやっぱり隣で踊らせて頂いたり、空気感を感じる事も、場面も沢山あるので、沢山勉強したいと思います。最後まで。
ち れいこさんは本当に、新人公演「星逢一夜」でご一緒させて頂いてから……その前からですけど、色々本当に教えて頂いて舞台人としても、OFFの事にしても、本当に今の私があるのはれいこさんがいるから位な気持ちなんですけど。そんなれいこさんが組替えをされてしまうと聞いて……。

しゅ 本当にずっと泣いてて……ずっと泣いてて……。
……そういうしゅわっちの声もなんだか湿っぽい……

ち 今も一寸……。今回NWが雪組最後っていうので、絶対にNWに入りたいって思ってて……入れたので……(意を決した顔で)頑張ります!
れ なんか今回、最後に、「If It's Over」……さっき言ってくれた場面もあるんですけど、なんかそこで先生が、「組替えの事も織り交ぜて場面を作ってみたらどうか」って言ってもらって、その気持ちを込めてやった時に、でもやっぱり明るく最後まで行きたいっていう思いがあって。だからそれを皆んなが汲み取っていてくれている感じがして……私は。「寂しいけど、でも前に進んで行こうよ!」っていう。そんな、なんかもっと明るく「行こうよ!」って最後までなんか、しんみりしたくないっていうのを感じてくれている気がするの、あのナンバー。……それを感じ取ってくれている気がして、私も嬉しいので、千秋楽までしんみりせずに最後まで少しでも上を目指して行けたらなって思ってます。
……こおいうとこ……そーちゃん(壮一帆)みたい……。
ファンの方々に一言。
ち 雪組NW、本当に若手が沢山出ているので、舞台の端っこまで一人ひとりが頑張っていると思うので……皆んなの力を一つに、千秋楽まで頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。
しゅ この研8までの方のこの20人の下級生だけの舞台になるので、きっとファンの皆様の知らない、「雪組の下級生ってこんな事も出来る、あんな事も出来るんだ」っていう、新しい魅力を沢山見て頂けると思いますし、私もこういう公演に出させて頂けてお稽古場から毎日、毎日ずっとずっと勉強の日々で悩みながら……でも、それで終わりじゃなくて悩みながら毎日を過ごしていく事が成長の糧になると思うので、千秋楽まで私自身も新しい自分を発揮出来るよう頑張ります。
か 本当にこのメンバーで公演する事が出来る事に感謝しつつ、ソウルフルにこの公演を盛り上げて行けたらなと、思っております。
あ 今は、一つの公演を作り上げる難しさを痛感しているんですけども、本当に出させて頂ける事とか今このメンバーでしか出来ない事を大切に、一回一回を本当に丁寧に、しっかりと楽しいだけで終わらない様に大劇場に戻った時に、何か皆んなが雪組に持ち帰れる様に、成長出来る様に、精一杯頑張りたいと思います。
ひ 本当に沢山の事に挑戦させて頂いているので、日々新しい発見が沢山あり、色んな難しさや大変さや自分のがんばる方向など、毎日沢山の事に気付きますので、その一つ一つの気付きを大切に千秋楽まで頑張りたいと思います。

れ 今、このメンバーで今だから出来るこのNWという公演だと思うので、一人ひとりの気持ちを大切に、毎回一回一回を大切に、千秋楽まで集中して、そして最終的にはお客様に楽しんで頂ける様にクオリティーの高い舞台を目指して千秋楽まで頑張りたいと思います。

上級生な口調のれいこちゃんが、大人のお姉さんって感じで(笑)
下級生なひとこちゃんは、可愛い妹って感じ(笑)意外に擬音が多い話し方や、テンション上がってるなって声が、本当にれいこちゃんの事好きなのねと感じました。
後、叶くんがちょこちょことさり気なく、トークを軌道修正したりまとめたりと、これからの立ち位置楽しみだなって活躍をしてて。
しゅわっちは、改めて「ここになんだ」ってポジでちょっと嬉しくなったり(笑)
あいみちゃんは、実年齢若いのに組長としてしっかりしていて、もしかしたらそういう方向に進むのかなとか思ったり。
ちるちるは、控えめにしてて。それもまた可愛かったり。
楽しくしみじみする45分でした。
さ。今日かられいこちゃんは月組生。
それぞれがそれぞれの道を、懸命に、前向きに疾走出来ますように……。
心から応援したいと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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ふう。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
この回で終わると思います(笑)
宝塚雪組バウ公演「NEW WAVE」参加者は、れいこちゃん(月城かなと)、ひとこちゃん(永久輝せあ)、あいみちゃん(愛すみれ)、叶くん(叶ゆうり)、しゅわっち(諏訪さき)、ちるちる(彩みちる)。
司会は、華ちゃん(華陽子)。

他の出演者のお話し。
れいこちゃん(以下れ) (しゅわっち、ちるちるに)同期の陽向くん(陽向春輝)とか、大活躍だよね。とにかくこの期(99期)が……。
ひとこちゃん(以下ひ) 先導して……ダンスナンバーを。
れ どの場面にも出ている……。
しゅわっち(以下しゅ) ダンスナンバーは基本的に皆んな入れさせて頂けて。ひまり(野々花ひまり)もお二人のところで。
れ 出てない所ないよね。
しゅ 多分ほとんど。
叶くん(以下か) 振り付けフルコースじゃ……。
ちるちる(以下ち) ……それこそ野々花と陽向は……。
しゅ フルコース。
ち 諏訪も。
しゅ 陽向もお芝居大好きな子なので、「One Song Glory」とか宝塚メドレーでも……桜庭まいちゃんと歌う「エメ」とか、凄いお芝居作ってやっていて、自然とその空間が二人で出来上がっていて、見ていて心地いいなぁと思いながら見ています。
れ 後はあがちん(縣くん・縣千の事)も。
ひ あがちん、私たちと三人でまず……。
れ 三人のメンバーが、縣くん……縣千くんと。(ひとこちゃんとれいこちゃん)私たちが客席にいて、本舞台に一人パーンって出てくるっていう……。縣くん……。
ひ あがちんねー。
れ 今回大活躍でねー。
か 葛藤しながら成長している感じがしますよね。
ひ 涙を流し、汗を流し……。
れ 今チョンって(つついたら)やったら、「バーッ


か でも、どんどん掴んで来てますよね、自分の……。元々存在感も凄くあるし、凄いいいなって思いながら……見てます。
ひ 悩んでる姿に見て、「あー、眩しいな」って。嬉しいなって思います。凄く。
れ なんかさ、一寸前まで私たちが悩んでいた事とか、言われてた事を、今言われてるから。言われながら親みたいな気持ちになっちゃう。
ひ 「そういう時期もある」。
れ 「あるよー」って。
ひ でも、その時に私たちも縣くんにアドバイスするじゃないですか。私たちの時も上級生のどなたかがアドバイスして下さってたけど、その時理解出来なかった事もありましたよね。ようやく今になってわかる事って。星加梨杏くんと優美せりなちゃんの二人の場面とかもあって……歌って。
れ 歌が得意な子には歌が与えられ……そういう自分の特技を発表出来る場があって、凄くいいなって。
ひ 頑張ってますよね。
か はいちゃん(眞ノ宮るい)とかも。
ひ はいちゃん!踊りがね、キレッキレのダンス!
れ 眞ノ宮くんが凄く踊ってるんですよね。
しゅ 彼女も出ずっぱり。
か いい味出してる……凄い。
れ 後、潤花。
ひ 研一さんだけど。……どっちも(れいこちゃんもひとこちゃんも)組みますね。
れ 組むねー。(ひとこちゃんを指して)凄いガッツリ二人だけで踊るとか。
ひ (れいこちゃんに)傘持って。
れ 彼女と二人だけで、傘持って。
あ 研一さんとは思えない大人っぽい表情したりね。「自分が研一の時あんな事出来なかった」と思って。ただただ凄い成長するのが早いし、言ったらすぐ吸収して、「スポンジみたい」だなって(笑)思う、本当に。
ひ ありすちゃん(有栖妃華)も影ソロ!立派だよね。ベテランさんみたい。素直なんだけど、艶があって迫力もあって。「頼もしっ!」って感じで。
か いい声だなって思って。
れ 好きな場面とか、あればと思うんですけど。……何回も言ってるんだけど、「タンゴ」の場面がね。すっごい好きで。
ひ ありがとうございます。
れ なんか、私、ひとこの魅力って、なんかこー、スッとした見た目なんだけど、心の中はすごい色々葛藤したりとか、割と激し目じゃん。それが出るんだよね、タンゴ踊ると。
ひ 掻き立てられます。……カイカン……。
れ それが魅力だと思うの。「ギリギリの所でやってる」感。わかる?結構ギリギリじゃん。
ひ ギリギリ……わはは。
れ 平気そうに見えて……。
か 表面に出ないそういう所が凄い表現されてて。
ひ 本当……?
か 見てますよ。
れ 心の……なんかギリギリの所までやってますってのが……。昨日のタンゴの歌稽古の時に、先生が……ありすが影ソロなんですけど、「革命を先導する女神みたいにやって欲しい」みたいに言ってて。「あ、なる程な」と思って、ひとこのギリギリな気持ちの葛藤と、でも何かに向かってその気持ちをぶつける所が、「あ、なんか革命っぽいな」って思ったの。だから、なんか「あ、なる程」と思って。いいなと思った。
ひ ありがとうございます。
れ だから凄いいいんです。(視聴者に)お楽しみに。(ひとこちゃんに)本当に素敵よ。
ひ 娘役さんのイスもね、おしゃれで格好いいですよね。
あ 振り付けの時は、ぶつけまくって……色んな所に(笑)「手の先にイスが着いてくる」……じゃないけど、「手の一部だと思って扱って」って言われて。だからぎこちなくならない様に……今まだ毎回難しいなって思いながらやってます。
れ いいよ。
ひ 頑張ります。
れ ああいう場面で、ひとこの男らしさが凄い出るなって思いました。
ひ 凄い褒められて……。頑張ります。
……どんだけひとこちゃんの事好きなんよって位褒めちぎったれいこちゃんに、ひとこちゃんからの反撃(笑)……
ひ 私はですねー。何度も言ってますけど、「Too Darn Hot」が大好きんですよー。「暑すぎるぜ」ってヤツ……あれが……一寸お芝居だったり、コミカルだったり、でも凄く踊ったり、一寸おしゃれだったり、力の抜けた感じだったり……絶妙だし、凄い息も合っててみるみる引き込まれて……口開けて見てます(笑)
皆 (笑)
ひ 気付いたら口開けいてボーッと見て……大好きなんです。
れ 凄いよく知られた「Too Darn Hot」って曲だけど、難しいよね。歌もだし。
か すっごい踊ってますもんね。
れ あのノリが難しくない?なんか。
ひ アツい。(れいこさんが)仰ってたけど、アツいじゃなんか違うみたいな。
れ アツいだけにすると、部活みたいになっちゃうんで、アツいけどそこに上がる「ガッ!」となんか……。
しゅ 歌詞も色っぽいんですよね。
か 「口説きたいけど暑くてダメだ」みたいな。
ひ 大好きなんです

あ 私はなんか、物語がずっと続いてて一幕の最後までずっと続いているのが、自分は最後しか出ないから、なんかそれに上がっていくのが、一緒にそれに上げるのが難しいなと思うんですけど。(「Once in a Life Time」のとこですね)でも、見ていると凄い色んな娘役さんと組んでいる時の(れいこちゃんの)表情が、新鮮?今までと又違う表情してたりとかするし、娘役さんもなんか大人っぽいし、なんか見ちゃうわ。あそこ。なんか好きです。
か 私は、やっぱり「If It's Over」が好きです。なんか全組やっているけど、今回は特に月城さんが組替えされる前の公演という事で、そういうのに対する思い入れとかも凄い皆んなある様な気がして……。私、一回自主稽古でやっていた時に、愛さんが泣きながら歌ってらっしゃって、声にならなくて途中で途切れながらも歌ってらっしゃった時に自分も凄いグッと来てあー、こういう気持ちを大事に踊ったり……私は途中コーラスになるんですけど……歌ったりしなきゃなと思って……。皆んなやる度にどんどん気持ちが一つになって、凄く好きですね。なんか、曲の感じも凄くいいし……。寂しくなっちゃいますけど……。でも、その時れいこさんが凄くいい笑顔してらっしゃるんですよ。もう、それ見たらもっとグッと来るんですよ。
あ そうなの。
か そーなんですよ。最初みんな「うっ」って気持ちでやってたんですけど、れいこさんの笑顔にみんな影響されて……というか、(いい雰囲気が)広がっていく感じが凄く良くて。……好きですねー。好きです。
……しゅわっちにコメントを促すれいこちゃん……
しゅ 私はどの場面も凄い好きなんですけど、二幕の最初の宝塚メドレーが全体のショーでいったら、中詰めみたいな。……こう……皆んなきっと本公演だったら、あれは銀橋で歌い継いで行くんだろうなと思ったりとかしてて、最後は、「My Dream TAKARAZUKA」で全員で出てきて、しかも私が最下(級生)で出ていた公演だったので、凄く懐かしくて。あの一連の流れが凄く好きです。
れ いいよね。あそこね。……なんか振り返るよね。自分も「あーこんな公演あったなー」とか「あー、これファンの時観ていたな」とか思いながら。
……れいこちゃんは、雪組ファンだったから、感慨ひとしおでしょうね……
れ みちるは……じゃぁ。
ち はい。皆さんが色々言っていたのを「うんうん」と思いながら「私も好きです」と聞いていたんですが、特に私が好きなのは、れいこさんと永久輝さんのデュエットです。
れ (とても良い発音で)「Night and Day」……。
ち 「風と共に去りぬ」が大好きで、本当にそれをお二人がされるなんて、とっても嬉しいです。ニヤニヤして見てます。あの駆け引きの所……。

……皆んな好きな様子で、一斉に真似をしだす(笑)……
あ あー、わかるー。
ち 大好き

れ (ひとこちゃんに)合ってるよね。
ひ うわー、おぇー、ホントーに?!
か 三木先生よくぞこれ選んでくれたって思うくらい……お二人に合ってます。
ひ れいこさんの男らしさに、ときめきます


れ まーたまた……。
……一寸照れてる感じのれいこちゃん、嬉しそう(笑)……
ひ ほんと、ほんと!腕に抱かれてですね、包容力を感じる事なんてないから。だって男役同士であんまりないので、ここぞとばかりに感じて。凄い皆さんこれ(手の平タッチ)が好きっておっしゃいますけど、私はこれの後のか「ガバーッ」が……そこが好き。後、「クッ」(首をスナップさせて「来いよ」ってする所をやってみせる)。

……静止画だと分かりづらいですね

れ あれは歴代同じ振りなんだよね。で、色んな人の見て、天海(祐希)さんのこれ(クイッてまたやってみせる)がめっちゃ格好よかったの。あれを……あれをいつかやりたかったんだけど、いっぱいいっぱいで出来なかったんだけど。最近余裕が出てきて、これ、が出来る様になったと。
ひ いー、凄いー。
れ あれ、いいよね。
雪組ラストの公演となる月城さん、今の気持ちは?
と、華ちゃんに聞かれて。
れ 昨日も、「稽古場後三日だー(あらいつの間に的なニュアンス?)」とか言ってて、全然実感しないままここまで来たんだけど、通しってなると「あ、もう後数える位しかないわ」と思ったりとかするんですけど。でもなんか寂しさとか……じゃないかな。寂しいけどなんか喜びの方が、なんか、おっきくて。皆んなと一緒に最後まで色んな事に挑戦出来るのが……逆に組替えって事感じない位の忙しい公演なので……。(ショボンとなる皆んなに気付いて)えー、なんか……そんな、シーンって……。そう……。
皆 (口々に)寂しいですよー。
あ でも、なんかその……きっとそう思ってるんだろうなって。
れ 感じてた?忘れてた、組替えする事。
あ 今それを忘れる位一生懸命やってて、でも「後一寸だね」って話した時も、そんなしんみりっていうより、今向き合ってるじゃないけど、向かってるって感じがしたから、私もそれでしんみりしてないというか。本当。だからどこでグッと来ちゃうか分かんないから、怖いなと思って。
か 一緒に作れる時間を大切にして行きたいなと、思います。
れ 皆んなとの関わりが濃いからさ、この公演。本当に人数も少ないし、すっごい全員で一緒にやってるって感じが強いから、全然寂しくない、今。なんか、幸せのまま。……わかんない、でも、千秋楽とかになんか来るのかも……。
しゅ お稽古終わりに何人かでしゃべっている時に、私もすっかり組替えの事忘れてて。「次の大劇場公演、初舞台生来ますねー。」みたいな事を話したら、「私、次いないよ

れ おおう……。
しゅ 本当にずっと見てます。色々お聞きしたりとかもして、舞台上でもやっぱり隣で踊らせて頂いたり、空気感を感じる事も、場面も沢山あるので、沢山勉強したいと思います。最後まで。
ち れいこさんは本当に、新人公演「星逢一夜」でご一緒させて頂いてから……その前からですけど、色々本当に教えて頂いて舞台人としても、OFFの事にしても、本当に今の私があるのはれいこさんがいるから位な気持ちなんですけど。そんなれいこさんが組替えをされてしまうと聞いて……。

しゅ 本当にずっと泣いてて……ずっと泣いてて……。
……そういうしゅわっちの声もなんだか湿っぽい……

ち 今も一寸……。今回NWが雪組最後っていうので、絶対にNWに入りたいって思ってて……入れたので……(意を決した顔で)頑張ります!
れ なんか今回、最後に、「If It's Over」……さっき言ってくれた場面もあるんですけど、なんかそこで先生が、「組替えの事も織り交ぜて場面を作ってみたらどうか」って言ってもらって、その気持ちを込めてやった時に、でもやっぱり明るく最後まで行きたいっていう思いがあって。だからそれを皆んなが汲み取っていてくれている感じがして……私は。「寂しいけど、でも前に進んで行こうよ!」っていう。そんな、なんかもっと明るく「行こうよ!」って最後までなんか、しんみりしたくないっていうのを感じてくれている気がするの、あのナンバー。……それを感じ取ってくれている気がして、私も嬉しいので、千秋楽までしんみりせずに最後まで少しでも上を目指して行けたらなって思ってます。
……こおいうとこ……そーちゃん(壮一帆)みたい……。
ファンの方々に一言。
ち 雪組NW、本当に若手が沢山出ているので、舞台の端っこまで一人ひとりが頑張っていると思うので……皆んなの力を一つに、千秋楽まで頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。
しゅ この研8までの方のこの20人の下級生だけの舞台になるので、きっとファンの皆様の知らない、「雪組の下級生ってこんな事も出来る、あんな事も出来るんだ」っていう、新しい魅力を沢山見て頂けると思いますし、私もこういう公演に出させて頂けてお稽古場から毎日、毎日ずっとずっと勉強の日々で悩みながら……でも、それで終わりじゃなくて悩みながら毎日を過ごしていく事が成長の糧になると思うので、千秋楽まで私自身も新しい自分を発揮出来るよう頑張ります。
か 本当にこのメンバーで公演する事が出来る事に感謝しつつ、ソウルフルにこの公演を盛り上げて行けたらなと、思っております。
あ 今は、一つの公演を作り上げる難しさを痛感しているんですけども、本当に出させて頂ける事とか今このメンバーでしか出来ない事を大切に、一回一回を本当に丁寧に、しっかりと楽しいだけで終わらない様に大劇場に戻った時に、何か皆んなが雪組に持ち帰れる様に、成長出来る様に、精一杯頑張りたいと思います。
ひ 本当に沢山の事に挑戦させて頂いているので、日々新しい発見が沢山あり、色んな難しさや大変さや自分のがんばる方向など、毎日沢山の事に気付きますので、その一つ一つの気付きを大切に千秋楽まで頑張りたいと思います。

れ 今、このメンバーで今だから出来るこのNWという公演だと思うので、一人ひとりの気持ちを大切に、毎回一回一回を大切に、千秋楽まで集中して、そして最終的にはお客様に楽しんで頂ける様にクオリティーの高い舞台を目指して千秋楽まで頑張りたいと思います。

上級生な口調のれいこちゃんが、大人のお姉さんって感じで(笑)
下級生なひとこちゃんは、可愛い妹って感じ(笑)意外に擬音が多い話し方や、テンション上がってるなって声が、本当にれいこちゃんの事好きなのねと感じました。
後、叶くんがちょこちょことさり気なく、トークを軌道修正したりまとめたりと、これからの立ち位置楽しみだなって活躍をしてて。
しゅわっちは、改めて「ここになんだ」ってポジでちょっと嬉しくなったり(笑)
あいみちゃんは、実年齢若いのに組長としてしっかりしていて、もしかしたらそういう方向に進むのかなとか思ったり。
ちるちるは、控えめにしてて。それもまた可愛かったり。
楽しくしみじみする45分でした。
さ。今日かられいこちゃんは月組生。
それぞれがそれぞれの道を、懸命に、前向きに疾走出来ますように……。
心から応援したいと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございました。