
もう、観られないと諦めていた、「雪組 るろうに剣心」を、もう一度観られる事になりまして。
急遽東京に「出てきまして~ん」

お声がけ下さったブロガーのライム☆さま、本当にありがとうございました。
イナバは幸せ者です

ムラで死ぬほど(私比)観たので、色々変更点が見えたり、進化(深化)しているとこに感動したりしました。
とりあえず、思いつくままに……。

そうよ、ちぎ(早霧せいな)、この言い方をして欲しかったのよ

もう、完璧っ

あ、でも薫救いに行く所の「薫殿から離れてもらおう」は、もっと殺気……まで行かなくても、何か欲しかったな。
でも、ムラより二(枚目)と三(枚目)の差が濃くなってたかなとは、思いました。

セリフも歌も、声は出てるし、「うるさーい!」も従来の音量+キーになってたし、銀橋渡りのソロも、ムラの楽近くに変更された音程から、元に戻ってたんだけど……。
ゆうみちゃん本来の艶やかな声ではなくなってたなぁ。
なんとか治ったらいいんだけど。なんか、喉に直接注射する治療があるらしいね。めっちゃ痛いらしいけど治るって……。最早そこまでレベルかも。
リボン外す所、最初のは問題なくスッといけてたけど、剣心の幻覚の中ではちょっと手こずってた(笑)ムラでもドキドキした場面だったんだけど(笑)「結構、多めに尺(時間)取ってんのね」と改めて思いました(笑)
場面が前後して申し訳ないのですが、下手寄りのお席だったので、警察から釈放され戻って来た剣心と、薫たちの銀橋芝居の場面で、薫が「行きたきゃい行きなさいよ!」ってぷんすかしてそっぽ向く、向いた先が見えて(笑)本当に可愛くて……!それ見て慌てる弥彦・ちるちる(彩みちる)も可愛くて……。
強がってて甘えベタなのがたまりません(笑)私が男だったら絶対惚れてる。と、思いました(笑)
後、加納さんに一服盛られて気を失って、従僕くんに運ばれるとこ。
ふらつき始めが、ムラの時よりは舞台センター近くに見えて、「ええっ、従僕くん出てきてないのに、ここで倒れたらタイミングが速いんじゃないの?」ってびっくりしてたら、
「緋村剣心を蘇らせる役目だ」「剣心は、抜刀斎には戻らない」ってやり取りをしつつ、下手にふらふら移動して、絶妙なタイミングで従僕くんが抱きとめると(抱きとめる位置も、ムラよりセンター寄りの気が……話題になったから、ちょっと目立つ様にしたのかしら(笑))。
あれー?このやり取り、あったっけ?(ありました。脚本にしっかりと)と、思うほどムラの時より間を取ってるように感じました。
短いけどちゃんとセリフが生きて、観客に届くようになったのは、いい事だと思いました(気付かなかったのが、私だけって事は充分ありますが)。

ムラの時より薫に対するボディタッチ長くなってたよ


身体の自由を奪った女の子に、あんなことしてはいけません(爆)
剣心にパヴォの実のお酒呑ませて、口説く(意味違い)場面。
剣心の歌を聞いている時、なんかもの悲しそうな顔をしたんだけど。気のせいかな?
剣心の言葉が理解出来ないというより、「俺の最終目標もそこですけど、なんで異を唱えるの?」みたいな。そんな顔してる様に見えた。
本日の、観柳先生の「ガトガト」の歌のアドリブは、「ガトリング砲はセディカードで~!」って叫んでせり下がってました。……もぉ、だいもんのターンって感じね、あの場面。拍手すごかったです。あ、笑いも(笑)
殺陣は、熟れたね。スピードはそんな早くなったとか思わなかったけど、間隙に余裕を感じました。
あ、でも、今日最初の打込みの時、足ちょっと滑った気がして慌てたよ。
何事も無かった様に続けていたので、ホッとしたけど。
お席がいい感じで良かったので、銀橋ソロは、生声聞こえました。いやー、素晴らしい!この人の喉は、「潰れる」って事がないのね。
本当に、加納惣三郎って役は難解で。脚本が悪いとか言って切ってしまえばそれまでなんだろうけど、私はとても魅力的なキャラクターだと思ってます。
うーん、むっちゃ難しいけど、清濁併せ持った……人間的で、演者としてはやりがいありそう。
辻褄があってない様で、彼の中にはそれがあって、幕末からの動乱期を彼なりに憂いてて。
「自分が日本を良くする」という思いが強すぎて、やってる事が本末転倒な事に気付かないみたいな。
妄想族にいてそうなタイプ(笑)机上どころか、脳内の空論だから穴だらけで。
でも、彼は強かで、生き抜く事には頭がいいから(笑)その空論を結構いいとこまでやっちゃう事が出来た。ので、またやっかいで(笑)
自分の心……というか、過去……というか、思いの中から出られなかった……憐れな人かなと。巻き込まれた人からしたらチョー迷惑な人だけど。
「おいしい役だなぁ」って、改めて思いました。

ムラでは大してウケてなかった「てやんでぃ」で笑いが起きてたのは、良かったね。あ、「人斬らず抜刀斎だ」とか「いい女だし」とか、ちょぼちょぼウケてたなぁ。
やっぱり関西と笑いのツボが違うのかしらね。
あ、新撰組の斎藤さんの拵えの時、更に渋くなってた気がしたわ。
だいもん演じる加納さんに、「ぴしり」と出来てたねー(笑)
益々男っぷりが上がって、ファン増えただろうなぁ(笑)


ガトガトの歌は、ムラ程ウケてないかなと感じたけど、アドリブは毎回趣向を凝らしているみたいで(笑)この時は、胸の前に指でカードの形作ってました。後をだいもんに振った感I?てか、2人でなんかやるって形になったのね(笑)
大変面白かったです(爆)
話題になってた、二幕の客席降り場面のさきなとの絡み。
銀橋芝居だったのね。てっきり花道だと思ってました。
東京の劇場って、花道短いのね。一階席初めて座って気付きました。
だからなんだろうけど。
牙突に構えてる斎藤さん・さきなの切っ先に、「金ならある!」って紙幣刺すの。
原作の斎藤さんなら(私のイメージしている斎藤さんでも)絶対許さないと、思うけど(笑)ま、この場面自体ファンサービスだからね、いいです。
観柳先生の小物っぷりを引き立てるためですから(笑)
でも、お金、もっと派手にばら撒くかと思ったら、1列目にも届くか~?って位なハラ~って落とす感じなのねぇ。
入手された方は、確実に1列目に座られた方なのね。
節分の豆みたく斎藤さんに投げつける位したら面白かったのに……でも、そんな事したら確実に斬られるな(爆)
最後の「あーあ、夜が明けるってのにお先真っ暗だ」のセリフは、やっぱりウケてましたが、退場では拍手がなくて

でも、やっぱりパレードでは沢山拍手受けてました。
「ありがとうございました」って、客席に言うあの姿を見るにつけ、番手は落ちてしまったけど、雪組ファンは……翔くん本人も、得がたいモノを得たなって感じました。
はぁ。めっちゃ長くなってきました。
続きは、次回に!