雪組でラテンってのが久しぶり過ぎて、なんだかピンと来なかったんだけど。

今、密かにちぎが「宝塚の松岡修造」ってよばれているらしく・・・。
わははは。
そう思ってみると、いい得て妙だなとか思ったり。

「熱い」が代名詞だった星組は、次代の大劇のお披露目がまだなので、この段階でこんなこと言うのは早計かなとも思うんだけど。ちえのいなくなった宝塚で、「熱い組」を継承するのは、もう、ちぎ率いる雪組しかないなと、今回、思った次第であります。


ちぎって、・・・何度も書いているけど、もっとクールで、感情があまり表に出ない、ゆうひちゃんの系統だと思っていたんだけど。
二枚目なのに、顔芸がすごくて、ハートが熱くて、周りを巻き込む系だったなんてねぇ、思わなかったわ。


今回のショーでは、とってもそれが良く見えて、よかった。
ゆうみちゃんと組むところが少ないんだけど、組んでるときの表情ったら、とってもいい。
苦しいとか、悲しいとか、切ないとか、もちろん愛しているとか。
ほんの一瞬で感じられる。

観ていて幸せになるコンビだなって何度も感じるわ。


そして、ちぎのその熱っ苦しいパワーに押されて、元々「客席参加型」な空気を持っていた雪組が、もう、全編通して熱っ苦しいショーを繰り広げていて。

熱いし、手拍子で手がジンジンする。

「愛のエスメラルダ~♪」って旋律がぐるぐる頭をめぐる(笑)

後、「奇跡の火祭り~エスメラルダ♪」ってのも、なかなか離れない。

今回、アニソンがない様だけど、この二曲と「エスメラルダの太陽」の三曲が、まるで戦隊物の主題かと思うほどのノリで(笑)
悔しいくらいに血が騒いでしまいます(爆)
サイトーくんのこういうとこ、大好きです(笑)


今回のショーで、いくつか気になったことがあったんですけど。

一つ目。
黒塗りしたせしこの件。
なんか・・・男役時代思い出した。「そうそう、こんな浅黒くて、精悍な男役ぶりだったよなぁ」って。
・・・チェッカーフラッグをキュートに振り回して踊っている姿見て、ぼんやり思ってしまったよ(笑)


二つ目。
ま、娘2はせしことして、その次のポジに、あんりちゃん返り咲いたかな?の件。
だいもんの相手役やっていて、びっくりした。くらっちも星南ちゃんも、今回はこれといって目立つとこなくて。芝居でも。
相性みるのに色々試してみているのかしら。


3つ目。
じゅんこさんのファラオ(爆)の件。
ええと。「ネプトゥーネス」・・・ローマ神話ですか。ま、ギリシャ神話のポセイドンなのよね。
なのに・・・古代エジプトのファラオに見えてしまうという不思議(爆)すごい存在感です。


四つ目。
フィナーレの階段降りの順番の件。
4回目にして気づきました。翔くんと咲奈の順番が逆になっていたことを。
びっくりしたんだけど、パレードでは、三番手位置に立ってましたね、翔くん。
・・・どうしたいんだ?と思ってます。



本当に、楽しくて気持ちいいほどノレるショーで(笑)
星逢とセットで本当によかったと思いました。
やっぱり私、「熱いの」好きらしいです(笑)




この、変わりエンビの「ブワッとさ加減」が大好きですきゃー


こんなセクシーねーさんに向かって、「男らしい」って、失礼ですかね(笑)


・・・さすが元・花男(笑)黒塗り、慣れてる感ありますね。