忙しさにかまけて、宙組行った感想とか色々放置していました。
そろそろ書かないと、記憶が怪しくなってしまいそうです・・・汗

今回は、2階席でした。下手サブセンS席。
私的には、かなりの良席。
いつもB席観劇なんで苦笑

宙組の揃ったフォーメーションや、舞台装置なんかがよく見えて、本当、良かった。
ので、話に集中するってより、そっち関係に目が行ってしましました。

上手下手からスライドして出てくるセットが、舞台奥側に線路を作ってスムーズに出るようにしている・・・のは、もちろん装置としておっきいし、当然かと思うんだけど、その線路に足を取られないように、傾斜をつけていて、そこだけ高さ違うのに、片足だけそこにある子や、ダンスナンバーの時にそこを通る子なんかを見て、転けたりしないかと、ドキドキしたわ。一号セリも、地下牢のセットを仕込んでいる都合で、床面が違う素材になっていて、一階席からではそんなに気にならなかったんだけど、こっちもドキドキした(笑)

後、フィナーレのまーさまが、黒エンビでセリ上がってくるとこ。
二号ゼリの真ん中だけ上げて(まーさまが乗って)、両サイドは下ろしたまま、ロスコと、照明を下から当ててるの。
って、ちゃんとわかったとき、一寸感動した。

こないだステージドアで、照明さんが「ここ十年で機材が大幅に変わったのだけど、初演の時のイメージを壊さないように注意した」みたいなことを話していたんだけど、今の照明ってLEDなんだって、改めて思った。はいはい。ハロゲン世代ですよ水
話が逸れましたが、そんなすごい拘りと技術を改めて感じて、打ち震えましたさ。

「王家」のセットって、「スサノオ」の時の発展系だと思うんだけど、初演で見たときは、びっくりしたなぁ。
前回どうだったか一寸忘れてしまったんだけど、上手下手に立っているレリーフが、ものすごい「レリーフ」になっていて(笑)全体のヒエログリフも含めて「すごい仕事だなぁ」と思ったり。
奥のホリ(ドロップかなぁ、書き割りかなぁ)の、砂漠とか、ナイルの水面とか、エチオピアの大地とか、の風景もいつも素敵だと思う。
吊り物も、すごい象徴的で、オペラっぽい感じなんですかね。
今回は、いい感じにファラオが近くて(笑)こんな高いとこに立った姿勢でうた歌うって、なんてすごいのかしら・・・とか思ったり。

そう言えば、あの場面のコーラスでのソロ。てんれーが担当しているのね。
いい声で、気になって・・・。
こないだはわからなくて、今回オペラで探しましたさ。

後、戦闘場面のとことか、凱旋のフォーメーションとか、奥まで観られたし。

これも二階席だからこその醍醐味ですね(笑)



と、いいつつ、やっぱりマカゼくんのワイルドさには、目がいってしまいました。

しかし・・・星組にいたときはそーでもなかった(と思っていた)マカゼくんのワイルドさが、宙組に来たとたんダダ漏れな感じが・・・。
これって、花組にいるときには優等生なイメージだったまーさまが、宙組に来た途端、「チャラい」と言われるようになったのと、おんなじ感じですかね。
つまり、「元いた組の特色」だと。

そうなら一寸、面白い。

マカゼくんのワイルドなとこ、好きです。

今回の「王家」は見納めだけど、次からの宙組の公演も、楽しみになってきましたわ。