とりあえず。

まあよかった。

脚本的に思うことはあったけど、結果的にお披露目に合う作品だと思うし。
元々好きな脚本だし。


関係無いんだけど、サウフェ・りくくん(蒼羽りく)が下手花道に出て、ひざまづいたとき、すずみん・涼紫央と違うのわかってて、「すずみんだ」って思ったら、泣けてきた。
本当に好きだったのよ、この役演ってた、すずみんがううっ...
フィナーレでも、変わり燕尾のひらっと感に、うるうるしてしまった。

退団して、もう全然舞台とかに出ないすずみん。

だからこそ、彼の何かが、この劇場に残ってるのねって気がして、もう、これだけでこの作品観た甲斐あったなって。

りくくんに移っていたら、もっと泣いてたな。



この役から、すずみんの虜だったのよねぇ。私。


エンビの裾まで気を抜かない、この人の「男役のアイデンティティとプライド」には、今でも頭が下がる思いがします。