まず。
まーさま、おめでとう。
とっても若々しいラダメス将軍で、とってもよかった。
私的に、やっぱり初演が一番なのだけど、見ているうちに「これはこれでありやな」って思った。
最初、どうしてもインパクトが弱いなと思ったんだけど、「このまーさま・ラダメスは、わたる・ラダメスより5才~10才若いと考えよう」と思って見たら、全然大丈夫だった。
わたる・ラダメスも、決して大人な(わたる比)役ではなかったけど、まーさまのは、本当に若かった。
ケペルたちと、本当に「親友」枠で、イシスの神のお告げがあったから、頭ひとつ出世したって位に見えた。
ので、敵のお姫様に心奪われたり、ぐいぐい力とお金と色香で押してくる、自分とこのお姫様に引いたりするのかな的な(笑)
将軍に選ばれたところとか、アイーダへの思いが通じたところとか、アイーダと地下牢で再会したところとか、本当にストレートに嬉しそうで、若さをとても感じた。
エチオピアとの戦いで、囮になるところも、「戦術的にどうか」というより「美味しいとこさせろ」的に、三人で楽しんで・・・というと語弊があるのだけど、そんな感じに見えたし、アイーダからファラオの警備の事が漏れたと気づくとこも、「彼女が自分を裏切るなんてありえない」というより「彼女が漏らすなんて信じられない」ってショックを受けている様に見えた。
一寸説明難しいんだけど、わたるの時は、裏切るかもしれないと見抜けなかった自分にショック受けてる感じがして。まーさまのは、彼女の行動に驚いている感じ?
信じているのが、自分の勘か、彼女の愛かって感じかな。
若さ故の自信、若さ故の愛。
そんなものをとても強く感じられて、面白いなぁと思った。
で。
まーさまの歌い方のお陰で、長年疑問に感じていた歌詞が判明して、チョーすっきりしました(笑)
アイーダは。
色々ウケた。
ええと。「娘役が演じると、こうも可愛くなるのだな」と。
見ていて、にまにまが止まりませんでした。
仕草ひとつとっても違うし、語気を荒げても、可愛い枠なんだよなと。
や、とーこちゃんが可愛くなかったとは決していいませんわ。チョーゼツ可愛かったですよ。
でも、なにするにも男前な女性なとーこちゃん。わたる・ラダメス相手でも、「それおかしい」と思ったら、バシバシ突っ込んでしまう(笑)
一番違いを感じたのは、「ファラオは、アムネリスさまの父親ではなかったの?」っていう言い方(笑)
とーこちゃんたら、ものすごく責めてる感じだったのよね。
ともすれば、「あなたの計画は穴だらけよ」的な言い方にも聞こえるくらい。
みりおんは、もっと優しい。「そんなに上手くいかないわ」位に聞こえる。
もちろん、とーこちゃんのアイーダは、「勇敢で賢い」って王女そのもので、囚われの身になってからでも、その気高さは失われていないどころか、ラダメスをして「あなたは王女だ」と言わしめるくらい。
みりおんのは、もっと柔らかいかな。
きっと、戦いに赴く的な勇敢さではなく、女性としてはっきり言うべき事は言って、女や子供たちの為に何かをやってきたんだろうなって感じ?
だから、全然違うんだけど、それぞれにとっても魅力的で、いいなと、思った。
まぁ、やっぱりキャラ(性格)としては、「勇敢」が強い方が、「アイーダ」としてはいいと思うけど、今回のこの脚本ではこれが正解だと思うわ。
で、ウバルド・マカゼくん。
もう・・・。
ごめんなさい。出てきたとき、本当にホッとした。
星組スピリッツがここにあると思って。
マカゼくんは、マカゼくんとして、アイーダのお兄ちゃんで、エチオピアの後継者、王の息子を全力で演じていたと感じた。
一寸古いけど、オーシャンズの時を思い出したわ。
あのときのマカゼくんは、へたれの末っ子だったけど、年長のマヤさん演じるソールとなんだかいいコンビで、いちいち「じいさん、大丈夫かよ」的に手助けしていたんだけど、今回のウバルドでも、父上大好きな感じが見えて、なんか、にやにやしてしまった(笑)
一幕終わりの、アムナスロ王・ヒロさんが捕らえられて出てきたとき、「父上っ!」って、走り出てきて、もぅ、全身で庇ってるのがもぅ、ツボで・・・(笑)
もぅ、大きい体で、一生懸命父上に覆い被さってるこの、やさぐれ息子ったら、頭撫でくりまわしたい位、可愛い
ケロちゃんも、こんなにパパにひっついてたかしら?
意外とね、お歌も聴けるレベルだし、安心した。
星組本意な物言いで申し訳ないんだけど、宙組で色々お勉強して、べにトップになる頃、戻っておいでね~。
後。
うららちゃんやな。
やっぱり、彼女は「姫役者」だと思ったわ。
気位が高くて、毅然としていて、気高くて、美しくて・・・。本当にぴったり。
ただ、やっぱりお歌がすごかった
うららちゃん的には、本当に頑張っていると思うし、ファルセットを使わずに、地声で高い音域まで上げられたら、普通に聴けると思うんだよね。
それが見えたことが、希望の光だったよ。
あ、アムネリスさまとして、うららちゃんに足りないもの。
それは、「色気」でした(笑)
でも、ラダメスもずいぶん若かったから、アレくらいのお色気で十分だったかも(笑)
壇ちゃん並みに迫られたら、きっとオチてたわ(笑)
ダブル父は、なんか初演とまったく同じで、色々ガクブルものでした(爆)
全体的には、もう、コーラスのユニゾンが優逸で、打ち震えましたさ。
まだ開けて間もない公演だから、これからどんどん良くなってくるんだろうね。
がんばってほしいものですわ。


まーさま、おめでとう。
とっても若々しいラダメス将軍で、とってもよかった。
私的に、やっぱり初演が一番なのだけど、見ているうちに「これはこれでありやな」って思った。
最初、どうしてもインパクトが弱いなと思ったんだけど、「このまーさま・ラダメスは、わたる・ラダメスより5才~10才若いと考えよう」と思って見たら、全然大丈夫だった。
わたる・ラダメスも、決して大人な(わたる比)役ではなかったけど、まーさまのは、本当に若かった。
ケペルたちと、本当に「親友」枠で、イシスの神のお告げがあったから、頭ひとつ出世したって位に見えた。
ので、敵のお姫様に心奪われたり、ぐいぐい力とお金と色香で押してくる、自分とこのお姫様に引いたりするのかな的な(笑)
将軍に選ばれたところとか、アイーダへの思いが通じたところとか、アイーダと地下牢で再会したところとか、本当にストレートに嬉しそうで、若さをとても感じた。
エチオピアとの戦いで、囮になるところも、「戦術的にどうか」というより「美味しいとこさせろ」的に、三人で楽しんで・・・というと語弊があるのだけど、そんな感じに見えたし、アイーダからファラオの警備の事が漏れたと気づくとこも、「彼女が自分を裏切るなんてありえない」というより「彼女が漏らすなんて信じられない」ってショックを受けている様に見えた。
一寸説明難しいんだけど、わたるの時は、裏切るかもしれないと見抜けなかった自分にショック受けてる感じがして。まーさまのは、彼女の行動に驚いている感じ?
信じているのが、自分の勘か、彼女の愛かって感じかな。
若さ故の自信、若さ故の愛。
そんなものをとても強く感じられて、面白いなぁと思った。
で。
まーさまの歌い方のお陰で、長年疑問に感じていた歌詞が判明して、チョーすっきりしました(笑)
アイーダは。
色々ウケた。
ええと。「娘役が演じると、こうも可愛くなるのだな」と。
見ていて、にまにまが止まりませんでした。
仕草ひとつとっても違うし、語気を荒げても、可愛い枠なんだよなと。
や、とーこちゃんが可愛くなかったとは決していいませんわ。チョーゼツ可愛かったですよ。
でも、なにするにも男前な女性なとーこちゃん。わたる・ラダメス相手でも、「それおかしい」と思ったら、バシバシ突っ込んでしまう(笑)
一番違いを感じたのは、「ファラオは、アムネリスさまの父親ではなかったの?」っていう言い方(笑)
とーこちゃんたら、ものすごく責めてる感じだったのよね。
ともすれば、「あなたの計画は穴だらけよ」的な言い方にも聞こえるくらい。
みりおんは、もっと優しい。「そんなに上手くいかないわ」位に聞こえる。
もちろん、とーこちゃんのアイーダは、「勇敢で賢い」って王女そのもので、囚われの身になってからでも、その気高さは失われていないどころか、ラダメスをして「あなたは王女だ」と言わしめるくらい。
みりおんのは、もっと柔らかいかな。
きっと、戦いに赴く的な勇敢さではなく、女性としてはっきり言うべき事は言って、女や子供たちの為に何かをやってきたんだろうなって感じ?
だから、全然違うんだけど、それぞれにとっても魅力的で、いいなと、思った。
まぁ、やっぱりキャラ(性格)としては、「勇敢」が強い方が、「アイーダ」としてはいいと思うけど、今回のこの脚本ではこれが正解だと思うわ。
で、ウバルド・マカゼくん。
もう・・・。
ごめんなさい。出てきたとき、本当にホッとした。
星組スピリッツがここにあると思って。
マカゼくんは、マカゼくんとして、アイーダのお兄ちゃんで、エチオピアの後継者、王の息子を全力で演じていたと感じた。
一寸古いけど、オーシャンズの時を思い出したわ。
あのときのマカゼくんは、へたれの末っ子だったけど、年長のマヤさん演じるソールとなんだかいいコンビで、いちいち「じいさん、大丈夫かよ」的に手助けしていたんだけど、今回のウバルドでも、父上大好きな感じが見えて、なんか、にやにやしてしまった(笑)
一幕終わりの、アムナスロ王・ヒロさんが捕らえられて出てきたとき、「父上っ!」って、走り出てきて、もぅ、全身で庇ってるのがもぅ、ツボで・・・(笑)
もぅ、大きい体で、一生懸命父上に覆い被さってるこの、やさぐれ息子ったら、頭撫でくりまわしたい位、可愛い

ケロちゃんも、こんなにパパにひっついてたかしら?
意外とね、お歌も聴けるレベルだし、安心した。
星組本意な物言いで申し訳ないんだけど、宙組で色々お勉強して、べにトップになる頃、戻っておいでね~。
後。
うららちゃんやな。
やっぱり、彼女は「姫役者」だと思ったわ。
気位が高くて、毅然としていて、気高くて、美しくて・・・。本当にぴったり。
ただ、やっぱりお歌がすごかった

それが見えたことが、希望の光だったよ。
あ、アムネリスさまとして、うららちゃんに足りないもの。
それは、「色気」でした(笑)
でも、ラダメスもずいぶん若かったから、アレくらいのお色気で十分だったかも(笑)
壇ちゃん並みに迫られたら、きっとオチてたわ(笑)
ダブル父は、なんか初演とまったく同じで、色々ガクブルものでした(爆)
全体的には、もう、コーラスのユニゾンが優逸で、打ち震えましたさ。
まだ開けて間もない公演だから、これからどんどん良くなってくるんだろうね。
がんばってほしいものですわ。

