自称歴女、新選組好きの稲葉、「和モノの雪組」が「星影の人」をやるってのに、観に行かないわけにはいかないと、今まで何度もいくチャンスがありながら、一度も行ったことのなかった福岡・博多座に行きました~。

ええと。

脚本的には、・・・や、再演も見たからわかっていたことなんだけど。
もう初演が76年で、当時はこれが通説だったってこともあるから、今更言っても仕方ない突っ込みどころが気になって気になって仕方なかったんだけど。
そして、それ (ま、沖田くんの結核発症時期なんだけどね) を突っ込むと、この話し全否定になっちゃうので、お口もにもにしながらも堪えてたんですけど。
後、出てくる女の子が軒並み沖田くんに惚れるとか。一寸余計?だなとか。
池田屋騒動を暗転で声だけでやっちゃうとことか。

それ以外のとこは、本当に、よかったです。

一寸ね、ちぎの沖田くんって、「似合うだろうけど、どうかな」って思ってたから・・・。

なんていうのかな。
ビジュアルは申し分ないけど、一寸大人っぽいかなとか思ったんだけど。
ま、 実際眉間にシワよせて苦悩している姿見ると、やっぱり一寸大人っぽいかなとは思ったけど。

いやいや、可愛かったですわ。

玉勇さんとの逢い引き現場を、みんなに覗き見されてはやしたてられたとこ。
よく見たら全員ちぎより下級生ばっかりなのに、みんなに愛されている弟分に見えたよ苦笑

剣客しとての姿が、はぁ。もう・・・とっても格好よくって。なんやかやですっかり「和モノの雪組」の人になっているちぎに見とれちゃいましたよ。

あ、そう言えば、総髪のヅラ、ポスターの時と分け目が逆になってた。
こっちのが好きだわ、私。と思ってみました。

ヅラで思い出した。
土方さんの元結いが赤い組紐だったのに萌えてしまいました(確認したら、前回もそうだったね)私、土方派なんですにこ
前回のキムも、意外に渋くて格好よかったので好きでしたが、今回のみつるも、なかなか落ち着いていて、格好よかったです。学年が正しい(土方さん役の人が沖田くん役の人より上級生)から、見やすかったってのもあるかな(笑)

玉勇のゆうみちゃんは、・・・ほんと、ポスター見た時はどうしようかって思った位、しゃべ化粧がアレでしたけど・・・。本番は、きれいでした~。ああよかった苦笑せっかくのかわいい顔が台無しだったものね。
とってもきれいな玉勇さんで、そりゃ沖田くんだって惚れますわな、な風でした。
京言葉も頑張っていたし、京舞も、きれいだったし。
で、やっぱりとなみちゃんに比べると幼い感じだったけど、逆に年若くて花街に入って、芸妓になって「ねえさん」と呼ばれてそれなりのキャリア積んでるけど、若い
というか、娘のままな感じで。
沖田くんと二人並ぶと、ほんとお似合いで。
ラスト、泣けました。

元々新選組好きですから、近藤さんとか山崎さんとか、斎藤さんとか源さんとか、八っつぁん、平さんとか、・・・もちろん山南さんとか大好きで。

大が源さんってのにウケてしまいましたが、私的にはキャラのイメージで・・・役の大きさ関係無く・・・大には八っさんやってほしかった(笑)

にわにわの近藤さんは、思いの外(失礼)イメージに合っていてよかった。

山崎さんのキングはやばかった。
いやー格好いい!着流し姿粋!

後、桂さんの咲奈。
なんか、いつまでも下級生の子ってイメージだったんだけど、なかなかどうして。
とてもいい立ち姿で、よかったと思った。

和モノの殺陣に関しては、ほんと、雪組の組子って安心だわ。

ほんと、脚本的にはアレだけど(と言っても某氏の脚本の様に破綻してないから)、キャラ萌えして楽しめましたきゃー

もう一回観たい位(笑)