ネタばれです。
とにかく、今回大石先生は、がんばったと思った。エラソーですけど。
前回(美しき生涯)の、トップコンビにやってほしい場面ばかり繋ぎ合わせたかのような、 ファン心理暴走脚本に比べたら、ものすごく「宝塚的」に完成されたホンになっていたと思う。
ただし、起承転まで。
結は・・・なんであんな、いかにも「きれいに片付けました」にしちゃったんだろう。
あらすじね
フランスの植民地で、独立をするために戦っている島のリーダーロベルト@キキちゃんと、この島の住民でありながら、幼い頃に島を離れ、フランス貴族として島に赴任した指令官カルロ(シャルル)@みりおは、同じ日に生まれて、「かつての独立戦争の英雄の意志を継ぎ、独立を成し遂げる」と予言されていた。
立場も方法も違うが、二人の思いは同じ。
かつての親友でもある二人は、力を会わせて独立への道を行くと思っていた。
のだが、ロベルトの許嫁アリシア@花乃ちゃんを、カルロがそうとは知らずに恋してしまった事から、亀裂が生じ始める。
折しも、本国フランスでは、王政を廃止しようと、革命がはじまり、ナポレオンが台頭してきていた。
ロベルトは、島の総意として、フランス人を皆殺しにすべきと、考えていた。
一方、流血を避けたいカルロは、新フランス政府に掛け合い、島のフランス軍を撤退させ、独立を認めてもらうように画策していた。
その切羽詰まった状態を理解できない、島のフランス人たちは、独立派への内通を理由に、カルロを捕らえ、処刑しようとする。
一時は、カルロの意見に同意していたロベルトだが、カルロを助けて欲しいと懇願する、アリシアへの想いとカルロへの憎しみに、判断力を鈍らせてしまい、夜襲をかけてフランス人を皆殺しにしようという、反カルロ派のセルジオ@あきらの口車に乗り、裏切ることを決意する。
そして、カルロ処刑のその時・・・。
その時
裏切る気満々だったはずのロベルトが、銃を構えて仲間たちと処刑場に乱入。
なぜか火刑の為の松明だけを撃ち、カルロを助ける。
いいタイミングで、ナポレオン率いる新フランス政府軍が現れ、旧体制下で島を搾取し支配し続けていた人々を捕らえる。
ロベルトに裏切りをそそのかしたセルジオは、ほほげたを腫らせている。
戒めを解かれたカルロ。
ナポレオンから、カルロがこの島のこれからについて新政府に嘆願した内容が告げられる。
島の未来はロベルトに任せ、自分は島を出るというカルロ。
「・・・愛するひととともに。」と、アリシアに手を差し出す。
・・・。
嫉妬に狂っていたはずのロベルトは、ここで
「なんだと」とはならず、二人を祝福し、送り出す。
二人は、新たな地へ旅立つ。
・・・。
ロベルトが言わないなら私が言おう。
「なん・・・だとぅ?!」
なんで、ロベルトったら、そんな急にものわかりのいい人になっちゃったのー?
ずっと「許嫁」ポジだったのに、彼女の反応鈍くて、あげくに「ただの同志だ」とか言われて。いつのまにか親友(それも、昔は自分が兄貴分)が彼女と仲良くなってるし。
って、イライラしてたんじゃないの?
フランス軍に捕まったカルロを助けてあげてと懇願しに来た、彼女の言葉に聞く耳持たず、勝手させないために縛って部屋に置き去りにするくらい、心は決まっていたはずなのに。
セルジオは、殴られてるし。
・・・場転のわずかの間に、何があったんだ(爆)
ナポレオンも、嘆願書出してすぐ帰ってきたカルロの、翌朝島に軍つれて入るなんて、まぁ、行動のお早いこと。
さすか、「眠らない男」だよ(爆)
そして、カルロ。初めて恋したアリシアが、ロベルトの許嫁だって知ったとたん、「親友は裏切れない」って、一生懸命避けようとしていたのに、最後の最後で、裏切っちゃうのね。
アリシアは、初めっからロベルトに、「そーいう感情ないです」アピールしていたから、いいけどさぁ(それに気づかないロベルトって、不憫・・・)、どーせ押し殺すなら、最後までがんばんなよって思った。
あの、どんどん彼女に惹かれていく自分を、必死で押し殺している姿に、もう、キュンキュンしたのに・・・。
わーん、あのキュンキュン返せ~(うそ)
どうもそれが気に入らなかった。
そりゃ、せっかくのお披露目ですから?主人公死んだり、一人で旅立つなんてあかんでしょうけど。
私としてはというか、オチとしては、みりお、一人で旅立ってほしかったわ。
死なすならキキちゃんのが、綺麗よね。オチとして。
ちょっとなんか、安直じゃない?って感じてしまって。
途中まで、本当によかったの。
みりおとキキちゃんにキュン死にしそうになったくらい(笑)
だから、あえて、書かせてもらいました。
大石先生。
同じヅカファンとして、三度目の正直で、次回(あるとするなら)完璧に美しい宝塚らしい・・・だけど古くさくない新作、期待しております。
ファンとして、脚本書く人間としたら、夢だものねぇ。
ヅカのホン書くなんて。
・・・私も、書いてみたい(笑)

みりおの、アイラインが好きです。目尻のとこくっつけて書かずに、一筋残すとこ。
なんか、綺麗の。この写真じゃ全くわかんないけど(笑)
とにかく、今回大石先生は、がんばったと思った。エラソーですけど。
前回(美しき生涯)の、トップコンビにやってほしい場面ばかり繋ぎ合わせたかのような、 ファン心理暴走脚本に比べたら、ものすごく「宝塚的」に完成されたホンになっていたと思う。
ただし、起承転まで。
結は・・・なんであんな、いかにも「きれいに片付けました」にしちゃったんだろう。
あらすじね

フランスの植民地で、独立をするために戦っている島のリーダーロベルト@キキちゃんと、この島の住民でありながら、幼い頃に島を離れ、フランス貴族として島に赴任した指令官カルロ(シャルル)@みりおは、同じ日に生まれて、「かつての独立戦争の英雄の意志を継ぎ、独立を成し遂げる」と予言されていた。
立場も方法も違うが、二人の思いは同じ。
かつての親友でもある二人は、力を会わせて独立への道を行くと思っていた。
のだが、ロベルトの許嫁アリシア@花乃ちゃんを、カルロがそうとは知らずに恋してしまった事から、亀裂が生じ始める。
折しも、本国フランスでは、王政を廃止しようと、革命がはじまり、ナポレオンが台頭してきていた。
ロベルトは、島の総意として、フランス人を皆殺しにすべきと、考えていた。
一方、流血を避けたいカルロは、新フランス政府に掛け合い、島のフランス軍を撤退させ、独立を認めてもらうように画策していた。
その切羽詰まった状態を理解できない、島のフランス人たちは、独立派への内通を理由に、カルロを捕らえ、処刑しようとする。
一時は、カルロの意見に同意していたロベルトだが、カルロを助けて欲しいと懇願する、アリシアへの想いとカルロへの憎しみに、判断力を鈍らせてしまい、夜襲をかけてフランス人を皆殺しにしようという、反カルロ派のセルジオ@あきらの口車に乗り、裏切ることを決意する。
そして、カルロ処刑のその時・・・。
その時

裏切る気満々だったはずのロベルトが、銃を構えて仲間たちと処刑場に乱入。
なぜか火刑の為の松明だけを撃ち、カルロを助ける。
いいタイミングで、ナポレオン率いる新フランス政府軍が現れ、旧体制下で島を搾取し支配し続けていた人々を捕らえる。
ロベルトに裏切りをそそのかしたセルジオは、ほほげたを腫らせている。
戒めを解かれたカルロ。
ナポレオンから、カルロがこの島のこれからについて新政府に嘆願した内容が告げられる。
島の未来はロベルトに任せ、自分は島を出るというカルロ。
「・・・愛するひととともに。」と、アリシアに手を差し出す。
・・・。
嫉妬に狂っていたはずのロベルトは、ここで
「なんだと」とはならず、二人を祝福し、送り出す。
二人は、新たな地へ旅立つ。
・・・。
ロベルトが言わないなら私が言おう。
「なん・・・だとぅ?!」
なんで、ロベルトったら、そんな急にものわかりのいい人になっちゃったのー?
ずっと「許嫁」ポジだったのに、彼女の反応鈍くて、あげくに「ただの同志だ」とか言われて。いつのまにか親友(それも、昔は自分が兄貴分)が彼女と仲良くなってるし。
って、イライラしてたんじゃないの?
フランス軍に捕まったカルロを助けてあげてと懇願しに来た、彼女の言葉に聞く耳持たず、勝手させないために縛って部屋に置き去りにするくらい、心は決まっていたはずなのに。
セルジオは、殴られてるし。
・・・場転のわずかの間に、何があったんだ(爆)
ナポレオンも、嘆願書出してすぐ帰ってきたカルロの、翌朝島に軍つれて入るなんて、まぁ、行動のお早いこと。
さすか、「眠らない男」だよ(爆)
そして、カルロ。初めて恋したアリシアが、ロベルトの許嫁だって知ったとたん、「親友は裏切れない」って、一生懸命避けようとしていたのに、最後の最後で、裏切っちゃうのね。
アリシアは、初めっからロベルトに、「そーいう感情ないです」アピールしていたから、いいけどさぁ(それに気づかないロベルトって、不憫・・・)、どーせ押し殺すなら、最後までがんばんなよって思った。
あの、どんどん彼女に惹かれていく自分を、必死で押し殺している姿に、もう、キュンキュンしたのに・・・。
わーん、あのキュンキュン返せ~(うそ)
どうもそれが気に入らなかった。
そりゃ、せっかくのお披露目ですから?主人公死んだり、一人で旅立つなんてあかんでしょうけど。
私としてはというか、オチとしては、みりお、一人で旅立ってほしかったわ。
死なすならキキちゃんのが、綺麗よね。オチとして。
ちょっとなんか、安直じゃない?って感じてしまって。
途中まで、本当によかったの。
みりおとキキちゃんにキュン死にしそうになったくらい(笑)
だから、あえて、書かせてもらいました。
大石先生。
同じヅカファンとして、三度目の正直で、次回(あるとするなら)完璧に美しい宝塚らしい・・・だけど古くさくない新作、期待しております。
ファンとして、脚本書く人間としたら、夢だものねぇ。
ヅカのホン書くなんて。
・・・私も、書いてみたい(笑)

みりおの、アイラインが好きです。目尻のとこくっつけて書かずに、一筋残すとこ。
なんか、綺麗の。この写真じゃ全くわかんないけど(笑)