星組のショー「Dear DIAMOND!!」。

前回もしっかり観たはずなのに、初めて観た様に感動してしまった。
本当に愛一杯のショー。
決してしんみりしていた訳ではないのだけど、うるうるが止まりませんでしたううっ...

べにも言っていた(らしい)けど、「今(今まで)の星組が大好き」です。




ネタばれです。







プロローグのタンゴ。
銀橋のちえが、いつもと雰囲気違って色っぽい(爆)今日の髪型、前髪をセンター分けでパラッと下ろしてる(様に見えた)のって、珍しく感じる。

お衣装も格好いい。背中のカッティングがおしゃれ。
星組の野郎ども、ダンディやわ(笑)
女の子たちはセクシーでチャーミングだし。
いいねぇ(笑)

ここらへんはまだヨユー(笑)
「おおっ、すげー」とかって喜んで観ていられる。


豪華な銀橋渡りの後、ちえの懐かしい姿に、笑いが出る。
・・・ノバボサのドアボーイとか、ちえを本当に最初から応援してらっしゃる方とか、感慨ひとしおだろうなと思う。
この場面のちえの可愛さが、懐かしよ・・・。

ねねちゃんとのやりとりが、本当に可愛いんだけど、この日ねねちゃんに飲み物をひっかけちゃって、怒ったねねちゃんにグラス顔に押し付けられる所で、グラスがうまく顔につかず・・・。
「あれ?あれ?」って困っている風のねねちゃんの声に被るように、何かを吸い込む「スースー」って音がして(笑)
終いには、「できない・・・。」ってちえが情けないこと言い出して、そのまま引きずられるように退場していった。

・・・グラスの縁をくわえていると思っていたのにまさか、吸って引っ付けているなんて(爆)

爆笑ものでした。

あ、ねねちゃんの回転したときにしか見えない、ストッキング(編みタイツ)のデザインが、さりげにセクシーで、とてもいいと思います(爆)


そして、べにのドラキュラ。
やっぱりべには美人だね。似合っているわこういうお役。
演技力があるから、ものすごく、こういうストーリー性の高いナンバーがとてもいい。

ただ、パンツのラインが気になった。
もっとスリムなのにすればいいのに、ジョッキーズボンみたいに、太もも辺りが張っていて、その上、その太く見えるところに、光り物の飾りが付いているものだから・・・なんとも、ビミョーなシルエットに・・・。
変更してもらえるといいなぁ。


次の、まこっちゃんと風ちゃんから始まる「宝石レビュー」。
歌上手コンビは、耳に心地いいわ(笑)95期って、本当に安心の期ですな。


格好いいちえに絡む、「ダイナマイト」な女たち(笑)
退団公演でもやっぱり女装などいちゃん。
ほんまに、きれい。そして、ダイナミックかつ、切れのいい繊細なダンス。
ダンスと言えばちえって感じだけど、星組にはこの人もいるのよっていう、自慢のダンスリーダー。トワラーとしては、宝塚随一の技巧者。
はぁ、退団するのねぇぇぇぇ。寂しい。

絡んでるメンバーの中には、ぺっちゃんもいて。すっごいきれいでしたわ。
ああ、萩の月・・・。


ねねちゃんは、ルビー。
そーいえば、前にやった「セレブリティ」思い出したわ。

お歌は・・・ 。・・・ねねちゃん、レバンガ!


お茶会で聞いていた、「緑」なマカゼくんは、エメラルド。

マカゼくんも、レバンガ!


客席降りは、本当に盛り上がりました。
今回、二階席でしたので、ええ、ちえを思いっきり見ました。
下手側サブセンでしたので、上手に走っていったちえの全身を見られました。
・・・すっごい派手な頭飾りで・・・。
なんだろう・・・ごっついティアラっつーか・・・(笑)
白地にブルーなお衣装と、派手なサッカーのプロテクター(すね当て)みたいな飾りの付いたロンブーとあいまって、その姿はまるで、戦隊ヒーロー(爆)
収録様に入っていたカメラに向かって「DVD!」って叫んでました(笑)
盛り上がってました。
けど、立ち上がってちえに触ろうとするのは、止めて欲しかったです水


三組のデュエダンは、以外なキャスティング過ぎて、びっくり。
なんで、次期トップ娘役がいないの?
どーしても、ここだけ不満でしたわ。

あ、まこっちゃんの女装にはびっくりしましたけどウケました(笑)



で、ここから泣かせに入るわけですよ(笑)
まさこのソロから入るってだけで、「あ、やばい」って思っちゃうんですけど、ブルーの電飾の吊りものの中にいる、ちえにものすごい、ジーンときてしまって。
や、そんな自分に「まだ、早~い(@グラパン)」と突っ込みを入れつつ(笑)

途中で、マカゼくん、べに、ねねちゃんが歌い継ぐとこあって、その歌詞が、「あなたに焦がれ」とか「あなたを愛し」とか「あなたを追い」・・・だっけか、とにかく三人がちえに対して思っていただろう言葉が入っていて。
鼻の奥がツーンとしてきてしまいました。

下手でソロ(コーラス)しているコロちゃんの存在感たるや・・・!
昔、見た目の印象に比べて、ハスキー(というか、個性的?)な声で、大変そうだなぁと思っていたんだけど、すっかりいなくてはいけない歌姫になっていたのに。
退団かぁ・・・。

客席の雰囲気含め、すべてが、ちえに向かっているこの空間が、泣けてくるほどに、愛おしかったです。
そーちゃんのさよならでも感じたんだけど、やっぱり組によって違うなぁ。
・・・星組は、こんなときでも、ちょっと熱い・・・(笑)


べにとマカゼくんが、銀橋で歌うところ。
あのね。
よかった。
正直、二人ともお歌はアレじゃないですか。でもね、
よかった。

この二人の並び、(1、2で)見たかった。
マカゼくん、べにがトップになるころ、帰っておいで~って気持ちです。


そして、あの、ちえちゃん作詞の歌があって。ちょこっとだけ客席降りてんだけど、ちえファン、絶対号泣だわ。


今やすっかり定番になった、大介先生の退団者への餞ナンバー。
ねねちゃんが素敵。
・・・本当に、ちえに付いてよくここまでがんばって、星組を引っ張ってくれたなぁって、本当に感謝です。
ねねちゃんがちえの相手役でよかったと思うわ。で、添い遂げてくれて、本当にうれしい。
体育会系の、でも、意外にラブラブな二人が本当に好きでしたよ。


そして、そして!
御輿。
一回目の時は、「話には聞いていたけど」なびっくりで、ウケて終わってしまったんだけど、今回はちゃんとオペラでお御輿隊をチェック。
なんか、本当に、気合いと自信に満ち溢れたいい顔をしているメンバー見ていたら、もぅ、本当に泣けてきた。

こないだも書いたけど、愛が一杯で、たまりません。

その一杯の愛をうけて、嬉しそうなちえ。
ちえらしいゴーカイな走り方で、大階段駆け上がって行く姿がまた・・・。
気持ちいいほどに清々しい。
てか、熱い(爆)


ねねちゃんのソロも、ここは染みた~泣
記者会見で「愛加に負けないくらい(相手役が)好きです」みたいなことを言っていたけど、とても伝わる歌声でした。


黒燕尾は、何もついていないシンプルなやつで。
躍りっぷりが、「ああ、星組の黒燕尾だわ」と。
羽山先生の振り付けが、バシッと決まって、本当に格好よかった。


デュエダンは、うちの娘(上)念願のリフトがあって。
本当に集大成感満載な振り付け、ありがとうございますだ。


コロちゃんのエトワールから始まるパレードも、拍手とオペラ上げるのが忙しくて・・・(笑)


今回で見納めかと思うと、本当に辛くなって・・・。熱くなる目頭押さえつつ、心に焼き付けなきゃと、がんばりましたさ。



ああ。
ひとつの時代が終わるのね。
私の大好きだった星組が終わるんだわと、本当に悲しくなってしまいました。




改札入ったとこでもらいました。