退団者のご挨拶で。
ともみんが大階段を降りてきて、定位置に着くまで、ちぎは、にっこりした顔で、微動だにせず見ていた。
同期のお花を渡すとき、顔がくっつくんじゃね?
って位近付けて楽しそうな会話を交わしていた。
そして。
その後、 ちぎは涙の一筋も流さず、ともみんはちぎの事には一言も触れずに、ご挨拶を終えた。
ちぎは、ずっと小首をかしげて優しげな顔で、ともみんを見つめていた。
ともみんも、ちぎを背中に感じて、途中言葉を詰まらせながらも立派なご挨拶をした。
と、見えた。
二人は、とても仲の良い同期だと知られている。
現に、何度かのカテコの時、ともみんは自分の事を置いて、「早霧と咲妃のお披露目公演の千秋楽でもあります。」ここまで無事に来られて済んでよかったと、心からホッとしたという風に話していた。
それをちぎは嬉しそうに聞いていた。
とても、とても仲の良い同期だからこその「言葉がなくても分かり合える」関係がこのご挨拶の様子を見てとれた。
ちぎにとって、ともみんにとって、お互いはお互いのことをわかりあって、心の底から「背中を預けられる」関係なんだと、感じた。
この二人の様子を見て、二人は元々違う組から来た子たちなのに、こんなに雪組気質なんだと感動した。
武士道にも通じるほどの・・・
分かり合えているからこそ、べたべたしない潔さ。
旅立つ人は、背中で友を感じ、見送る人は、涙も見せずその背中を見つめる。
なんて、美しい同期愛か・・・。
二人が一緒に過ごした時間は短かったかも知れないけど、それを感じさせないほどの濃い時間を共有したんだろうな。
そして、友が頂点に立ったとき、全力で支えて安心して卒業するのだな。
なんか、震えた。
感動した。
雪組の武士(漢)らしい、同期愛、しっかり心に感じました。
ともみん、卒業おめでとう。
あなたのこれからに幸多からんことを。
ちぎ、トップお披露目おめでとう。
あなたのますますの活躍を期待します。

ともみんが大階段を降りてきて、定位置に着くまで、ちぎは、にっこりした顔で、微動だにせず見ていた。
同期のお花を渡すとき、顔がくっつくんじゃね?

そして。
その後、 ちぎは涙の一筋も流さず、ともみんはちぎの事には一言も触れずに、ご挨拶を終えた。
ちぎは、ずっと小首をかしげて優しげな顔で、ともみんを見つめていた。
ともみんも、ちぎを背中に感じて、途中言葉を詰まらせながらも立派なご挨拶をした。
と、見えた。
二人は、とても仲の良い同期だと知られている。
現に、何度かのカテコの時、ともみんは自分の事を置いて、「早霧と咲妃のお披露目公演の千秋楽でもあります。」ここまで無事に来られて済んでよかったと、心からホッとしたという風に話していた。
それをちぎは嬉しそうに聞いていた。
とても、とても仲の良い同期だからこその「言葉がなくても分かり合える」関係がこのご挨拶の様子を見てとれた。
ちぎにとって、ともみんにとって、お互いはお互いのことをわかりあって、心の底から「背中を預けられる」関係なんだと、感じた。
この二人の様子を見て、二人は元々違う組から来た子たちなのに、こんなに雪組気質なんだと感動した。
武士道にも通じるほどの・・・
分かり合えているからこそ、べたべたしない潔さ。
旅立つ人は、背中で友を感じ、見送る人は、涙も見せずその背中を見つめる。
なんて、美しい同期愛か・・・。
二人が一緒に過ごした時間は短かったかも知れないけど、それを感じさせないほどの濃い時間を共有したんだろうな。
そして、友が頂点に立ったとき、全力で支えて安心して卒業するのだな。
なんか、震えた。
感動した。
雪組の武士(漢)らしい、同期愛、しっかり心に感じました。
ともみん、卒業おめでとう。
あなたのこれからに幸多からんことを。
ちぎ、トップお披露目おめでとう。
あなたのますますの活躍を期待します。
