初めてのライブビューイング。
観たいトコ端々まで観られないだろうなぁ~と思いつつも、ドキドキ期待する。
オープニング。
はじめましての、ド正面!
いや~ん、すごいー!キレイー!
そーちゃんの剣の振りと、映像のぴったり具合ったら、どうよ!
仕方ないんだけど、そーちゃんのアップがちょいちょい入って、スクリーンの映像が見えなかったから・・・もう一寸引いた映像見たかった・・・(笑)
でも・・・そのアップがまた・・・(笑)
史上最強のどや顔で・・・(笑)思わずにやけてしまいました。
台詞は、前回のトラブルを忘れるほどにいつも通りだったんで、歌が始まるときにやっと「あ、声、大丈夫なのかしら?」って心配になった。
けど、すっかり大丈夫になっていて、こないだの事知らなかったら「なにはらはらしてるの?」って疑問に思うかもって位だった。
うれしいわ。
前回のもとってもよかったけど、やっぱり正規の配役で全て滞りなく、始まって終わって欲しいものね。
で、色々面白かったんだけど、雪丸が上手のスッポンから出て来たとき。
結構主馬の方にカメラが向いていて、ある程度出てきたところをアップで撮っていたので、ロスコが良い感じに立ち上ってて、なかなかの迫力だった。
慶次のアップを観たときも思ったんだけど、いつもビミョーにピンぼけしたオペラ持っていたんだなぁって。
表情があんなにはっきの見えて、あんなに・・・くっきりした傷付けていたなんて・・・雪丸ったら・・・。
楽日にして初めて理解しました。
しかし・・・あれだけの傷つけるとなったら、だいぶ思いっきり切ったんでしょうね。
イタそう・・・。
重太夫の出も、色々アップで、てか、いつも下手側の捨丸ちゃんの登場とか、慶次の登場を注視しているので、意外に観てなかったんだな、なところとか発見できて(今更~)。
後、重太夫のおうちでの、色々も、いつも松風観ちゃっているから(笑)今日しっかり観ましたって感じ。
でも、重三郎の「言わせるなよぉ~」の台詞の時、重太夫のお腹に座った慶次が、なにかアドリブをしていたみたいなんだけど、映ってなくて場内の笑い声だけ聞こえて・・・「えっ?なになにっ?」ってなった。
ら、慶次が重太夫の足をつねっていた(笑)
いつもより余計に、ほたえあっていた(じゃれあっていた)二人。
なんだか本当に楽しそうだった。
その後、まつが来て、例の「はい。」
今日は、ぽそっという感じで、ものすごく可愛くて(笑)
いつも通り(や、いつも以上に)ウケてました。
御土居での二人のくんだりの後、重太夫が「やけたー」っていうところのアドリブが、慶次の右袖の下をのれんの様にくぐって、覗きながらいっていた。
あまりにスルッと、そーちゃん(慶次)の懐に入ってにやってしているものだから、きっと、そーちゃん、思わず重太夫(ともみん)のほっぺひっぱたいてしまったんだと思うんだよね。
・・・マジで(笑)けっこういい音していた(笑)
「加減ってものをホントに知らないんだから~」とか言って痛がっていたよ(笑)
でも、あれは、重太夫が悪いよ(笑)
助右衛門との会話で「いい仲の二人~」は、二人で腰に手を回して反対の手を上げてポーズしていた。
・・・助右衛門巻き込んで。
「えっ?やるの?」って顔をしつつ、付き合ったちぎ(助右衛門)に、「助右衛門君って、やさしー」って嬉しそうに言う重太夫。
もちろん、大ウケ。
退場する重太夫を見送るちぎったら、ちょっと笑い堪えていた感じで(笑)
がんばったね、ちぎ(笑)
慶次が聚楽第に行く前に、深草姉弟が応援しようと歌をうたっているところ。
・・・曲に併せて、松風が・・・むっちゃ跳ねていた。
初日からは、比べものにならないくらいの弾けっぷりに、ウケたよ。
段々慣れてきたよね、松風。
で、退場間際。
重太夫、今日も急に調子悪そうになって、「どーしたんだい?」ってお姉さんに聞かれていて、「お腹痛い」って言ったら、「なんでこんな時に(怒)」って容赦なく連れられていった。
・・・本当に、ともみん、いいわぁ・・・。
笑い繋がりで、聚楽第での慶次の舞。
答えを言えない武将たちからかうように、ウキウキやってるんだけど、今日は、下手の武将達にやたら絡んでいた(笑)
オドってしている下級生達が面白かった。
・・・メモを見ながら今、書いてるんですけど、私、アドリブばっかり印象に残っているらしくて・・・(笑)
けっこうともみんの事書いてるなぁってびっくりしています。
御土居での場面で、兼嗣から「殺気が消えていなかったのはなぜ?」と聞かれ、うめがいを投げる。
それが気絶している重太夫の頭上に刺さり、びっくりして意識を取り戻した後。
うめがいを引き抜いて、「切れてなーい」と重太夫が言うと、「よかったなー」とさらっと返す慶次に、「頭切れてなーい」ってもう一回言って、「だからなんなんだ」って言われていた。
それでもしつこく絡むもんだから最後には「黙れ」って言われて「はい」って、すごすご退場していった。
・・・ともみん、本当に好きなだけ遊んでいるなぁと思った(笑)
トップコンビのさよなら公演なのに、カラッと明るいお芝居だからっていうのもあるんだろうけど。
なかなかこんなに笑わないよ(笑)
雪丸と加奈のくんだりも、今回しっかり観たんだけど(けっこう、そーあゆよりヌかれていた)、ホント、大人な感じで・・・。
まっつのこういう役柄をあまり観た事がないので、色々ドキドキしたんだけど(笑)
実はあんまし、雪丸が加奈に対して本気だったと思わなかったのだけど、今日あ、そうだったんだって思えた。
逃げてる加奈をさささって追っかけてるとことか、抱いた感じとか・・・。
やっぱり、ちゃんとバランス良く観ないといけませんね。
そーあゆの幸せ満載シーンばっかり観ていてはいけません(笑)
遊里での戦いの時、自分を庇って死んだ捨丸に対して、慶次は、思ったより悲しんでいて・・・というか、すごくなんかしゃべってて・・・。
ここも私、いつも見落としていたのねって反省。
慶次って人は、喜怒哀楽全て豪快に出すから、本当に見ているこっちも、つられちゃう。
捨丸って子が、慶次にとって恋愛とかの対象ではなかったけど、命のやりとりをする・・・ある意味恋人より深い関係だったから、とっても死が辛かったんだと思った。
それも、自分を殺しに来ていたはずなのに庇って死なれてしまって。
そんな風に感じる悲しみ方でしたわ。
そして。
まつとの別れ。
・・・いつもより切なく感じたのは、気のせいかな。
まつも、一寸だけしめった声になっていた気がした。
気丈なんだけどね-、まつさま。
だだっ子な慶次の「嫌だー!」も本当に切なくて。
映像がキレイ~、泣きそうなそーちゃんのアップが観られて、感激です(笑)
エピローグは、全てに於いて、涙無しでは観られないくらいよかった。
松風は、ものすごく疾走してくるし。
そーちゃん始め男どもは格好良いし。
天国の人たちも幸せそうに微笑んでいるし。
そーちゃんの歌は、伸びやかに染みいるし。
そして、豪快に、ニカッと笑って「散らば花の如く!」って言い放つ慶次はオトコマエで、周りの皆も、嬉しそうで。
あゆっちじゃないけど、「幸せすぎて」泣けてくる感覚。
幕が下りたとき(映像ですけど)、「ほー」って溜息が出てしまいました。
長々と書きました。
続きは次回に。