初日は、いいな。
客席の誰も(関係者除く)観た事ない作品を、期待と不安でドキドキしながら観るってのが・・・。
一徳先生の作品って、演者は大変そうだけど、観てる方は舞台いっぱいニギヤカで、楽しいなぁ。
プロローグ。
そーちゃん銀橋登場だわ!
やっぱり、こーゆー派手なの楽しいなぁ。
そーちゃん、あゆっち以外みんなブルーのお衣装。
ものすごくステキで、華やか!
二人のシルバーのお衣装も、好きやなぁ。
変わり燕尾の裾と、オーバードレスの裾が、たこ足状になっていて、くるくる回るとぱっと広がって可愛い~。
プログラムで見たら、スラックスの幅が一寸太い気がするけど・・・。
銀橋であゆっちが、ソロ歌った後の、まっつ登場!
ああ、私、大劇でまっつ観るの、ベルばら以来ですかね。
心から「お帰り~!」と言いたい。
でも、直後に「卒業かよ~」となるのが悲しい・・・。
ステキな低音ヴォイスで、感動です。
ちらちらオペラに入ってくるザッキーも、格好良いなぁ。
ラテンの場面は、本当に派手で・・・。
やっぱり、そーちゃんらしいさよなら公演だなぁって、何かと忙しく手拍子していたんだけど。
・・・例のあの、「伝説(レジェンド)誕生」。
宇崎竜童さんと、阿木燿子さんの楽曲で、KAZUMI-BOY先生振り付けで。
幕が上がると、センター奥に後ろ姿のそーちゃんが振り返って歌い始める。
・・・真っ白なお衣装で。
・・・雪のモチーフ沢山のセット、雪がはらはら舞う舞台で。
そこへ、退団者が一人ずつ出てきて踊り、段々増えていくの。
もうもう・・・やばい。
泣かないつもりだったし、きっと泣かないだろうなと思っていたのに・・・。
「眩いライトの中 歌い踊り演じた
世界一幸せ者だと言い切れる」
そうニカッとほほえみながら歌うそーちゃんに、やられてしまった・・・。
「ここで過ごした月日
何よりの宝物
胸の奥に仕舞って
これから生きていく」
阿木さん、なんて・・・退団者の心情をくみ取った歌詞をお書きになるのだろう。
殊、そーちゃんは、本当にやりきった感満載の様子で、そりゃもう、楽しそうよ。
周りの組子も、楽しそう。
でも、客席は、すすり泣きが聞こえてきた。
これって、舞台上に聞こえてるかなぁ。
そーちゃんには「さよならの涙」って似合わないと思うから、きっと彼女は最後までニカッて笑ってるんだろうなぁ。
だから、彼女の涙をファンが代わりに(一緒に)泣くんだよ。
初めて。
ご贔屓様の退団を、心から「おめでとう」って思えるの。
若干、湿っぽくなったとこに、フィナーレでお口直し。
月城くん、安定の歌声です。
早く上がってきて~!
心から・・・。
ロケットは、なんだか・・・足上げ多くて大変そうだけど、可愛かった。
キングと咲妃みゆちゃん(まだ愛称覚えていない)の、歌からの、大階段の黒燕尾!!!
平澤先生、それは反則です!
大階段の定位置にそーちゃんいなくて、「いやにみんなセンターに詰まって立ってるな」って思ったら、おっとこまえに座ったそーちゃん隠してるの。
出てきたとき、ひゃーってなったわよ。
格好良い・・・としか、言えない・・・。
そしてやっぱり、雪組の黒燕尾はステキだ。
まばたき忘れそう・・・(笑)
あ、ごめん、やっとほたて見つけた。
そして、そして・・・。
二人の最後のデュエダン。
KAZUMI-BOY先生振り付けの。
先生のブログによると、
「自分の頭の中にある、宝塚のデュエットダンスは甲だろうっ!っていうイメージを振り付けました」と。
「シンプルに清楚に、暖かく美しく。」と。
ものすごく期待して観ました。
そして、その通りのダンスに感動しました。
本当のところ、リフトを期待したのだけど、二人がお互いの腕をしっかりと持ってスカートと、変わり燕尾の裾をひらひらさせて回転するのを見て、すごく綺麗で感動しました。
二人にとても合っているナンバーだと。
パレードのエトワールは、ひときわ大きい拍手がわいていて。
・・・まっつ・・・(涙)
本当に・・・本当に辞めちゃうのぉ~?
もったいない・・・てか、雪組のためにいて欲しいんですけど~。
そーちゃんが降りてきて、ものすごい拍手。
ニカッと笑って、颯爽とご挨拶。
ほんと、そーちゃんらしいよ。
終わっちゃったよ・・・。
組長ご挨拶。
・・・なんだかものすごくカミカミで、珍しいなぁ・・・と思っていたんだけど、もしかして、キンチョーしてはった?
宇崎さん、阿木さんいらっしゃってたから?
や、わかんないけど。
事務的報告が多かったからね。
ご苦労様です。
そーちゃんは、いつもな感じで(笑)
「ここでなにを話そうかと考えていたんですが・・・」みたいな出だしで。
細かい事はすっぱり忘れちゃいましたけど(ごめんなさい)、いつも通りにカラッと明るく退団までの日々を送る感じですね。
詳しくは、ニュースで見て下さい(笑)
なんか、途中でどっと泣いてしまったけど、全体的にはカラッと明るい楽しいショーでした。
泣きすぎて頭が痛くなる大介先生のショーも別れを思いっきり悲しめて良いけど、こんなのも、いいなと思った次第でございます(笑)
初日を一緒に行った友人は、本日もご観劇だそーで。
羨ましい限りで・・・。
早く観たいわっ!