おすしがドン前で、サヨナラショーの前説(笑)


退団者のともちんの紹介。


ムラと同じで、映像(初舞台から主な役の)付きで。


・・・やっぱりロケット姿はウケていた(笑)

あんな足の長い人のダルマ姿、リアルで観たらびっくりだよねぇ(笑)

私も、観たかったわ(笑)


バラク

角三

ピエール

アルベール


蟇田素藤・・・黒い役を楽しんだとか。


アラン・・・いろんなとこでともちん、言っていたけど、自分がアランなのかアランが自分なのか分からなくなるほどだった公演で、客席との一体感を感じ、大切な経験をさせていただいた公演だったと。


後、エンカレッジコンサート2006に出られた事、パラプリのシャルルとか、ショーの大女役とか(笑)経験を重ねていった事。


華やかなりし・・・のフローレンツは、あまり経験のない役柄で、学びの役だったとか。


モンクリのダングラールは、色の濃い悪役でやりがいがあったとか。


メッセージの代読は、まぁ、ご挨拶の言葉と重なるとこも多かったんだけど、それを読んでいるおすしが、本当に寂しいって思ってくれているってのが、伝わって、本当にうれしかった。


ファンに、観客に、組子に、ありったけの感謝を込めたご挨拶を読み終わって、多分緞帳の向こうにいるであろうともちんに向けての拍手を受けてから、上(手)下(手)の様子を見るおすし。


「・・・準備が整うまでもう少しお待ち下さい」って。


場内笑いのさざ波が・・・(笑)


ええ・・・誰の準備が「整ってない」か、客席の皆さんがお見通しって事ですよね(爆)


泣きのスイッチ入っていたのに、笑わせてくれるともちんが大好きです(笑)


幕が上がって、逆裁3。

・・・なんだかセリ、高くないですか?三尺(約90㎝)は上がってるよね。え?こんなもの?

他の子たちの頭くらいのにお尻が来てるよ・・・(笑)

ともちん、大きいんだから、一尺(約30㎝)くらいでいいんじゃね?

とか、つい思ってしまった。


大好きな、デュエダン。

ムラよりたっぷり色気出して(笑)髪を撫でつけながら、上着を下手に投げ入れる姿が、格好良すぎ!!


娘役(この時はれーれ)のことを本当に想ってるんだなって、見つめ方とか、手の出し方とか、抱き方とか、リフトとか・・・。


本当にステキなデュエダンだった。


この二人、「身長差萌え」ってのもあるからね~(ドストライクなのよね)



で、傭兵ピエールの主題歌・・・。

白い肩羽根付いた上着に早変わりして、出てきたときは、本当に眩しかった。

ムラの時より、少しだけ近くで見られてうれしかった。

目線は来ないけど、全身ちゃんと見られて嬉しい。


下手で、あの眼鏡かけて、専務の歌(笑)

なにかがはじけたのかしらって感じのキレッキレの歌いっぷりで、笑いと拍手が・・・。

続いてのオーベルシュタインの義眼。

このくんだりは、ムラよりウケていたみたい。

・・・関東系なのかしらね、笑いが・・・(笑)


ル・プティは、手拍子も盛り上がって、すごく楽しそう。

・・・生で・・・本当に観たかったわ・・・。


次の「愛すること 生きること どうしてこんなに切ないの」。

これも、星の「激情」観たのに、今回やっと曲を理解したのだけど。

タイトルが意味深だねぇって感じた。

あ・・・まー様・・・悲しすぎたんですよね、ちょっと噛んでしまわれました(笑)



3人に替わった時点で、次が「明日へのエナジー」って思ったのか、客席がガサガサし始める(笑)

下手の花道に出てきたともちんに拍手してうっかりペンライト点灯に出遅れたんだけど、まぁ、すごい「ポキポキ」って音が劇場中に響いて一寸面白かったわ(笑)

ともちんにも聞こえていただろうなぁ~(笑)


点灯前は、「ピンク?」って思った色なんだけど、点けてみると青白い光でした。

星みたいかな。

ともちんから見たら、客席が宇宙に見えたんだろうなと思う。




テルのいる大階段に上がっていって、並んで、テルが場所譲って、ともちんが、トップみたいに皆から見上げられている姿が・・・。


大好き。


言い過ぎて安っぽく思っちゃうんだけど、本当にともちんが、宙組を支えていたんだと思った。

や、もちろん組長であるおすしや、あゆみさんが支えてるんだけどさ。

この組は、ともちんなんだよ。

大きくて、あったかくて、元気で、自由で、色んな色が混ざっていてキラキラしてる・・・。

ともちんといえば宙組、宙組といえばともちん。

いつか大きい羽根背負ってこうして立ってくれる日を、昔からのファンの方は、期待していられたろうなぁと思う。

その夢は叶わなかったけど、一寸だけその気持ちを(ともちんにも、ファンにも)味わわせてくれた谷先生と宙組のみんなに感謝だよぉ。


皆に囲まれて歌うともちんは、本当に幸せそうで、こんな辛い退団なのに、本当に・・・楽しそうで・・・。

これ以上ないくらいのいい顔して、割れんばかりの拍手を受けてた。



幕が下りて、またおすしが出てきて退団者の略歴や、メッセージ代読する。

その最初に

「宙組が生まれたときから支え、引っ張ってくれたとも。皆にくれた想い、愛。・・・とも、ありがとう。」ってなことを、おすしが一寸湿っぽく言っていた。


おすしからしたら、だいぶ下級生のともちんだけど、もう、戦友ってか同志ってか、宙組のお父さんと大きいお兄ちゃんって感じだものね。

息子が巣立つ父の気分になっているのかなとか・・・。


ご挨拶は、おすしの話終わってすぐ緞帳が上がった(笑)

ふふふ。

ともちん最後だから、まだ間があるからね(爆)


ムラと同じく、ともちんにピン当たったとたんに拍手の嵐。

お約束の位置に着いてもずっと鳴り止まない。

本当に。

時よ止まれ!って思い。


同期のお花は、やっぱりみわっち。

とってもキレイなおねーさんでした。




お花を渡しながら、ともちんになにやら言っているみわっち。

それをものすごく見つめて、うんうんと頷くともちん。

ものすご、可愛いんですけど~!!


その姿にキュンキュンしているうちに、ご挨拶が始まった。

ともちんは、一言ひとことかみしめるように、時にこみ上げてくる物を抑えるかのように、ゆっくり言葉をつないでいた。


「とうとう、この時が来てしまいました。

今の正直な気持ちは、宝塚の仲間と別れる事が・・・大好きな男役とお別れするの事が寂しいです。

宝塚の舞台を初めて観たときから、今日のこの日まで宝塚に全てをかけて生きてきました。

いろいろな人に出会い、沢山の愛に包まれて過ごしてきたエデン。楽園のような宝塚という場所から、一歩を踏み出す勇気。その勇気を出したときに出会った、大きな愛がありました。

寂しいけれど、私にはここで頂いたかけがえのない大きな愛があるから大丈夫。そう、胸を張って言えるようになりました。

今、ここまでこれたのは、最後の最後まであきらめなかったから。それから、どんな時も友に舞台を作り、側で手を差し伸べてくれた、宙組の仲間がいたからです。

・・・宙組男役、悠未ひろ・・・ここでの17年間、一生忘れません。

・・・今まで応援して下さいましたファンの皆様、お客様、悠未ひろに携わって下さいました皆様。そして今、この空間にいて下さる全ての皆様に、心から愛と感謝を込めまして・・・本当にありがとうございました。」


退団が発表されてから、本当に色んな事がありました。

(多分)本人もファンも、悲しい、悔しい、嬉しい、切ない・・・色んな思いをしました。


正直、まだわだかまっているものもあります。

でも。それを知ってか知らずか、ともちんは、もういっそ晴れ晴れとした笑顔で、「大丈夫」と宣言し、堂々と胸を張ってエデンを後にする。


もう、いいや。


ともちんがそう思い切ったのなら。


人生の全てを懸けてきた物が明日からなくなってしまって、この人、本当に生きていけるのかしらって、半ば本気で心配したのだけど。


もう、いいや。

ともちんが思い切れたのなら。


いつまでも鳴り止まない拍手を、にこにこしながら受けるともちん見ていたら、「ともちんが幸せになるなら、なんでもいいよぉ~。」と思ってしまった。


一度目のカテコは、退団者に一言ずつ。

ともちんは、「えー」とか考えながら、「私の愛する(テルの背をバシッとたたいて)凰稀かなめ率いる、宙組をどうぞこれからも宜しくお願いします!」と。

突然、背中をバシッとたたかれて、テルは思わず「わぁっ!」って驚いてた(笑)

この二人も仲良し度高いと思うんだけど(てか、テルがなついてる感じ?)、「私の愛する」が、「凰稀かなめ」にかかるのか、「宙組」にかかるのか、意味深な感じで、笑えたのは、私だけ?


その後、組子を呼ぶテルに「はーい」と返事しながら出てくる組子達のユルさが、可愛かった(笑)


二回目のカテコは、ムラでもやった「縦並び」。

お隣の方は、初めて観られたとの事で、ものすごくウケてはりました。


実は、この段階ですでにスタンディングオベーションしていたので、次のカテコがあっさりラストになってしまった。

テルが挨拶しただけ。

それも、退団者の事は触れずに、次回もよろしく的な・・・。


本当は、今度こそともちんをドン前に引っ張り出したいって思っていたのだけど、なんだか、緞帳降りきったとたん、あっちゅー間に拍手が鳴り止んでしまった。

えええー!?みんな、あきらめ早いよぉぉぉ~!!


ともちんをもう一度この舞台で観たいのに~!!

後から考えると、時間が押してたのね。

仕方ないんだけど・・・寂しい~!!


そう冷静に考えている私でしたが、もう一人の私(本体)は、号泣してしまって立ち上がれず、もたもたとしたあげく階段をとぼとぼ降りて外に出たので、出待ちの場所争いにあっさり敗退してしまったのです(笑)



出の事は、以前に書いたので、割愛します。


まるっきり推敲していないかのようなぐだぐだな文章をここまで読んで下さったみなさま、ありがとうございます。


数日かけて書いたので、文章的に変なところもあるかと思いますが、もう、ともちんへの思いが強すぎる故の迷走だと笑って下さい。


以前にも書きましたが、これからは一歩下がって、組担を作らず、ゆるくファンを続けたいと思います。


すずみんの退団でぽっかり空いた心の穴を、埋めるどころかふさぐ勢いで現れたともちんが退団してしまって、本当にどうしていいかわからないのですが・・・(笑)