実は・・・初めて見ました。
とーこちゃんが悪役で、ヒゲで、けっこうすごいのは、スカステで一部だけ見て知ってはいたのですが・・・。
「うわ、こんな話やったんや」ってのが、第一印象。
あのとーこちゃんの場面だけ見て、まさかあんな・・・ねぇ(笑)
ものすごくさわやかに感じたのは、ともちんのよく動く表情が可愛かったからでしょうか。
・・・と、思って、本公も見た。
ま、とりあえず今回は、新公のこと。
話としては、結構好きです。
こーゆーの。
主役とヒロインが、力を合わせて困難に立ち向かう・・・というと一寸違うかもだけど。
お互いがお互いを、遠慮無く想い合えて(ま、最初はヒロインの方に障害があるけど)、仲間の協力を得て仇を失脚させるっつー。
オトナの駆け引きとか、孤独なヒーローとか、そーゆーので好きなのもあるけど(ハリーのとかだったら、大体好き・笑)
本当は、こういうのが、ストレスなく観られて好き(笑)
ともちんも、ヒロインの音乃ちゃんも、歌うまさんだし。
聞いていて、安心だよねぇ。素晴らしい!
そして、あの身長差ですよ。
やっぱり、ともちんの隣に立つと、どんな女の子でも華奢で可愛く見える。
女子にとって憧れの男子って感じですよ(笑)
抱き締めた時の、頬の位置がたまらなく好きです(笑)
そして、長身のたかちゃんのお衣装をもってしても、ちんちくりんに感じる、ともちんのすらっとさ加減にも感動した。
ベージュの燕尾にスターブーツ姿なんて・・・どこまで足があるんだって勢いだったし、燕尾のウエスト位置、上過ぎだったモノね。
最後の方で着ていたグリーンのフロックコートも、一寸肩の所が浮いていて、体に合ってないんじゃないかと思った。
本役さんがいるお衣装だから、仕方ないね。
・・・(本役が通常サイズの)ナナホやまさこより苦労は少ないか・・・。
この頃って、他組の二番手さんや専科さんが客演していた時期で、正直、本公観ても番手がさっぱり分からなかったんだけど。
私的二番手(とーこちゃん)が、ナナホ、三番手(がいち)がまさこ。四番手(たにちゃん)がちぎなのかなって思いながら見てた。
ナナホは、一寸可愛いね。でも、上手いわ。
まさこは、やっぱりお歌がアレだなぁ。昔からこの人は、「都会的」とかじゃなくて「牧歌的」というか、素朴さがウリだったんだなって思った。や、好きですよ、もちろん、そこが。
ちぎも、本当にお歌ガンバレ。でも、本役さんもアレだから、救われたっつーか、あんなし目立たないっていうか・・・(笑)ただ、一番キャラ(性格)分かりづらかったわ。
今、この名前は、とても複雑なんだけど・・・ルネって少年役をかちゃが演っていた。
でかいけど・・・似合うね、少年役。
ともちん、まさこの間に入ったら、確かに子供になれるわな(笑)
後、あれってオギーのおちゃめなのかなぁ。
冒頭の、フランスの時代の紹介っていうか、ブルボン王朝時代から現代(お話の中の)までを紹介するところで、いきなり小公子達が出てきて、あの、ベルばらでド定番の百合カーテンが出てきて(笑)、アントワネットが出てくる辺り。
笑って良いのか、真剣に悩みましたさ(笑)
もう・・・止めて下さい(爆)
劇中劇の場面、一番オギーらしさが出ていた場面だったと思うんだけど、新公担当って、児玉っちだったんだ~と、ミョーに納得した(笑)
ああ、それと「大衆演劇は、わかりやすさが必要だ」とかのくんだり。
なんだっけ・・・「台詞を分かり易いように立てていうのが良しだけど、やりすぎると安っぽくなる」とかなんとか・・・。
とある大御所先生に聞かせてあげたいって真剣に思いましたよ、柴田センセイ(笑)
センセイもそうお感じなんですかね。それとも、「あれは別」って思ってらっしゃるのでしょうかね(笑)
とにかくともちんの、普段出ている「良い人オーラ」が余すとこなく出ているようで、本当に好感の持てる仕上がりだったと思う。
演技力も、歌唱力も高レベルだしね!
てか、もはや新公レベルじゃないかもって位(笑)
もの凄くよかった。
とりあえず、続けてもう一回見たくらい(笑)
今度、傭兵ピエールか、トゥーランドット(なんてタイトルだったっけ)の新公、OAして欲しいなと、切実に思うわ。