ショーが終わって、また緞帳前におすしが出てきて、ともちんの退団同期の紹介をする。
へえ、男の子二人、96期なんだ。
娘役ちゃんは、研6かな?
お疲れ様でした。
ともちんの「退団同期」って称号が羨ましいぞ!(笑)
緞帳が上がって、退団者のご挨拶。
・・・星組と違って(笑)みんなベーシックな花楯だなぁ。
いいと思います。
ともちん、大階段に出てきた段階で、拍手の渦。
第一印象は、「袴、長い!私が着たら、ふつーに松の廊下だな」(笑)
お約束で、定位置について退団者がお辞儀したら拍手、動き出したらいったん止めて本舞台に下りて、お花受け取る定位置でお辞儀したらまた拍手ってのがあるんだけど。
大階段でお辞儀してから、本舞台の定位置に来るまでずっと拍手が鳴り止まなかった。

・・・それだけ、愛されてるんだよ。それだけ、惜しまれてるんだよ。
よく見といてよ、公一先生!!
ともちんの同期のお花持ってくる係は、私たちの予想に反して、紫城るいちゃん。
みわっちじゃないんだ~。じゃ、みわっちは、東京かな?
とか思いつつ。
ともちんは、白い胡蝶蘭の花楯を持って、さわやかにご挨拶。
「初めて宝塚を見てから、私の本当の人生が始まったような大きな出会い。それからずっと宝塚の事ばかり考えて生きてきました。宝塚の男役を演じることが、生きがいでした。
これが完成といわれることのない芸の道。これが私の宝塚のゴールかは、自分でもわかりません。でも、今言えるのは、これほどすばらしい世界で17年間沢山の大きな愛に包まれて過ごして来られたことです。
山あり谷ありの宝塚人生。それでも時間はかかったけど、乗り越えてこうしていられるのは、最後まであきらめない精神と、どんな時もいつも側で手をさしのべてくれた宙組の仲間がいてくれたからです。
悠未ひろとして、宙組魂、男役魂を貫いていきます。
今まで応援して下さいましたファンの皆様、お客様、そして今この空間にいるて下さる全ての方々に心の底から感謝の気持ちを込めまして・・・本当にありがとうございました。」
立て板に水とはこのことねってくらいキレイに話していたともちん。
・・・「宝塚の男役を演じることが生きがい」だったんだよね。
生きがいなくして、これからの人生大丈夫なのか、マジ心配なんですけど・・・。
・・・私的に、カテコでともちんをドン前に引っ張り出したい。
それくらいしてもいいはずだ。
一生懸命、拍手する。
カテコ一回目は、退団生が一言ずつコメントした。
ともちんだけ、なにも考えてなかったようで、テルと笑いながら「あーえー」とか考えつつ、「大好きな宝塚がずっと続きますように」って満面の笑みで言って、場内からの拍手を浴びていた。
カテコ二回目は、最初、ともちんだけが出てる!って喜んだんだけど、なんのこたぁない、退団者3人+テルがともちんの後ろに隠れていただけ・・・隠れていただとぉ~?
どんだけでっかいねんっ!てマジで突っ込みたくなるけど、本当に最初、分からなかったの。びっくりした。
カテコ三回目は、「ともさんからひとこと・・・」ってテルが振って、「じゃぁ・・・」って、バトラーのセリフ「僕は君が好きだー」(だったかな?)を叫んで、客席からまた、黄色い声を受けていた(笑)
舞台上も、客席も、一体となってともちんを見ていた。
ともちんは、この上なく幸せそうだったよ。
・・・本当に・・・。
結局、ドン前には引っ張り出せませんでした。
・・・悲しい・・・。

