ほんと…「役不足」の正しい意味がわかるキャスティングだよ(涙)

出番はそんなに(アシュレと)変わらないのに…なのに、なんて(ひどい)モブ扱い!


でも、私、あんなに上下(かみしも)縦横無尽に動き回るモブの人、初めて観たよ(笑)
特に、冒頭のアトランタ駅の場面!なんか一生懸命難しい話してたり、にこやかに女性と話したりしてるの。

時たま、手招きしたりされたりして、あっちこっち・・・それこそパーティーのホストみたいに人の間を歩き回っているの。

社交的な人なんだなと(笑)
友達迎えに来たのに、汽車からなかなか出てこなくて、出てくるのは怪我人ばっかりで。

終いには担架に乗せられて意識も無さげな人とか出てきて、段々顔が険しくなってきて不安げに運んでる人に声かけたりして確認したりしてるの。
結局、友達いたのかな?
何人かと話をしながら退場していったけど。

一寸、南部の旗色が悪いって、気づいたかもしれないね。

ってくらいは、一気に想像しちゃうくらいの演技でした。


バザーの場面では、せーこと楽しげで。
ダンスのとこは、テルの隣だから、オペラ外して観たけど。

泣けてきたよ。
なんで、こんな程度のナンバーで喜ばなきゃならないのかって!
踊ってもしゃべっても、歌っても格好いいともちんを…なんて勿体ない…。
悔しいわ。
こんな扱いで退団なんて。


でもともちんは、ものすごく頑張って、どの場面も一生懸命演っている。


ルネって、アシュレよかもう一押し若い印象なんだけど(本役が海くんだからか)、さわやかに若い印象だったよ。二幕はさすがに落ち着いていたけど。

せーこと二人、前の大劇であんな悪役の大人カップルやってたとは思えないわ(爆)


あの、軍服もくらくらするくらい足が長くて。

「ピンクのサッシュ」が一寸こそばゆいくらい若々しくて・・・。

ハットから覗く眉間にしわ寄せた表情がとってもかっこうよかった。



二幕の目が見えなくなってからがとってもすごい!
私、祖父が盲人で白い杖持ってる人が身近にいたので、ついそんな場面見ると色々言いたくなるんだけど…。
ま、演出的なフォーメーション移動とかは仕方ないにしても、すごくいい演技だったと思った。
目…てか、顔の向けかたが、ちゃんと(?)相手に向いてなくて。

ともちんが出した手に、皆がそれぞれ触りに行ったりするのも。
傷とか見えるとこにないけど、この人目が見えないんだなって。

昔を回想した、満面の笑顔はオペラ越しに観てて、眩しすぎて…。

ちょっとうってきた(笑)

…で…。
出番終わりですかね。

切ないわぁ~。

つい、まーくんなの忘れて、アシュレ出るとこで慌ててオペラ上げちゃったよ(笑)

フィナーレは、キタロウと「君はマグノリアの如く」を歌ったんだけど。
あれ?下手登場ですか?
え?海くん時もそうでした?
まぁ、拍手しやすいからいーけど(笑)
しかし…キタロウ…。
メイクがチョービミョーで、辛いんですけど(笑)

セントルイス・ブルースのとこ、まーくんなのわかってるのに、赤い人見た瞬間「ちっさっ!」って思ってしまったわ。
や、まーくん小さくないですよ、ともちんが大きいだけ(笑)

パレードは、せーこと一緒に。

なんかねぇ、演出で一段高いとこに立ってたのよさ。ともちんが。
いくらなんでも、差、出過ぎだよ(笑)

まぁ、せーこがとっても可憐に見えたけど(笑)


並びの立ち位置は、そのままだったので、一安心。
ほぼ正面でしっかり姿を目に焼き付けました!

…これだけしどころなさそうな役なのに、とても心に残りました。
ともちんが一切手抜きなしに芝居をしてるから。


もう一回見たくなってきたわ。




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