突然見たくなって、いつもならとっくに寝ている夜中の12時から「メランコリック・ジゴロ」蘭はな版を見た。
初めは、そーちゃんを見たくて・・・だったんだけど、本当にハリーのコメディは楽しいなぁと、ゲラゲラ笑いながら見た。
まとぶんのこのキャラ(ダニエル)も好きだなと。
みつるのバロットも、本当に面白かったし、なんといっても、めおのマチウが秀逸で・・・。
ええキャラだわ。
で、翌朝、あやね版を見る。
ほほう。二年違うだけで、こんなに印象変わるんだ。
みわっちの、フォンダリが・・・老け具合がすごいわ。
こっち見ると・・・(笑)
まっつのバロットは、本当にばかで、黙っていたら、いい男なのに、本当に残念(爆)
でも、一花ちゃんとのコンビっぷりはさすがで、ええ夫婦って感じだった。
こっちは、なんといっても、ティーナをののすみがやっているので、本当に面白くてハンパない。
大好きやわ、ののすみの泣き(笑)
初演を・・・多分劇場では見ていない筈なんだけど、初演のラスト(お前が好きだ!」っていうやつ)が好きなんで、あやね版のが好きかな。
連続して見ると、ちょこちょこと変わった演出部分が見えて楽しい。
あやね版は中日で建て込みちゃんと出来るから、お店のセットも高さあるし、盆も使っていたしでやっぱりいいね。
蘭はな版は、全ツだったから、正直リノリウムすら敷いてないんじゃないのって思ったけど。
どこまでも脚本にあるアドリブのような台詞も、一寸した立ち位置も、ちょこちょこ違ったりして楽しかった。
その勢いのまま、「カナリア」を見る。
ええと、そーちゃん版を。
これでは、一花ちゃんがいいのよねぇ~。
もちろん、そーちゃんもみりおんもすごくいい。
初演であった、ラスト近くのアジャーニがヴィムの死を嘆き悲しみながらも、立ち上がってよろよろ歩いて行く場面が、結構切なくて、でも、色んなメッセージを感じて好きだったんだけど、再演にはないのよね。
ヴィムに焦点を当てるって意図だったのかしら。
ハリーの作品が格好良くて面白いのは、テンポの良い話運びのせいなのかな。
あと、短い台詞の応酬が好き。
よりリアルだから。
あんましねぇ、説明的長台詞好きじゃないのよ。
ま、モノに寄るんだけど(だって、シェイクスピア好きだから)
ああ・・・ルパンも楽しみだなあ。
なんて、次は愛短見ようかなって思いながら考えていました。
こんな格好良い脚本書くのが、密かに私の目標なんです(笑)