月組さんの、「南の哀愁」。
ポリネシアの離島での悲しい恋を描いた作品。
この作品は、本当に好きでした。
今回、CSで見られて良かった。
ビデオ、もうテープがやばくなっていて、見られないのよねぇ。
脚本が好きなのも、もちろんですが、キャラクターが演者さんに合っていて(って、なんか変な表現?)・・・。
ウタコさんのジョンは、とても優しくて、目の病気を患っているからか、大人しい印象の男性。
でも、愛の為なら全てを捨てる覚悟も出来てて。格好良い。
ミミちゃんのナイアは、とても可憐で可愛い女の子で大好きでした(当時、部活の合間に「この線を超えてはいけませんわ!」とかいって、友達と南の哀愁ごっこしていた位)。
言葉遣いがキレイなのも、この脚本のいいところなのかなとか思ったり。
二人の徐々に惹かれあって、結婚する過程がとても可愛くて。
特に、一旦島を離れたジョンが戻ってきたときの言い合い(?)がとても好きでした(笑)
かなめちゃんのヘンリーはジョンの親友としての様子もよかったんだけど、昔育ててくれたテフラ夫人に再会したときの懐かしげに愛おしげに夫人と話すトコが、凄い好き。
テフラ夫人の春風さんは、オープニングのソロがステキで、母の愛の激しさが凄かった。
「芝居の月組」って感じだったね。
ほんと。
時代を超えても尚、いい作品ってあるんだよね~。
どっかで再々再演してほしいなぁ。
・・・やっぱり、月がいいかなぁ。
まさおのジョン、ちゃぴのナイア、みやるりのヘンリーってどうでしょう?