花組「オーシャンズ11」やっと、観に行けました。
星組の「オーシャンズ」が大好きだったし、すずみんの演ったラスティのイメージが強いので、演目発表あったときには「行かない」と思っていたんだけど。
大分初演と(印象が)違うと聞いたので、「一寸観たいかも」と思って・・・。
みさとくんファンの娘と行ってきました。
・・・本当に・・・大人になっていたわ。
星組のは、「青春爆発!体育会系友情ドラマ」だったのに対して、今回の花組は、「おしゃれな大人のラブゲーム」って感じ?
トップさんの雰囲気って、大きいんだなぁって、改めてしみじみ・・・。
ちえねねは、あんまし歳が離れていないカップルに見えた。
女に不自由したことない大人の男と、学生の女の子ってのは間違いないんだろうけど、ちえがそんなに「むっちゃ大人」って歳には見えなかったってか・・・5つくらいかな、離れてもって感じ。
11のメンバーとも、「みんなで団結してあいつをぎゃふんと言わせよう」的だった。
対して
蘭とむ蘭はなは、正しく歳の離れたカップル。
「今更こんな子供に惚れるなんて」って、のがぴったり。
10歳くらい絶対離れていそう。
なので、ダニーのテスに対する惚れッぷりが伺えるってものだ。
11のメンバーは、「ダニーが考えた面白いことに一寸乗っかって楽しんでやろう」って感じ。
ので、おしゃれだった。
色々変更点もあった。
一番びっくりしたのは、3ジュエルとマイクの曲が減ってて、変わりにみさとくんとか11メンバーが歌ったりしていたこと。
大河くんって、歌上手さんカウントに入ってるのかどーかは分からないのだけど・・・まこっちゃんが特別だったって事かな。
後、扱いが大幅に変わったバシャーとイエンの出番確保の為なんだろうけど。
その、バシャーとイエン。
基本は変わらないんだけど、設定が膨らんで魅力的なキャラになっていたと思う。
バシャー・みさとくんの、変装がフランス人になっていたのには、大ウケ!
ショーで使うキラキラの変わり燕尾で、ビミョーなフランスなまりで・・・怪しさこの上ない(爆)
けっこう何度もマジックしてて、それがまたスマートでビックリした。
輪っかのマジックで「これ、何だか分かるか?」「月かな?」「残念、太陽だよ」「どう違うんだ?」のやり取りには爆笑した。
あれって、台詞?アドリブ?
イエンは、銀橋ソロが増えたり、目立つキャラになっていた。
ヨーヨー、特殊な奴なの?扱い上手すぎて「プロ?」って思ったよ(笑)
どいちゃんの方が、子供っぽくて可愛かったけど、みつるの若造もよかった。
ライナスとどっちが年上かなぁ・・・。
や、イエンが上だろうなぁ。
そして、ベネディクトさんの歌のメロディが全く変わっていた事。
そして、ベネディクトさんの歌の上手いこと・・・f^_^;
格好良かった。
悪い人なんだけど、「悪人」じゃなくて、「究極のワンマン」って感じだった。
今まであまり気にしていなかったんだけど、だいもんって、あんまり背が高くないのね。
蘭はなちゃんを抱き締めたとき、「あれ?」って思った。
ま、でもけっこう雰囲気で大きく見えるからいいんだけど。
どいちゃんが入ってた小箱がなくなったから、服掴まれて大騒ぎするのとか、テスがいなくなって、「仕方ない」ってダイアナに代役させようとしてダイアナにも振られるとことか増えて、「オチ」が出来たなぁと感じた。
変わって、格好良い!って思ったのが、例のキスシーンの前後。
ダニーとテスの言い合いから周りが「なんだ、なんだ?」って見てて、ダニーがテスにキスすると、「なんだ、痴話げんかか。収まったみたいでよかったね」的に拍手までわいて・・・(笑)
なんか、アメリカンな感じ?(笑)いいなぁと、思った。
と、ネックレス設定!
ダニー、可愛い~!
そんなに、テスの事好きなのねぇ・・・。
いい設定だと思ったわ。
複線に使っていたしね。
ダンスシーンとか、やっぱりトップ二人の技術力がすごいと思った。
特に、2幕最初の蛇の所。
・・・ただ、なんだろう・・・雰囲気は星組の方が良かった気がした。
技術と演技力ってのは違うのね、としみじみ感じたわ。
ラスティ・・・みっちゃん・・・。
すずみんと違いすぎて、一層よかった。
リビングストンに声をかけに行ったときも、まさかあんなキャラでいくとは思わなかったので、若干びっくりしつつ、ウケた(笑)
例の担架のの場面、アドリブ引っ張りすぎてすごかったよ。
どうしても、前回のと比べてしまって、申し訳ないんだけど、それでも「これはこれで良し」と感じる作品になっていてよかった。
とにかくおしゃれで、格好よかった。
二階席のがっぽり開いたS席がもったいなかったなぁ・・・。
・・・なんか、とりとめのない箇条書きになってしまった。
色々思うことはあったけど、観に行ってよかったなと思う。