ロマンティック・ミュージカル「めぐり会いは再び2nd」
とても、とても幸せな気分になりました。
前回、半年近く演り込んだ役だけあって、みんな「役名の自分か、素の自分か」って位、馴染んでいた。
新キャラ、(予想通り)留学していたシルヴィアの弟に、前回の顛末を説明するというテイで、あらすじ・メインキャラ紹介。ついでにいなくなったマリオにーちゃんたちの説明。
なんかねー。
セオリー通りってカンジの設定なの。
大体予想通りだったし。
なのに、絶妙!本当に面白い!
セオリーって事は、「こうあって欲しいな」って希望通りってことになるからなのかな。
キャラの性格がブレてないことも、大きいと思う。
「この人だったらこうするはず」ってのがとことん・・・。
ドラントとシルヴィアは、本当に「こんなことで、ケンカ出来るの?!」ってことで大騒ぎするし、でも誰よりもお互いを愛しているし。
ブルギニョンは、性格そのままにドラントに振り回されまくりながら、超愛妻家だし。
エルモクラート(笑)は、前回の成功で一寸図に乗ってるし(爆)
レオニードは・・・一寸だけ、ホントに一寸だけおしとやかになったかな(笑)
お父様は、前回より更に、子煩悩になってて(笑)シルヴィアの事、本当に可愛いんだなぁと幸せな気分になった。
キャラクターがいちいち可愛くて、キュンキュンして、にまにましてしまう。
なにせ短い(40分?)なので、楽曲も少ないのだけど、今までの宝塚のミュージカルらしくない、アップテンポのフツーにポップスとかの曲に感じた。・・・吉田先生って、どんな曲でも作れるのね。それも、ステキに。
それも、いい!って思った。
格好良いってか、ワクワクしたから。
上質の、最近とんとお見かけしない、本当に上質な「少女マンガ」を観た思い。
大人の恋愛ドラマもいいけど、たまにはこんな、可愛ゆい話観て、自分がかつて少女であったこと再確認したいのさぁ(笑)
キス一つで「きゃぁ」ってなる、ピュアな時期があったんだってね(爆)
ちえ・・・あのキスシーンは、オーシャンズのあれより、女心ドストライクだと思います。
なんであんた、女なの?といいたい位格好いいぞう!!
今回の、本当にツボに入りまくって、あちこち飛びますが、ラスト近くのマリオにーさんの手紙。
デレでしたねー。
デレきました。オープニングのツンからの見事なデレ。
サイコーデス。
役者さんはすでに退団しているにもかかわらず、これだけ舞台上で生きているってこと、他にあるでしょうか。
マリオにーちゃんであるすずみんがここにいないのに、「ソデでみんなを観ていそう。場面が違うから出てないだけ」って思えるほどに、すずみんのマリオにーちゃんを感じました。
・・・奈穂子ちゃん先生。
ありがとうございます。
マリオニーちゃんがあたかもしゃべっているように手紙を読んでくれた、みっき。
ありがとう。
本当に大好き。もっと長かったらよかったのに。