思いきって来て良かった。
東京でしか観られない、フランツ・すずみん。
どうしても観たくて、大騒ぎしてゲトしたチケ!
当日まで捌けなかったりで、不安もあったんだけど、まあまあまあ…o(;△;)o
鳥肌立つ位、感動した!
宝塚史上、軍服専科さんは沢山いらしたでしょうが、「私的一番はすずみんです!」
と、大きな声でふれて回りたい位どの軍服もお似合いで(涙)
若い時代の颯爽とした姿もよいのだけど、年齢を重ねておじさまになってからの軍服姿も、ホントに格好よくて…。
なにが格好いいって、ヒゲと揉み上げですよ!(笑)
段々割合増やしていく感じで年齢を表現してたんだけど。
すずみんにこれほど壮年の男性が似合うとは思わなかった!
や、似合うと思っていたよ!でも、想定外!いい意味で。
若い頃シャキッと伸びてた背筋が、段々前に傾いてきて、揉み上げとおヒゲが増えてくる。
爽やかな笑顔が印象的だったのに、始終難しい顔になって来る。
言葉も動きも重いものになって来る。
変わらないのは、シシーヘの愛だけ。
もう!じたばたしそうになりましたさ!
切なすぎ!
フランツ的にマダムヴォルフの場面とか、ルドルフのお葬式の場面とか、パートがない場面には出てないので、芝居的に飛んだりするんだけど、でも、ちゃんと気持ちの流れはあって…。
切なすぎて、夜のボートの場面は、泣きましたよ。
ほんと、切ない!
となみちゃんシシーは、ミズと演った「喧嘩腰上等、強気シシー」ではなくて、フツーに「強気シシー」で。可愛げもあって、声もとてもきれい。
タッパもすずみんととても釣り合ってて、結婚式の場面とか一幕ラストとか、ほんとにうっとりだったよ。
組んだことなくても、さすがに星組にいたからな空気感で。息ぴったり。
そして、そして!
一番観たかった「トート閣下と陛下のシシー巡っての争い」
はあああ~!
あの!シメさん相手に、渡り合うすずみん!
仲良しなのに、一人の女性を争うライバル役!
鳥肌立ちました!
今回、すずみん退団後初の舞台と言うこともあり、うっかりしてましたが(それほどでもないか)、とんでもないキャストなんだなぁと(笑)
や、ほんと、字面で「シメさんがトートで、となみちゃんがシシーで、わたるがルキーニ。ゾフィーがタキさんでぱぱがトモさんかぁ」とはわかってたんだけどね。
改めて実感したというか、コトのすごさにびっくりしたっちゅーか(笑)
活躍した時代がずれたり、全く噛んでなかったりした生徒が、「一時代を築いたスター」として肩を並べてるの!
すごい事だと。すごい贅沢!
夢組と呼びたい(笑)や、虹組だそうだけど(笑)
本当に幸せな数時間だった。
本当に…。
細々感想は、次回に!