今日、仕事しながらこないだ録画していた「リラの壁の囚人達」を見た。


稲葉、初演が大好きで、再演されると聞いて、大騒ぎしてチケ取って観た作品(ちなみに「グランサッソの百合」も、「ツーロンの赤い薔薇」も好き)。


やっぱりいいわぁ~すてき


一番好きなのは、「宝塚らしからぬ、場転なしの芝居」ってとこにひひ

この、狭い中での限られた人数での濃い芝居。

宝塚だから、歌も踊りもあってーの、濃い芝居。


意外になんもしてない主人公・エドだけど、ま、理由もあるし。


健気なヒロイン・ポーラもたまらん可愛さだし、品のある、宝塚の娘役とはこうあるべきってキャラで。


一寸イッちゃった系のジョルジュも鬼気迫ってて見応えあるし。


と、ここまでは以前書いた観劇記とかぶるけど、今回カメラを通して見て、テルにびっくりした。


「怒っている」顔、むっちゃステキ(笑)それも、黙って怒ってる表情が。

マリーが、ポーラに「あんたたちは兄弟じゃない」って言ってるところを立ち聞きしたトコ。

相手が女性だからかな、怒ってるんだけどもの凄い「怒り」という表現じゃなくて・・・。

けっこう難しい表情だと思うんだけど・・・。


そういえば、眉間にしわ寄せてる芝居、似合うんだったわ。


・・・なんか、宙組に行ったの、頷けるわ。


や、星にいてほしい気持ちもあったんだけど、テルの属性って、陰でしょ?

うちはどっちかというと、代々陽だからさぁ。


で、宙にも陰のイメージは、今まであまり無かったんだけど(若い組だったからね)、ゆーひちゃんが宙組のイメージを変えたと思う。


「モダンなスタイリッシュ」?なイメージ。


で、一寸大人。

ここら辺が、陰な感じ?(笑)


発足してからずっと「若い組」と言われ続けた宙組だけど、そろそろ変えなきゃねって時にゆーひちゃんが来て。


「若い」って言葉を、「今」とか「新しい」って言葉に置き換えて、スタイリッシュに「イマドキ」の格好いいを、カラーとして出してくれるといいなぁ。


新生宙組。


実は、もの凄く期待してたりするにひひ