営業であれば、直でお客様からお金を預かるので、金銭の授受に関してはかなりシビアにならざるを得ないのですけども、、。


私は営業職なので、自分から契約してもらったお客様の割合で、自分の収入が上下します。
だから、簡単にいうと、自分以外から契約されたお客様はほとんど収入には関係ないので、アフターフォローしたってクレーム対応したって、収入が下がることもなければ上がることもないので、関係ないっちゃ関係ないのです。

だがしかし、私のお客様ではなくても、私が所属する会社のお客様は、お客様はお客様。

例えば毎月の請求額が1円でも多くても少なくても大問題。

その原因が私ではなくても、私のお客様ではなくても、その場に遭遇すれば平謝り。

私が窓口となり即時対応です。

たったの1円なのに!?
でも、それは私のお金ではないから。お客様から預かったお金なので
「たったの1円、10円、20円くらいで~」
何て口がさけても言いません。

だって、お客様、、いや、他人のお金なので、私が“たったの”何て言える立場にないのですから。


ましてやボランティアで回収しているお金。

運営側は“信用”を元に会員からお金を集めているので、その運用先を間違ってはならないし、不実に使われることがないよう、厳正に管理しなければならない。

もしできなければ、組織としては崩壊するし、もちろん運営側は会員の方から訴えられかねないのです。

そう、運営する責任者になった時点で、会費=預り金という意識でいるようになるので、20円30円でも大切にする、というのが基本の基本。

当たり前。

会員の方から、それくらいの金額なんて気にしないわ~なんて言われても、

「いえ、会員の方から預かった貴重なお金ですから、私たちはむしろ、その20円30円を大切にしています。」

と言えるか否か。言っているか否か。

これが運営側の信用というものかもしれません。

組織に所属するとき、その団体にお金を支払うとき、このくらいのことを分かって言っているかどうか、が、信用するしないの判断基準になるでしょうね。

大きなお金は大事。

みんな大きなお金は大事。

それと同じくらい、ちいさなお金を大事にできるひとでありたい。



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