パステルカラーってどんな色？実はあまり知られていないんです。

こんにちは

パーソナルカラー担当

きのここと松田薫です

梅雨の晴れ間って
心も晴れ晴れしますね

紫陽花もとってもキレイ

パーソナルカラー診断の
SUMMER/サマータイプの得意なトーンは
こんな紫陽花の色。
太陽燦々の真夏！ではなくて
まさに今の初夏のシーズンカラーです

この少し白くくすんだ色、
これを「パステルカラー」と呼びますが・・・。

「パステルカラー」
と聞いてどんな色を
思い浮かべますか？？

色って小さい頃から身近にあるので
なんとなく曖昧に認識して
そのままなことが結構あります。

お客様や生徒さんと話をしていて
曖昧に認識されていることが多く
確かに私も色の勉強をする前は
はっきり認識してなかったかも・・・
という「パステルカラー」の色。

改めて聞いてみると・・・
「ん？なんだか明るい感じの色」
みたいな

？？感じだったり？？
と、捉えられてたりします。笑

今日はこの季節の代表カラー
「パステルカラー」を見分けるお話です。

パステルカラー(Pastel Color)とは、色の種類で、パステルに使われるような中間色。原色（赤・青・黄・緑等）のような明確な色合いではなく、桜色や藤色のように白色が混ざったような淡い色彩をさす。パステル自体は、原色を表現できるが、パステル独自の表現として、淡い中間色が用いられたため、この名が付いたと考えられる。

パステルカラー - Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/パステルカラー

その名の通り、
「パステル」に使われるような
少し白みを感じる
柔らかく、淡い色が「パステルカラー」。

「パステル」とは
粉末の顔料を固めた画材で
キャンバスの紙のザラつきによって
白い部分が見えたりして
フンワリとした柔らかいタッチで
描ける画材です。

パステルカラーは
このふんわりした「粉っぽさ」が特徴。
SUMMERの色が似合う人は
前回記事の
ナチュラルメイクの仕上げ方で
いうところの「マット」感が得意なタイプです。
この粉っぽい色が得意だけに
仕上げもマシュマロのような
ふんわりとした肌が似合います。

パステルカラーは、他にも
「ペールカラー」とも
「ティントカラー」とも
呼ぶことがあります。

しかしこの呼び名。
これは、それぞれが
異なったジャンルでの
カテゴリーで使われるもの。
なので
同じ色を指す場合もあれば
異なる色だったりする場合もあります。

パステルカラー≠ティントカラー≠ペール

と全部イコールではないのが、
色をややこしくさせるところです。

ティントカラーは
色彩用語では
「明清色」といって、
純色に白を混ぜた色全体を意味し
ビビットに近い色（ブライトやライトカラー）も
含むのでより幅の広い色を指しています。
↓これもティント。でもパステルじゃありません。

photo credit:Jonas Tana

対して、ペールカラーは
「淡い色」「薄い色」「浅い色」
を呼びます。
ファッション業界では
「ペール」「パステル」を
同じ感じで使っています。

でも厳密に言うと、
ペールカラーは
パステルカラーよりも
もっと淡く、氷のように冷たい
「シャーベットカラー」
「アイシーカラー」と呼ばれるような
色の方が近いです。