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====      税理士法人井村アンドパートナーズ提供     ====
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====      中小企業・中堅企業のための経営情報     ====
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====        第267号 2014年7月31日 発行         ====

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■□ INDEX ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥


   ・お知らせ
    
   ・ご挨拶

   ◆今週の税務・財務会計・経営情報
   ・会社を傾ける原因を探れ! その3:社長編

◆今週の労務情報
   ・コーチングの要素(2)
   

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□お知らせ--------------------------------------------------------------

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□ご挨拶----------------------------------------------------------------

皆様こんにちは!
お昼休みにお邪魔します!
税理士法人 井村アンドパートナーズの久良木です!


私共のメールマガジン【info-chuou@imura-zeirisi.com】では、税務会計、
人事労務、ベンチャーサポート、ファイナンシャルプランなど税理士法人井村
アンドパートナーズグループ各部門の専門家が中小企業経営者のみなさん向け
に最新のニュースを提供します!

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★┃◆今週の税務・財務会計・経営情報
━┛ 会社を傾ける原因を探れ! その3:社長編


今月は「会社を傾ける原因を探れ!」と題しまして、様々な観点から、会社を
傾ける危険因子をご紹介して参りました!


そして今週は社長編として、社長の観点から会社の危険な兆候をみていきたい
思います!


■会社の危険な兆候は、こんなところに現れる!

3.社長の言動に現れる危険な兆候

良くも悪くも会社の風土というものは、その組織の中でもっとも影響力のある
社長の日頃の言動によって形成されるものです。


それゆえ、「社長が変われば会社も変わる」と言われるわけですが、だからと
いって、社長の首を簡単にすげ替えることはできませんので、まずは社長自ら
の言動を振り返ってみて、見直すべきところは見直す、というところから始め
られてはいかがでしょう。


・なんでもかんでも「他責」にして、自分は悪くないと思っている


業績不振の原因は、「社員の能力が低いから」「取引先からムリな値引きを強
要されたから」「景気が悪いから」等々。


良くない状況に陥ったときに、それらをすべて他人や周囲の状況のせいにする
ことを「他責」と言い、依存心と自尊心の強いトップによく見られる言動です。


責任を押し付けた本人は気分が楽になるかも知れませんが、押し付けられた方
はたまったものではありませんし、そもそも問題の解決にはなりません。


もしも会社が倒産してしまった時、保証している債務をすべて背負うことにな
るのですから、「この難局は、自分の力で乗り切ってやる」ぐらいの気概が欲
しいものです。


そうすれば、他人のせいになどしてはいられないでしょう。


・ワンマン経営
・片腕となる人材が居ない
・人の話を聞かない
・耳の痛い話をする人を排斥する
・取り巻きはイエスマンばかり


これらは、社長が組織内で孤立するパターンです。


社長のビジョンや目標を達成するためには、社員を含む多くの利害関係者の協力
が必要不可欠ですので、日頃から充分かつ円滑なコミュニケーションがとれるよ
う、意識することが大切です。


・思いつきで新しい事業に手を出す
・事業とは関係のない公職などで忙しい
・時間にルーズで不在がち


社長が2代目、3代目などの後継者で、自社の事業に対して思い入れがなく関心
が薄かったり、自身の経営手腕に自信がなかったりして、現実逃避してしまって
いるケースです。


いずれにしても、無責任な社長であるといえます。


これでは、いずれ社員も取引先も離れていってしまいます。


・同族役員間の仲が悪い

会長(父)と社長(息子)、専務(長男)と常務(次男)など、同族役員間の仲
が悪い会社は、社員がどちらを向いて仕事をすればよいか分からず、非常に混乱
してしまいます。


これもコミュニケーション不全の一種です。


照れや甘えなどがあり、難しい面はあるかもしれませんが、会社を良くしたいと
いう思いは一緒のはずです。


腹を割って、トコトン話し合うことをおすすめします。


■トップとして常に心がけておくべきこと

会社にとって利益は「目的」ではなく「結果」です。


しばしば、利益は「目的」と勘違いされることがありますが、利益が「目的化」
してしまうと、食品業界の産地偽装や消費期限改ざん、自動車メーカーのリコー
ル隠し、手抜き工事により傾いた住宅、原発事故等々、利益さえ上げれば何をし
ても許されることになってしまいます。


あくまでも利益は、よい経営を行った「結果」得られるものであるという認識が
大切です。


よい経営を行うことができれば、その結果である利益は、相応に大きなものとな
るでしょうし、よい経営ができなければ、その代償として赤字を余儀なくされる
こともあるのです。


そういう意味から、利益とは、どの程度よい経営ができたかを測る指標という見
方もできます。


そして、よい結果を導くためには、よい経営ができているかどうか、常日頃から
チェックすることが大切です。


自らチェックしてもよいですし、時には社員や外部の第三者に評価してもらって
もよいでしょう。


いずれにしても、よい経営ができているかを測るための「ものさし」を持つこと
が重要です。


それらが、経営理念や行動規範といった形ですべての社員に浸透すれば、きっと
素晴らしい会社になるでしょう。




税理士法人 井村アンドパートナーズ 久良木
TEL:092-726-2748  
Mail:r.kyuragi.imuragroup@gmail.com


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★┃◆今週の労務情報
━┛ コーチングの要素(2)


こんにちは!

引き続き今月も「コーチングの要素」という観点から、コーチング
についてご紹介させていただきます!


 前回、コミュニケーションをうまく行うには、相手の話しをよく
聞くことが大切だというお話をしました。


今回は、もう少し、「聞く」ということについて、掘り下げてみま
しょう。


皆さんは、人の話を聞くという作業そのものについてどう思います
か。


どういうときに、話を聞こうと思えるか。どういうときにもう話を
聞きたくないと思うか。


人間は、もともと人の話を基本的に信用しないようにできています。


他人の話しに対して防御機能が自然と働くのです。


見ず知らずの人の話を鵜呑みにする人はまずいないことを考えれば、
当然の機能ということになります。


ということは、その防御機能をできるだけ取り除いて、相手に情報
を伝えていくということも、コミュニケーションの中で非常に重要
になっていくのです。


防御機能は、人と人との信頼関係に反比例しながら、取り除かれて
いくものです。


相手とどれだけ信頼関係を築いているかがポイントになってくるわけ
ですが、これを無理やりこじ開けて防御機能を取り除こうとすると、
そこに亀裂が生じることになります。


でも、これはよく見かけることです。

例えば、上下関係。人は安易な方法を選択しますから、上下関係
にあると、その関係を使ってこじ開けようとつい考えてしまうもの
です。


上の立場にいる人が、無理やり防御機能をこじ開けて情報を伝える。


表面上は、同意を得ているように見えますが、心の中では、必ず防御
機能が働いているのです。


そのような状態にあるときに、無理やり情報を渡したり、教え込んだ
りしても、その情報を元にした行動にはなかなか移ることができませ
ん。


「部下がなかなか動いてくれないんだよな」という言葉、耳にするこ
とがよくありますね。


たとえ、行動に移ったとしても、受身的であり、犠牲的な気持ちにな
りますので当然非常に効率の悪いことになってしまいます。


また、その状態が長く続くと亀裂が表面化してくるのです。学級崩壊
やその他の様々な問題に少なからずこの無理強いが影響しているよう
に思われます。


信頼関係をまずはきちんと築くということが、コミュニケーションを
うまく行うだけでなく、ビジネスにおける業績アップや様々な社会問
題の解決の糸口になるのではないでしょうか。




さて、今回のメルマガの情報はお役に立ちましたでしょうか?


ここで報告です。
大変急で申し訳ありませんが、今回のお届けいたしました分で、
当メルマガを一時休刊とさせていただきますことになりました。


平成23年12月12日から約2年半、毎週2回のメルマガを発刊して
参りましたが、その間ご購読いただきましてありがとうございました。


当メルマガは今回をもちまして休刊となりますが、これからは無料セミ
ナーに絞込み、そちらでこれまで以上の積極的な情報発信を行って参り
ます。


なおセミナー情報は、適宜弊社ホームページのトップに掲載しておりま
すのでご確認いただきますよう宜しくお願いいたします。


今後とも税理士法人井村アンドパートナーズをよろしくお願いいたします。




◆◇次回の配信予定◆◇
 2014年8月4日(月)12時頃配信予定です!
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