3月25日号の日経コンストラクション、特集は土木のM&Aだ。早い話が企業が統合されていくのを特集したものだ。デビッド・アトキンソンさんの『新生産性立国論』や『日本人の勝算」に書いてあった日本において生産性(国なら一人当たりのGDP、会社なら一人当たりの粗利)を高めるためには企業が大きくなる方が生産性が高まると言うことだ。つまり1つの会社の中にいる社員が多いほど生産性が高いというのがアトキンソンさんの本にはデータで示されている。1つの会社の社員数が多いほど、粗利(売り上げから他社に支払う金額を引いたもの)の社員一人当たりの金額が大きくなるということだ。
この日経コンストラクションを読んでいると他の地域の企業どうしの統合や自社にない技術を持った会社との統合によって結果的に生産性が高まると言うことを狙っているように思える。この特集の最初に書いてある戸田建設と福島市の佐藤工業の統合はまさにアトキンソンさんの言ってることをそのまま先を見て実践したような事例だ。次の世代その次の世代も考えて自社を存続させるにはどうすればいいか、現時点では跡継ぎがいるかいないかと言うようなことがクローズアップされているような印象もあ るが、もっと企業の生産性を高めそして企業の価値を高めて企業の存続を図っていくということに焦点が合わされてもいいと思う。