人間全体として生きることだ。…狭い家族システムや交友関係などで自分を狭めないで、会うことがないような人とも一体になるような生き方をして行くのが大事だ。
感情的にぶつかりあったんじゃダメなんだ。たった一人の相手でもそれが世界だと思って世界を相手にぶつかると思えばいい。その気持ちでぶつかりあえば、絶対に喧嘩にはならない。逆に自分が広がってくる。
みんなと喧嘩するんじゃなくて、みんなの運命を背負ったつもりで、孤独に自分を貫くことだね。絶対に妥協しないで、でも人と争うんじゃなく、ニッコリ笑っていればいい。そうすれば、いつか相手にキミ自身の純粋さがわかってくる。そして相手が自分も彼みたいな純粋さをもてればいいなと、思いはじめるものなんだ。相手に伝わらなくていいんたどと思って純粋さをつらぬけば、逆にその純粋さはつたわるものなんだよ。
いちばん大切なことは、自分の敵は自分だということ。それを知るべきだ。自分のスジをつらぬくことは、自分自身といかに戦い、勝つかってことだ。自分に妥協したり、自分をごまかす、つまり自分を大事にしちゃって殺さない。他人を蹴落とすなんてことはいちばん卑しい生き方だ。
挑戦する。勝利者でありたいと激しく熱望する。しかしその勝利のために、ひとりの敗北者も生まれない勝利だ。ちょっと異様に聞こえるかもしれないが、自分が勝つために敗れたものがいるなんて、私には、不潔が気がする。わかるかい?挑むというのは自分の誇りであって相手の問題じゃないんだよ。
ぼくの場合は、つねに相手を生かそうとして発言している。相手をやっつけようとかダメにしてしまおうとして攻撃したことはない。そんなことは微塵も思ったことがないよ。相手をそのようにして守り、また同時に自分自身を試す攻撃、デリカシーのある攻撃をしているつもりだ。人間は積極的に生きてゆこうとすれば、猛烈なデリカシーがなければならないんだ。
(岡本太郎、自分の運命に楯を突け、青春出版社)
自分にとって暮らし方のバイブルのような本。ときどき、読みなおそう。
自分の運命に楯を突け (青春文庫)/岡本 太郎

¥756
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感情的にぶつかりあったんじゃダメなんだ。たった一人の相手でもそれが世界だと思って世界を相手にぶつかると思えばいい。その気持ちでぶつかりあえば、絶対に喧嘩にはならない。逆に自分が広がってくる。
みんなと喧嘩するんじゃなくて、みんなの運命を背負ったつもりで、孤独に自分を貫くことだね。絶対に妥協しないで、でも人と争うんじゃなく、ニッコリ笑っていればいい。そうすれば、いつか相手にキミ自身の純粋さがわかってくる。そして相手が自分も彼みたいな純粋さをもてればいいなと、思いはじめるものなんだ。相手に伝わらなくていいんたどと思って純粋さをつらぬけば、逆にその純粋さはつたわるものなんだよ。
いちばん大切なことは、自分の敵は自分だということ。それを知るべきだ。自分のスジをつらぬくことは、自分自身といかに戦い、勝つかってことだ。自分に妥協したり、自分をごまかす、つまり自分を大事にしちゃって殺さない。他人を蹴落とすなんてことはいちばん卑しい生き方だ。
挑戦する。勝利者でありたいと激しく熱望する。しかしその勝利のために、ひとりの敗北者も生まれない勝利だ。ちょっと異様に聞こえるかもしれないが、自分が勝つために敗れたものがいるなんて、私には、不潔が気がする。わかるかい?挑むというのは自分の誇りであって相手の問題じゃないんだよ。
ぼくの場合は、つねに相手を生かそうとして発言している。相手をやっつけようとかダメにしてしまおうとして攻撃したことはない。そんなことは微塵も思ったことがないよ。相手をそのようにして守り、また同時に自分自身を試す攻撃、デリカシーのある攻撃をしているつもりだ。人間は積極的に生きてゆこうとすれば、猛烈なデリカシーがなければならないんだ。
(岡本太郎、自分の運命に楯を突け、青春出版社)
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