えんげきはいきるちから

えんげきはいきるちから

沖縄初・生まれたばかりの子ども専門の演劇教室「こどものためのドラマスクール」が、子どもたちと一緒に育っていく様子を綴ります。

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今日は学校の行事の都合で、ふたりレッスン!

ということがわかっていたため、

プレレッスン以来の「台本」にがっつり挑戦。

 

とはいえ、「たくさん覚えてたくさんしゃべる」方ではなく

「言葉は最小限で、その行間を読む」方の。

 

このふたりが、いわゆる“行間”をどんな風に読むのか、

楽しみにしながら前の晩に書きました。

 

まず、読む。

「いつ、どこで、だれが、なぜ、なにをしている」

をはっきりさせていきます。

台本には、はっきり書かれていることと、書かれていないことがあります。

そこで、

 

①事実として書かれていること

 

②そこからとうぜん、推測されること

 

そして

 

③さらにそこから推察されること

 

にわけて考えていきます。

 

まずはレクチャー。

(超真剣…!)

 

そしてディスカッション。

 

特に③は、答えが一つではないので、

他人が書いた台本を演じたり、演出したりするときは、みんな

そりゃもうたくさん、たくさんたくさんたくさ-----ん考えます。

 

「うーん…どうなんだろう…」

 

故・蜷川幸雄さんは昔「200通り考えるんだ」と言ってました。

うん。それくらい、いろんな可能性があるってことです。

 

とくにこれは、練習用の台本なので、

この会話の前にどんなことがあったかは、わざとぼかしてあります。

 

そのぶん、無数の可能性があります。

それを、ストレートに考えてみたり、違う方向から考えてみたり、

消去法で的をしぼっていったりします。

(☝︎20の扉がこのへんに関係してきます。)

 

台本を読むって、まるでパズルみたい。

または、推理みたい。です。

 

さーて、やってみましょうか。

 

1回目。

 

セットの中で、自分が読み解いた設定だったら、

自分はどこにいたいか…立っていたいのか、座っていたいのか。

 

どこからどう歩いてきて、どこで立ち止まるのか。

 

それによって、自分の気持ちも変わるし、相手の気持ちも変わってきます。

 

動きながら、感じて、発見していきます。

 

からの、2回目。

お。だいぶ変わりました。なるほどね。そうきたか。

 

ちょっと気まずい雰囲気の場面なので、

ふたりとも超シリアスです。

 

 

ふたりとも、よく本を読んだり、文章を書いたりすることもあって、

例の「行間」や、言葉や行動の表と裏の違いにも敏感。

 

しかし、集中して1回やったあとは、

こんな感じ(笑)

 

まぁ、オーディションで渡されるセリフは、

今日の台本みたいに書かれてない部分も多かったりするので、

 

そこを自分で想像して、広げて、演じていくこと。

 

が大事になってきます。
 

そこで、この台本、休みの2人も入れて、またやりますよ宣言。

次は、役を交代してみたい!のリクエストも。

役が変わるとまた違った景色が見えてくるからね。

 

組み合わせによっては、

コミカルになったり、とても悲しいシーンになったり、

いろいろと変化しそうです。

 

楽しみです!

 

 

さて、次のレッスンは12月23日、

場所は変わってディーコクサイプラス(モデル事務所ディネアンドインディーのスタジオ)

 

体験・見学・受講のお申し込みを絶賛受付中です。

(特に女の子、大歓迎です!!)

演技や表現に興味のある小・中学生の方、

またはお子さんに体験させてみたい、という方

info@kodomo-drama.okinawa

まで、お気軽にお問い合わせください。

お待ちしてます♪

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