10月からスタートした「シアタースポーツ」
これは、「演劇をスポーツのように楽しもう」という
まったく新しい演劇のスタイルです。

いろんな方が参加してくれました。

下は、小学校2年生
上は、50歳くらい。

まさに「老若男女」。
小学生、中学生、高校生、社会人など。
一人だけ昔演劇をやっていたという方で、
その他は演劇自体が始めての方ばかり。

そして、ほとんどの方が、
「シアタースポーツって何か知らないけど、面白そうだから来てみた。」
とのこと。

ウチの参加者の特徴なのですが、
「分からないけど、好奇心の赴くまま、とにかくやってみる」
という方が多い。

「思い立ったら、即行動」
これを続けていれば、自分の向かいたい方向、
なりたい自分に近づけていけると思うんです。

そして、このシアタースポーツも、
ただ演劇を楽しむだけではなく、
演劇を通じて、日常生活に役立つマインドを手に入れられるんです。
「思い立ったら、即行動」
それはそのうちの一つ。


今回はスタート時ということで、お互い初対面の方がほとんど。
始めは、簡単なコミュニケーションゲームからスタート。


人間バスケット

一人だけイスがなく、他の人はイスに座ります。
「朝ごはん食べてきた人ー」とか
自分に当てはまることを言って、
当てはまる人はイスから移動して
そのすきにイスに座るゲーム。

実はこれが自己紹介の代わりになっています。
シアタースポーツでは、自己紹介をしません。
普段の自分の肩書きから離れて、自由になるためです。

2ドット

この絵は、参加者全員で描きました。
どうやって書いたか分かりますか?


2つの点を打ち、それを目にします。
ひとふでづつ描いて、次の人に回します。
文字も一文字づつ足していきます。
そうしてできたのがこの絵です。

シアタースポーツでは、演劇をするといっても
面白いことを無理にひねり出すということはしません。
その人が、その人らしくあることを大切にします。
そして、そんなありのままのアイディアが交わることで
新しい、楽しいものが生まれるのです。


こんなふうにゲームをしながら、一つづつ気づいていきます。
そして最後には、お芝居ができてしまっています。


エモーショナルリプレイ

はじめに短いシーンを作ります。

そしてこんなメニューを観客にくばります。


さっき作ったシーンを、この中から感情を一つ選んで味付けします。
セリフは全く同じですが、注文の入った感情で再現するのです。

「ありがとう」というセリフ
喜びをこめた場合。
怒っているけど「ありがとう」という場合
恥ずかしいけど「ありがとう」という場合

同じセリフでもいろんな気持を込めることができます。
これが演劇をやる時の一つの醍醐味ですね。

そしてこれは日常でも、そのまま生かせます。

人は言葉の意味ではなく、どんな気持が流れているかを捉えて判断します。
どんな気持を込めているか。

「おはよう」
「今日も一日がんばろう」と思いながら?
「決まりだから挨拶しておこう」と思いながら?
それは相手に全部伝わってます。



そんな感じで終了しました。
最後には全員でお芝居をすることもできました。

シアタースポーツのいいところは
全く演劇をやったことがない人でも
最後にはお芝居ができてしまっているところ
しかも、苦しむことなく楽しみながらいつの間にか。

社会生活を送っていると、
感情を表に出すことができないことが多くあります。

怒っていても笑わなければならなかったり。
特に男性に多いのは、「男は強くなければならない。」と言われて育ち
弱い気持を解消できていなかったり。

感情を解消せずに押さえ込むと、その感情はどんどん積み重なり
いつか爆発します。

週に一度、このような場で、感情を開放しておくと、
感情のバランスが取れます。
そしてまた次の週から元気に社会生活が送れるのです。
そんな、自分を自由に解放し、自分を取り戻せる場にしたいです。

一人でも多くの方に、このシアタースポーツを知ってもらい
楽しんでいただきたいと思っています。
何度参加してもインプロは味がありますね。
はじめの見知らぬ人との何とも言えない
緊張の空気。
笑いによりその緊張の張り詰めた空気が
ほどけていく感覚。
ほどけてからは一気に距離感が縮まる感じは
いつも温かさと安心感を感じます。

皆で見えない浜辺の風景を作り上げていくインプロでは
他人の意見、感覚、を想像力働かせ描いていく面白さを
体験しました。
また皆で目には見えないけれど1つのものを作り上げる達成感みたいなものも感じました。
これは日常使えるなと感心しました。

ゆきさん♀



お腹を抱えて笑えた~
今日インプロ行ってよかった!!
インプロって面白いね。

小学校4年レオくん♂



初めてインプロをして楽しかったです。
また行きます。

匿名さん♀



劇に興味があるので面白かったです。
難しいですね。それも楽しくできましたよ。

匿名さん♀



何度も経験していても楽しめます。
即興が意味している気持ちの出方を味わえますね。
楽しかったです。

おのりんさん♂
シアタースポーツについて、早速ご質問をいただきました。

「これを学ぶとなにが得られるの?!」

そうですね。
楽しく演劇やりました。終わり。

では、受けてもしょうがないですね。


シアタースポーツをやることで、日常生活にこんな変化が起こります。


1.日常の舞台で実力が発揮できます。

日常の舞台?
面接、プレゼン、お客様との商談・・・などが、あなたの日常の舞台です。
インプロ(即興演劇)をやっているうちに、即興対応力がつき、
本番で緊張せず、自分の力を充分に発揮することができるようになります。


2.普段のコミュニケーションが円滑になります。

インプロは元々、舞台上でコミュニケーションが取れない即興役者の矯正の為に
作られたものです。
インプロを楽しんでいるうちに、コミュニケーション力が自然についていきます。


3.行動力が付きます。

即興演劇は即座にセリフを話すのですが、
これは「頭脳だけを使って上手いことを言う」というより、
「イメージしたことや感じたことを、即、体で体現する」
ということをしています。
舞台上でこの訓練を続けていると、
日常でもイメージしたことを即行動に移せるようになってきます。


4.感情開放でストレス発散

社会生活では感情を抑えることが多々あります。
「怒り」や「恐怖」という感情を抑えて、クレーム対応をしたり。
また、特に男性は「強くなくてはならない。泣いてはならない。」と育てられ、
ネガティブな感情を閉じ込めたり。

感情を閉じ込めたままにしていると、感情のバランスが崩れたり、
感性が鈍ったり、感情表現が乏しくなったりしてしまいます。

抑えた感情を開放することで、ストレスが発散され、
心のバランスを取ることができます。


5.運動不足解消

適度に体を動かし、大きな声を出すことで、運動不足の解消にもなります。



インプロのレッスンはこのような効果があるので
企業研修や教育にも取り入れられているんですよ。


他にもご質問があれば、ぜひ聞かせてくださいね。

★ 詳細 ★

レッスン

【クラス】土曜昼クラス、日曜昼クラス
【日程】 各曜日 月3回開催。
【時間】 13:00~17:00
【会場】 渋谷区内の施設。
【料金】 会費制 月8,888円  学割 月7,777円
     (レッスン代、公演の会場代、運営代を含む)
     レッスンは月に何回出席しても料金は同じです。
     その他の出費は0円。
     チケットノルマ 無し
【講師】 仲野雄一 カニクラブから特別講師を予定
【発表会】一回目 1月27,28日

レッスンと発表会は、一般の方でも楽しく分かりやすいワークショップ、
そして自由に表現できる公演として定評のある
インプロ団体「即興カニクラブ」さんに全面的にご協力いただいております。

体験レッスン
日程 11月 4日(土)13:00~14:30
    11月 5日(日)13:00~14:30
    11月18日(土)13:00~14:30

    11月19日(日)13:00~14:30
    11月25日(土)13:00~14:30

    11月26日(日)13:00~14:30
会費 一回 1500円 学生:1000円

お申し込みはこちら

携帯からご覧の方は、お名前、住所、電話番号、メールアドレス、ご希望のクラスを明記の上

info@impronetwork.co.jp にご連絡ください。

企画:東京インプロランド
主催:カニクラブ
運営:特定非営利活動法人夢広場