spread:0:2また箱は新しくなる。綺麗に並んだ煙たちがまた立ち昇る。「かわいいから」と君は言いまた私の頭を撫でて、遠くへと消えた。艶やかな夜と、あなたのその指はふわりと薫りを匂わせ、鼻を掠め、深くへと潜っていく。あなたと撮った写真がまだ名残惜しそうにフォルダの中であなたの更新を待ち望む。あなたはきっと僕を見て、「次に行け」と呟くだろう。僕が前に進めないのも知らずに。