「1月出張で大阪に行くよ、会おうね
ホテルはダブルルームを取っておくから」
と、年明けにまたLINEを受信した
「次会ったら必ず告白しよう」
そう心に決め高鳴る胸を摩りながら当日を迎えた。
終電でミナミの街へと繰り出すと、
引っ掛け橋にはキャッチがごまんと溢れている。
Rさんは仕事がとても忙しく、終業する時間は日によってバラバラ。
日を跨ぐこともざらにある。
カフェで時間になるまで待っていると
「遅くなってごめんね、
今からホテルに戻るから気を付けてきてね」とLINEを受信した。
夜の欲望達の波を潜り抜けRさんの泊まるホテルへと向かった。
久しぶりだねからのソフトなキス
早くも私はRさんに押し倒された
「ちょっと待ってください……その前に言うことが……」
「ん、何って?」
「私、好きなんです」
「何を好きって?」
「……あの、、、Rさんの事が、好きです」
「苦労かけると思うよ」
「それは覚悟しています」
「…俺も魅知ちゃんの事が好きだよ、やっと言ってくれたね」
蕩けるキス、髪に絡める指、開ける服、密着する身体
互いの愛撫で止めどなく溢れ出る愛液、
0.01mmの壁などは無く私の中に入るRさん
粘膜と粘膜の擦り合わせ、
前、後ろ、横、あらゆる角度から
硬くそそり立つ陰茎を子宮で感じ、
私はRさんの身体に溺れた。
絶頂に達し私の身体に降り注がれる白濁液、
極上の恍惚感と極上の幸福感に襲われた。
「セックスしちゃいましたね、
幸せです、好きです、愛しています」
そう言ってピロートークを繰り広げ
ベッドの中で抱きしめ合いながら眠りについた。
朝起きて10時チェックアウト。
軽くキスをしてホテルを後にした。
Rさんが管理をするバンドのファンなのに良いのだろうか、
私以外にも彼女がいるかもしれない、
地方の都合の良い女かもしれない、
また会えない日が続いてしまう、
けれど、この人の為ならいくらでも待てるし
とにかくRさんのことを信じようと心に決めた。
そして付き合っているはずなのに
報われない10年が遂に始まった。