(発行/宝島社)


小手鞠るいに続き、最近読んでいる作家さん。

偶然借りた『ごめん』という小説で興味を持ち、二冊目でどーんキタコレ。

(ちなみに、『ごめん』の中の“天国の蠅”という話でズプリとやられた。)

タイトルの小説は、犬に関わるお話。

一頁目から涙。

何かもう、分かっちゃってんだけど、涙を禁じ得ない。



そうそう、犬ってそうなの、人間が好きなんだよね。

でも人間は、勝手だから、自分本位に考えてしまう。

でも犬は、待っていてくれる。

忘れてくれる。
許してくれる。
慕ってくれる。



…感情移入?
バリバリです(笑)

でもそれでもいいんじゃないかな、って思う本。