お茶のお稽古
春を待つ
お茶室のようですが
お庭には
レンギョウの花
命が芽吹く春を
告げています
本日は
「関」のお軸
社中の先輩が
お一人
遠方に転居なさいます
また
もうお一方の先輩が
お仕事を始められ
お稽古が
なかなか
ご一緒できなくなりそう
皆様
新しい門出を
お迎えに
なられます
人それぞれの
人生の節目
お教室としても
一つの節目
更に
絆を深め
仲良く
お稽古して参りましょう
と
このお軸を
掛けてくださいました
そして
本日は
2/22で「猫の日」
にちなみ
「猫柳」
ふわふわで可愛らしいこと
到着して
すぐ
大津袋のお点前で
お濃茶のお稽古
いつもは
先生が
先にお点前をしてくださいますが
そろそろ
卒業と...
復習しておいて
良かったぁ〜〜
緊張しましたが
とても
勉強になりました
そして
長緒の割り稽古を
していただきながら...
少しずつ
お稽古して
参りましょう〜〜
その後
初「馬上杯」のお点前
まずは
先生と
先輩のお点前を
拝見させていただきました
そして
初体験の「馬上杯」
お薄のお稽古
「馬上杯」は
馬に乗ったままでお酒を飲む時に
飲みやすい形で
中国内陸/モンゴルの
騎馬民族から伝わったと
されるものだそうです
高台を片手でつかんで飲み
中には紐を通す穴が
開いているものもあり
腰などにぶら下げて
馬に乗ったのではと
言われています
茶道では
その形の面白さで
茶碗として使われたようですが
馬上で飲んだという来歴によって
2月の初午の頃
(2月最初の午(うま)の日)
馬つながりで
趣向として使われるそうです
お茶碗の扱いが
その形から
独特でした
そういえば
「馬といえば」
最近
乗馬しておりませず
また、行きたいなぁ〜
四月に行こう〜〜
と
思っていた矢先の
「馬上杯」のお稽古
なんとも
不思議
全て
思いが
つながっているようでした
ご銘
濃茶 「和敬」
薄茶 「東風」
「東風」といえば
東風吹かば
匂いおこせよ
梅の花
主なしとて
春な忘れそ
春の東風が吹くようになったら
花を咲かせて
香りを届けておくれ
梅の花よ
私(菅公)がいなくても
春を忘れないでいておくれ
この短歌は菅原道真(菅公)がうたった有名な歌彼はもともと低い身分でしたが学問に優れていたため右大臣にまで出世しました当時の左大臣の藤原時平から妬まれあらぬ罪で大宰府に左遷されその時に梅が大好きだった菅公が京都の紅梅殿の梅に向けて詠んだ歌菅原道真公をお祭りした神社である大宰府の天満宮には現在も梅の木があり飛梅伝説梅の木が飛来して その場所に根づいたという伝説 として残っているそうですお茶は 学ぶことがたくさんあって とても刺激的です 少しずつ 精進して参ります |