お茶のお稽古へ

{0DD2E065-8DE3-47DF-91C5-DDEAA7938FFC}


樹々が色づきはじめています

{EB661610-044D-45EA-8F0C-7369CB139276}


十月最後のお稽古
中置のお点前をお勉強いたしました。


{DB4C5BB2-DD3E-4932-BB4D-E21775E2C36C}



 中置とは風炉から炉へ変わる最後の名残の時期に行う点前で、炉に変わってから水指の位置は元に戻ります。

(余談ですが、わたくし、この「名残:なごり」という言葉の響き、好きなのです)

 「火を近づける」という説明には納得感がありますが、
  「水を遠ざける」ことには前後関係がないように感じます。

 とあるサイトに
 台子には秘奥十二段という点前があり、その中の「草之草」という台子点前に、台子の中央に風炉を置くという点前があるそうです。「草之草」とは「侘びの極み」ということで、最も侘びた台子点前であるということになります。

 つまり、秋から冬に季節が移り変わりつつある旧暦十月直前は、草木が枯れ始め、一年の中で最も寂びれていく時期にあたります。そこで、「草之草」の点前を象った中置の点前をすることで、侘びを感じる。

 水指の位置が変わろうと、火を近づける、水を遠ざけるということでもなく、置き方の妙によって、「過ぎ去った夏を名残惜しんでいただく」点前という表現に、なんとも茶の道らしいと感じ入りました。

 秘奥十二段を私は学んだことがないのですが、「草之草」は皆具ではなく、取り合わせで行われるそうですから、なおさらそのように感じるのかもしれません。

お花
(イメージを添付)

秋海棠(しゅうかいどう)

{24778C7F-E9FF-469E-8348-8F148BB95CB8}

照葉  ドウダンツツジ

{90181C78-2075-427A-ADC0-D75C334D0541}

美しいですね

お茶杓のご銘
{4EC17960-936F-4E66-AF9E-DE4E5128EBF1}
お濃茶     和敬
お薄        里の秋

  お稽古では
  先生も姉弟子さんもお着物で華やか
わたくしは、まだまだ初心者、着物でのお稽古は想像できませんが...


来年は着付けのお勉強をはじめてしてみようかしら?と思う今日この頃です。


 茶の道は、
学ぶほどに奥深いと感じました。


   お点前を終え
  先生に「良く出来ました」と言っていただき、嬉しさとともに、少しずつ精進していきたいと感じました。


クローバー 茶道 クローバー