難易度 ★★★★(超難関大入試レベル)
必要科目 高校数学A・場合の数
【問題】
A~Fまでの6枚のカードがあり,そのカードにX,Yの2人がそれぞれ好きな順番に1~6までの数字をカードに書く.ただし,XとYが1枚のカードに書いた数字は,同じであっても良いものとし,Xが書いた数字とYが書いた数字はそれぞれ区別できるものとする.その後,次の①~③の施行を行う.
施行①
6枚のカードからX→Y→X→Y→X→Yの順にカードを1枚ずつ取る.このとき取るカードは残っているカードのうち,自分が書いた番号で最も若い数字のカードを取る.
施行②
お互いの3枚のカードのうち,自分が持っているカードの中から,自分が書いた数字で最も若い数字のカードを選び,相手が選んだカードと交換する.
施行③
「施行②」をN回繰り返す.
問 ①の施行後のX,Yが持っているカードはそれぞれ{A,B,C},{D,E,F}とする.①~③の施行後のX,Yが持っているカードの全組み合わせをB(N)とする.ただし,持っているカードの順番は考えないものとする.
(1) N=2のときのB(N)を求めよ.★★★(大学入試レベル)
(2) N=3のときのB(N)を求めよ.★★★☆(難関大入試レベル)
(3) B(N)=20となる最小のNを求めよ.★★★★(超難関大入試レベル)
【例】N=3のとき
X,YがA~Fに書いた番号がそれぞれ
A B C D E F
X→1 2 3 4 5 6
Y→3 2 1 6 5 4
であったとする.
施行①
上の番号からX,Yが選んだカードは
1回目 XはAを選ぶ
2回目 YはCを選ぶ
3回目 XはBを選ぶ
4回目 YはFを選ぶ
5回目 XはDを選ぶ
6回目 YはEを選ぶ
よってXはA,B,Dを持ち,YはC,E,Fを持つ.
施行②,③
上の番号から交換は次のように行われる.
X←→Y
1回目 A←→C
2回目 B←→A
3回目 A←→B
よってXはB,C,Dを持ち,YはA,E,Fを持つ.