やさしいハリネズミ(2014/フランス)

ネタバレを含む感想文になりますご了承ください。

 

 

詳しくないのでよくわからないのですが、

ストップモーション(1コマずつ撮影し繋げたもの)を用いてつくられた

ショートアニメーション。(だと思います違ったらすみません)

 

 

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ハリネズミはいいかおりに誘われて大きなリンゴをみつけます。

ひとりでおなかいっぱい食べようと、

だれにも見つからないよう木陰へ運ぶのですが

同じくかおりを嗅ぎつけたどうぶつたちがハリネズミのもとへやってきて・・

 

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主人公はハリネズミ。

まあ。。主人公といっても5分もないアニメーションなので、

冒険をしたり

恋をしたり

戦ったり

とくべつ何かをするということもなく

森でみつけたリンゴの処遇をめぐり悶々とする心情が主に描かれています。

 

結論から言うと、ハリネズミはやってきたどうぶつみんなに

リンゴをわけあたえました。

 

ウサギ、リス、ネズミ ときて 

この頭数でリンゴを割ったら、1匹あたりどれくらいの大きさになるのかと

ハリネズミがあたまの中で想像する姿がかわいくて笑えます。

 

 

4匹あつまったところで、これ以上他のどうぶつ達に見つからないように

せっせと森の奥へ運び、

平等に四等分してリンゴをたべました。

 

 

いちばんからだの小さなネズミが、最後までモグモグしていて

(それもすごーくしあわせそうな顔!)

すぐに食べ終えてしまったハリネズミはそれをみつめます。

 

みんなで一緒に食べておいしかったね

では終わらず

お腹がいっぱいにならなかったと、思わずこぼしてしまうハリネズミです。

 

それをきいた他のどうぶつ達は

にんじん、木の実やチーズをそれぞれハリネズミのところへ持ち寄り

みんなで楽しくピクニックをはじめるのでした。

 

 

まさに情けは人のためならずなお話です。

自分を犠牲にすることだけが正しいとは思いませんが、

もし、ハリネズミがリンゴを分けない選択をしていたら?

 

すこし我慢をして、他者と何かを共有しあうのか

自分で自分を満たすのか

そのどちらもそれぞれの価値観なので偉いも間違いも何もありません。

 

けれど自分だけで自分を満たすのは難しい

常に棘をたてていなければ生きていけません

まわりを傷つけ、

いずれ自分も疲れ果ててしまう。

我慢はせずともやさしい気持ちを持つのは大事なのでしょうね。

それもなかなか難しいのだけど。

 

 

リンゴでおなかいっぱいにはならなかったハリネズミも

みんなも、さいごは笑顔でよかった。

フランス語で話すどうぶつたちがとてもかわいいので是非に!

 

 

 

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