謹啓
謹賀新年、皆々様にはご健勝のことと
お喜び申し上げます。
下記よりimoこと小生「岸本祐介」(仮名)
の新疆ウイグル自治区訪問を受けた
カシュガル編の報告に移ります。
①【極寒のカシュガルによる洗礼】
→滞在初日、二日目は異例の大雪によりカシュガル滞在は困難を極めた。
→かじかむ手、感覚を失う耳、滑る地面、
視界を遮る銀世界…。
異世界に漂うことで、小生の黒い肌は
日々白く澄んでいった…。
②【アットホームで格安な優良店の数々】
→宿泊地の近くのお店が代表例
安い!うまい!従業員の方々が暖かい!
→国家方針なのか兎に角、管理社会・秘密主義の為、応対に感動して写真撮影をしようとしてもみんな逃げてしまう…。
→ウイグルならではのお店はウイグル語
しか通じない。
→カシュガルは一番マシだが、ウイグル語
しか話せない従業員や客の店が中国語
で埋め尽くされているのが、切なかった。
③【新年へのカウントダウン】
→歴代で最も歴史・民族について考えた。
→広場で新年のカウントダウンを祝う
イベント。警官が多数いる厳戒態勢。
→劇では中国当局に禁止されてるという
ウイグル式の結婚式の上演…。
ウイグル人は伝統を自身では通過できないが、劇を見て郷愁を感じていた。
→なおイベントは手短に終わり、
速やかに撤収した。
④【ウイグルの余韻】
→昔のウイグル人が作ったという「老城」は
今や中国式のライトアップを施された
観光地に。
→1番のウイグルの余韻を感じた土地は
寂れたスラム街。
⑤【唯一の現地民とのサッカー交流】
→小生の唯一最大の趣味のサッカー。
→限界都市ではサッカー場はなく、
スラム街と唯一子供とパス交換した。
⑥【悲哀を感じた男女】
→とある出会いをした男女。
→車で送迎してくれたり、食事をご馳走
してくれた。
→女性は常にワガママを聞いてもらったり、
奢ってもらっていた。
話を聞くと付き合っていないとのこと。
男性の悲しみが寒さとともにヒリヒリと
小生の肌身に刺さった。
→小生が二人に返礼で差し上げた贈り物は
男性にも届いたのだろうか…。
⑦格安タクシー
空港→ホテルまでは30元と高かったものの、
その後普段使いしていくと、相場を肌感覚
で掴み1回5元と格安!
【総括】
監視社会新疆ウイグル自治区の中で、
最も…ただ1つの快適な都市。
唯一監視も確認できず現地民と交流できた。
中国による監視や抑制は強く感じたが、
また行きたいと思ったただ1つの
新疆ウイグル自治区の都市。
それではカシュガル編を終了させて
いただきます。
謹言