魚市場は完全に年末モード
店頭は バイトの若者達が 数の子やイクラを大声で一般客に売りこみ
お偉いさん達は 奥で万札数えながら そろばん勘定
バイトの若者達は そのお偉いさんの所を 行ったり来たり…
まるで
長良川の鵜飼い
みたいだ
で
僕達 ベテラン従業員は お寿司屋さんや居酒屋さん等のお得意さんへの 正月商品の注文の発注→確保→仕分け→配達
追加 追加の注文で 依頼した総発注数は めちゃくちゃだ
見込みで いつも毎年 多めに依頼するのだが 今年は 1点(アイテム) 見落とした…
それは

『知ってる~?』

『裏から見れば…』
余計 ややこしいか?
『白みる』
と言います
熱湯で湯びきし 皮をむいて お刺身がgood
大変に美味しい… んだけれど
数が足りない


どうしよう

お得意さんに 謝って 注文の数を減らしてもらおう
ひんしゅく かいそう
白い目で見るだろうなぁ
仕方あるまい
誰か同業者さん
分けてくれないなかぁ

はあぁ

僕の重いため息は
暮れかかった
冬空に もやって
消えていった…
明日
憂鬱
だぁ
超
ネガティブ


